「喉に何か詰まっている?」40歳で突如襲った喉の違和感。基礎体温の記録で見えてきた意外な事実とは
40歳になったころ、突如として生じた喉の違和感。喉に何か詰まっているようで何度もせき払いをしたり水を飲んだりしましたが、その違和感は消えませんでした。そ …
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私と家族の関係は、娘の出産や成長と共に大きく変化してきました。一時は家庭崩壊に近い状態となっていた関係に変化が起きたのが、「娘の独立」です。離婚も覚悟するほどに悪化していた妻や娘との関係が元に戻るまでのエピソードを紹介します。
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私と妻は知人の紹介を通じて知り合い、スポーツ好きという共通の話題で距離が縮まり、知り合って数カ月で交際を始めて数年後に結婚をしました。結婚後も交際していたときと変わらず仲が良かったのですが、娘の出産をきっかけに少しずつ愛情が冷めていきました。
妻は娘を溺愛し、何をするにも子どもが最優先で夫の私のことなど後回し。娘も小さいころは私のことを大好きと言ってくれていましたが、女の子は母親のほうになつくこともあり成長と共に相手にしてくれなくなりました。妻が私に対して冷たい態度を取っていることを近くで見ていた影響もあってか、思春期を迎えたころにはあれだけ慕っていた娘からもうっとうしく思われるようになっていきました。
娘が高校生になったころには、「洗濯物は一緒に洗うな」「外で会っても声を掛けるな」と反抗期の娘によくある露骨な拒否反応も始まりました。本来なら注意すべきところなのですが、家の中では完全に2対1の状況ができ上がっているので、私の意見に誰も耳を傾けてくれません。家では誰も口を利いてくれず居場所もない、自分は何のために働いているのだろうとむなしくなりました。
家庭内で空気のような扱いをされる日々で自分の存在意義が見出せないまま、むなしい人生を歩んでいた私にある転機が訪れます。そのきっかけとは、娘が高校卒業を機に1人暮らしを始めたことです。
溺愛していた娘がいなくなったことで寂しさを感じたのか、妻のほうから話しかけてくるようになりました。急な態度の変化に最初は戸惑いましたが、育児に追われて気持ちに余裕が持てず、つらく当たっていたことを「申し訳なく思っていた」と謝罪されました。
その後は、娘が生まれてからは忙しさを理由に途絶えたお弁当も毎日作ってくれるようになるなど、新婚時代に戻ったような毎日です。
娘も大学を卒業するころには反抗期も過ぎて、私に対する態度が柔らかくなっていき、普通に話をしてくれるようになりました。たまに実家に戻ってきたときは、3人で食事をしながら笑顔で話すことができています。
妻から無視をされていたときは、自分には非がなく一方的な被害者だと思っていました。しかし、謝罪の言葉を聞いたときに仕事を理由に子育てを手伝おうとしなかったことで妻に負担をかけていたのだと気付きました。娘が生まれてから20年近く負担を背負わせたことを反省し、残りの人生は妻を幸せにすることに全力を注ぎたいと思っています。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
文/大沢 幸雄
イラスト/山口がたこ
ウーマンカレンダー/シニアカレンダー編集室
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