仕事人間だった義母が一変、孫にフィーバーに!義母の突然の決断に戸惑う家族
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私は28歳での出産を機に少しずつ肩凝りを感じるように。それまで肩凝りとは関係のない人生でしたが、出産後に時々肩に不快感を感じるようになり、年齢とともにだんだん本格的な肩凝りになってしまったのです。何をやっても改善することなくひどくなる一方だったのが、薬剤師さんからもらったアドバイスによって、長年の肩凝りに終止符を打つことができました。その詳細をお伝えします。
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私は妊娠するまで、運動不足になりがちな主婦向けにエアロビクスを用いた健康体操のトレーナーをしていたこともあり肩凝りとは無縁でした。そのため、レッスンに来る生徒さんたちの肩凝りの悩みを聞いても、実のところそのつらさを理解することはできませんでした。
そんな私がなぜ産後間もなく肩凝りを感じるようになったのかは今でもわかりませんが、初めのころは肩が突っ張るような症状だったので、レッスンでも取り入れていた肩周辺の筋肉をほぐす体操をすれば治るだろうと軽く考えていました。それに朝になるとその症状も消えていたので、特に悩みというほどのことではありませんでした。
しかし、40歳になるころからは本当につらい肩凝りに襲われるようになったのです。肩に違和感を覚えるようになった出産後から、肩周辺の筋肉をほぐすなど血行を良くするような体操は自分なりにしていましたし、重労働など肩凝りを引き起こすような作業をした覚えもなく、なぜ肩凝りがひどくなったのかはわかりませんでした。
40代に入るとひどい肩凝りが3日に1度ぐらい感じるようになりました。夕方になると肩がグーンと重くなり、力が入らなくなったり頭痛を伴ったりすることも。自分としては肩凝りに効く体操やストレッチを毎日おこなうようにしていましたが、だんだんそれだけでは解決できないのだと考えるようになり、他にも良いと言われることをいろいろ試してみました。
人気の高い肩凝り用磁気ネックレスも試しましたが、私には特に肩凝りが緩和することもないまま、お守りのように肌身離さず毎日着けているだけという状態に。他にも小さな電気あんまのようなものも購入してみましたが、私には特に効果は感じられず……。また、肩凝りに良さそうな高価な枕も買いましたが、これといって症状が軽くなることはありませんでした。
そんな中でも友人のすすめで首の周りをエアーでキュッと締め付けては緩めるといったストレッチ器具は、症状が出ているときに使用すると気持ち良く少しラクになるようにも感じましたが、やはり大きな変化はありませんでした。このように、どれも私にとってはっきり変化を感じられるものではなかったのです。
私は子どものころから病院が苦手だったので、自力で肩凝りを改善する方法がないかとあがいていました。でも、何を試してもなかなか改善されないため、もう病院に行くしかないと覚悟していました。そんなときに立ち寄ったドラッグストアで相談したところ、漢方薬を試してみてはどうかと薬剤師さんにすすめられたのです。
症状の他に血圧は正常か、冷え性ではないか、運動はしているか、夜はよく眠れているか、妊娠していないか、胃腸は丈夫かなどいろいろ聞かれました。私の場合、強いて言えば胃腸があまり強いほうではなかったのでそのことを伝えたところ、薬剤師さんからすすめられたのは「桂枝加葛根湯(けいしかかっこんとう)」でした。桂枝加葛根湯は筋肉のこわばりを取り、痛みを和らげる効能があるという説明をしてもらいました。
もし2~3カ月飲んでまったく変化を感じられないときは、他の漢方薬に変えたほうが良いかも知れないと言われました。3カ月ほど1日3回食前に飲み続けると、肩凝りを感じる頻度が確実に減ってきたと自覚できるようになりました。また、肩凝りに伴う頭痛も減ったため、その後1年近く飲み続けたのです。
現在は漢方薬を飲まなくてもひどい肩凝りに襲われることはほとんどなくなりました。月に1回ぐらい軽い肩凝りを感じることがあっても、翌日には治ってしまう程度なので特に気になっていません。
私の場合は、薬剤師さんが選んでくれた漢方薬で長年の悩みだった肩凝りを解消することができてとてもラッキーでした。薬剤師さんによると、その人に合った漢方薬が見つからないと結果が思ったように出ず、諦めてしまう人もいるとのこと。
自分が肩凝りの苦しさを知らないときには、肩周りの体操をするなど血行を良い状態にすれば改善できると思い込んでいましたが、漢方薬を選んでもらったときに肩凝りの原因は人それぞれだということを知りました。そのため、ただ運動をすれば治るといった安易なことではなかったのだと、自分が肩凝りになってみて実感することができました。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/粒来 拓先生(よしかた産婦人科分院 綱島女性クリニック院長)
日本産科婦人科学会 専門医・指導医。日本女性医学学会 女性ヘルスケア認定医・指導医。日本女性心身医学会 認定医。患者一人ひとりの症状と考え方に寄り添い、サポートしている。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
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