- 2025.11.12
- スカッと体験談,
絶対に怒らない祖母が面接相手を見てひと言「今すぐ辞退しなさい」と告げたワケ
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創立10年を迎える企業の社長を兄に持つ私。自分でも起業しようと準備を始め、兄御用達のメインバンクに融資の相談をすることに。さっそくアポを取って兄と一緒に銀行へ向かおうとしたのですが……。
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兄がお世話になっている銀行へ向かう前。工場で作業をしていたところ、機械トラブルが発生してしまいました。待ち合わせの時間に遅れるということで、融資元の銀行に連絡を入れました。
兄の担当は支店長。長い付き合いということもあり、「時間は気にしなくても大丈夫ですから、トラブルを解決して、ゆっくりお越しください」と私にもやさしい言葉をかけてくれました。
その後、機材が再稼働したのを見届けて、兄は着替える間もなく作業着のまま会社を出て私と合流。道中、あまりにおなかが空いていたので社内で食べられる物を買おうとコンビニに寄ったのです。
レジ待ちの最中、前に並んでいた男性が「貧乏人ってさ、見た目からして貧乏じゃん」と言いながらチラッと兄を見てきたのです。横にいた同僚のような女性が「外見で判断すべきじゃないわ」となだめていましたが、「いーや、いい年をした大人がきったねー服を着ていたら、社会的ステータスの差が丸わかりだろ」と、話をやめる雰囲気はありませんでした。
私たちは、あからさまに兄の服装を見下すような視線をかわして昼食を買い、車内へ。手早く食事を済ませて銀行に急行しました。到着してすぐ窓口へ向かい、そこにいた銀行員に声をかけようとすると……。なんと、そこには先ほどあのコンビニでやたら外見にこだわっていた男性がいたのです。
男性は、支店長を呼んでほしいと頼んだ兄を上から下までねめつけた後、「あー、今支店長は忙しいんで、少し待ってもらえます?」とひと言。
そうして待つこと2時間……。支店長がなかなか来ないので、その間に何回か先ほどの男性銀行員に尋ねるも、その都度「まだですねぇ~」とあしらわれました。そして最後には、「あんたら、まだいたんすか? 貧乏人のくせに、往生際が悪い」とニヤニヤ笑いまでされたのです。
驚く私たちに対し、「作業着で来るなんてあり得ない。どうせ、生活費が足りないから融資お願いしますってクチだろ? ムリムリ、サッサと諦めて帰ったらどうですか?」と超絶失礼な発言をしてきたのです。
これには温厚な兄もさすがに立腹。それなら口座を解約すると申し出ました。銀行員は、「どうぞどうぞご勝手に」と笑いながら、本当に解約手続きをし始めました。
しばらくすると、窓口のほうが何やらザワザワ。それもそのはず、兄は融資を受ける他に十数億の資金をこの銀行に預けていたのです。
騒ぎを聞きつけた支店長が慌てて窓口にやって来て、ようやく私たちは支店長と会うことができました。こちらが支店長を待っていたように、彼もずっと私たちを待っていたのだそう。このマウンティング男が取り次がなかったことで、とんでもない事態になってしまいました。
ボケッとしている彼をはねのけて支店長が平謝りしてくれましたが、兄の怒りは収まりません。何より、人柄も良く信頼していた支店長の下にこんな非常識な部下がいたことがショックでした。
その後、いろいろ考えた結果、私たちは他行から融資を受けることに。支店長は地方に飛ばされたそうですが、本社に戻れるよう一からやり直すと、決意も新たに頑張っているのだとか。
例のトンデモ銀行員は、十数億の損失に加えて私の会社という新規顧客も獲得できず、周りから白い目で見られるようになったよう。もともとプライドが高く周りを見下したいタイプだったのでしょう、自分から退職していったそうです。
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人を見た目で判断する銀行員の態度はあり得ません。支店長も良い人ではあったものの、部下の教育不足・監督不行届きと言われてしまいそう。膨大な額の金銭をやり取りする銀行だからこそ、当然のことながら誠実な人にしっかり対応してもらいたいですよね。
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