「頭が真っ白に」彼の求めに応えきれない私に彼が取った衝撃的な行動とは
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友人の紹介で知り合って結婚した40歳の私と5つ年下の夫。38歳のときに長男が生まれ、協力して子育てしています。子どもはとてもかわいくて「そろそろ2人目が欲しいな」と考えることも。しかし、私たち夫婦は長男が生まれてからずっとレス状態。私は仕事や子育てで疲れており、夫とそういう気分になれなかったのです。そこで私は意外な解決策を試してみることに……。
★関連記事:レスを受け入れた私たち夫婦「これでいい」と思えるワケとは【体験談】
40歳の私は5つ年下の夫と2歳の息子の3人で暮らしています。息子がとてもかわいいので、最近では「もう1人子どもが欲しい」と思うようになりました。しかし私たちは長男が生まれてから、ずっとレス状態。私は夜勤もある看護師で、自営業の夫に家事や育児を手伝ってもらうことも多く、家事の仕方の違いなどから喧嘩が絶えません。
私は仕事から帰るといつも疲れていて、倒れ込むように寝入る日々。夫婦仲はあまりよい状態ではなく、2人目が欲しいと言い出せる環境ではありませんでした。
ある日の夕方、夫が帰ってくるなり、室内に干したままの洗濯物を見て「洗濯物が乾いたらちゃんとしまってよ」とひと言。その日も私は忙しい1日を過ごし、保育園から「イヤだ、帰らない」と叫ぶ息子を抱っこし、荷物やスーパーの買い物袋を抱えて、ようやく帰り着いたところでした。
そして、買い物袋からあふれた総菜の袋を見るなり「え~? 今日もお総菜なの? ごはん作れないなら言ってよ」と夫。私が何も言えずにいると、「イヤ! お風呂入らないもん!」と暴れる息子を夫がうまく誘導してお風呂に入れました。さらに、夫は風呂上がりにサラダと味噌汁をちゃちゃっと作り、私が買ってきたお総菜のコロッケと一緒に食卓に並べてくれたのです。
その夜、息子を寝かしつけた後、夫は私に「仕事が大変なのはわかるけど、もう少し子どもや家にも気を配ってよ」と言いました。私は悔しくなり「精一杯しているつもりよ。小言ばかり言わないで」と泣きながら伝えました。夫はなんでもうまくできる人で、夫が私の立場であれば仕事も育児も家事も完璧にしたのだろう、と感じます。
夫は、「なんでそんなこと言うんだよ。俺だって一生懸命やってるだろ。疲れてるんじゃないの?」と言い、部屋を出て行ってしまいました。私は自分が家族を気づかう余裕もないほど疲れがたまっていることに気付きました。それだけではなく、何でもできる夫に劣等感を抱き、いつも小ばかにされているように感じて、夫を疎んじてしまっていたのです。
ひとり残された部屋で静かに涙を流していると、夫が戻ってきて「仕事が大変すぎるんじゃない?」と言ってくれました。看護師として若手を統括する立場になった私。仕事で予想以上のストレスを感じていたのかもしれません。
私は「これまで頑張ってきたけど、もうこれ以上は頑張れないかもしれない」と自分が限界を迎えていることに気が付きました。「仕事は辞めたくないけど、夜勤のない職場へ転職しようかな」と伝えると、夫は「いいんじゃない? ずっと大変そうだと思っていた」と言ってくれました。
それから私は自分のキャリアと2人目の子育て、どちらが大事なのかをじっくり考えました。その結果、家事も育児にも余裕がないまま過ごすことはできないと感じて、夜勤がないクリニックに転職することに。
転職後、収入は減りましたが、時間や心に余裕が持てるようになり、だんだん元気を取り戻していったのです。子どもがかんしゃくを起こしても、イヤイヤと口にしても、感情的にならずに向き合ってあげることができるように。体が元気になると、心も元気になったと感じます。
そんなある日、夫がいつも私を第一に考えてくれることに気付き、急に愛おしさを感じました。これまで余裕のない日々で失っていた感情がよみがえったようです。「いつもありがとう」と素直に伝え、スキンシップや言葉で感謝を伝えるうちに、夫婦関係も徐々に改善し、以前のように仲良く過ごせるように。
そして素直に「そろそろ2人目が欲しいな」と伝えることができました。夫からも「ずっと余裕がないんだろうなと思っていた。もう夫婦関係がよくなることはないのかもと諦めていた」と。そして「元気になってくれてうれしい」と言ってくれました。その後、自然な流れで夫婦生活は復活し、現在は妊活に励んでいるところです。
私が転職してストレスを減らし心に余裕を持てたことが、結果的に夫婦関係やレス問題の解決につながりました。私たち夫婦の問題は、時間的・精神的な余裕のなさが原因だったのです。これからも家族と穏やかに過ごせるように、心に余裕を持って暮らしていきたいです。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
イラスト/あさうえさい
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年7月)
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