- 2025.08.21
- スカッと体験談,
「だからオバサンは使えない」自分のミスを私に押し付ける料理長…その後、まさかの天罰が
私は、50歳になってから高級料亭の料理人見習いになった変わり者。そう思われても、大好きな料理を仕事にできることにうれしさを感じながら修行に励んでいます。 …
ウーマンカレンダー woman calendar
私は現役バリバリの54歳。主婦、母、妻、パート店員と、ひとりで4役を担っています。かれこれもう10年ほど勤めているスーパーは、地元に根付いた巨大店舗。従業員も50名を超える大手ですが、店長に認められ、売り場のリーダーを任せられています。社員もパートも皆仲が良く、働きやすい職場で楽しく仕事をしていたのですが……。
★関連記事:「中卒の義母なんて恥ずかしいから帰って!」結婚式当日、新婦の言う通りに私が帰った結果
それは、悲しいことに、店長の訃報から始まりました。まだまだ若手で社員やパートさんからの信頼も厚く、お客様からも人気だった店長が、突然他界してしまったのです。
私たちは、驚きと悲しみの渦の中で、お店が今後どうなるのか不安を抱えることに。それでも、副店長のひと声で、店長の愛した場所を閉めるまいと毎日しっかり営業することで前を向こうとしていました。
そんな矢先。バリバリのスーツを着た厚化粧の女性が開店前の朝礼にやって来たのです。
「私は、ここの元店長の妻です。主亡き今、ここをどうするか悩みましたが、急につぶしたらあなたたちも困るでしょう。これからは私が店長を務めます」
私たちはホッとして、一同顔を見合わせたのですが……。
「夫は今まで、地元に根付いたスーパーだからって年寄り相手の古臭い経営をしていたようだけど、私が店長になったからには方針を変えます。チラシの配り歩きなんてやめて、今後は若者をターゲットにSNSで情報を発信します! 写真や動画でどんどんアピールしていくのよ」と息巻いたのです。
「あの、うちの常連さんはSNSなんてほとんど見ない世代の方ばかりで……」と私が説明を試みると、それが気に障った様子。「あなた、売り場のリーダーだっていうお局パートね。決めた、あなたがSNSの担当者よ。明日から1時間に1つ投稿をしなさい。これは店長命令です」
「そんな……。急に言われても困ります。少し時間をください」と私が青ざめ、他の従業員たちの顔もくもっていくのを見て、彼女はニヤリと笑ってこう言いました。
「あっそう。店長命令が聞けないのね? 口だけ達者で使えないオバサンは給料泥棒。クビよクビ!」
これには私もカチンときました。この女性、本当にあのやさしかった店長の奥さんなのでしょうか? 頼まれてもこんな人の下では働きたくもありません。
「わかりました。では、お向かいの店に行くことにします!」
彼女は、「どうぞご自由に。うちは人件費が浮いて助かるわ。あちらさんだって、あなたみたいなオバサンは雇わないんじゃない?」と嫌みの連発でしたが、私は無言でお店のエプロンを外し、朝礼の場を後にしました。
実は向かいのスーパーのオーナーからは、これまでに何度も「うちで働いてほしい」と言われていた経緯がありました。早速、まだ雇ってもらえるか尋ねてみると、すぐにOKが。
「あなたのように、魅力的な売り場づくりができるスタッフがほしかった!」と言ってもらえたのです。喜んでいると、今朝別れてきたばかりの元同僚のパートさんから着信が。どうやら私に相談があるそうで……。
スーパーの休日を挟んだ翌々日。私がお向かいの店の入り口で、開店前から列をなすお客様にあいさつをしていると……。
「なんで誰もいないの?」という金切り声が響いてきました。目をやると、真っ暗でガランとした古巣のスーパーの店先で、納入された生鮮食品の山を前に、ぼうぜんと立ちつくす店長夫人の姿が見えます。
というのも、一昨日の夜……。他の従業員も全員、こちらのスーパーで雇ってもらえないかという相談があったのです。こちらのオーナーもまた、亡き店長のように郷土愛の強い地元っ子。ライバル店長の突然の訃報を悲しみ、どうにかしたいと考えていたのだとか。
そして、皆で相談した結果、ひとまず全員がこちらのスーパーに出勤してみるというこの計画を実行することにしたのです。
その後、従業員全員に頭を下げた店長夫人。高飛車な態度を改め、なんと私の指導で地元で愛されるスーパーについて学び直し、亡き店長のお店を守りたいと言ってくれました。
もちろん私は、彼女を一人前に育てるつもりです。
--------------
地元密着型のスーパーにはその良さがありますし、これまでの経営方針をガラッと転換するのもリスクが伴います。しかも、年齢で人をバカにし、解雇を宣言するなどもってのほか。新参者の横暴社長夫人も、ベテランパートを見習って、より良いお店づくりに精を出してくれるといいですね。
※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
あなたの体験談も教えて! 抽選でギフト券進呈
介護士として働く私にできた新しい後輩A子さん。後輩と言っても彼女は48歳の今まで専業主婦をしていたため、職業経験がないのだとか。そんなA子さんの指導係となった私は……。 ★関連記事...
続きを読む私は、50歳になってから高級料亭の料理人見習いになった変わり者。そう思われても、大好きな料理を仕事にできることにうれしさを感じながら修行に励んでいます。ところが、その高級料亭の料理...
続きを読む私はコールセンターで派遣社員として働いています。祖父の介護と両立するため、フルタイムの正社員ではなく派遣という働き方を選びました。そんな私がある会議で浴びせられた言葉は、今も鮮明に...
続きを読む私は30歳の会社員。社員同士の仲が良くて働きやすい資材調達部に所属し、充実した毎日を送っています。そんなある日、「55歳の大型新人」という触れ込み(?)で、タケイという男性が加わる...
続きを読む私は、61歳でパートをしながら家事をこなす兼業主婦。先日40歳の長男が入籍し、明るく人当たりの良いエナさんを妻に迎えました。しかし、エナさんの妹のユメさんは、両家のあいさつ時にも不...
続きを読む私は、50歳になってから高級料亭の料理人見習いになった変わり者。そう思われても、大好きな料理を仕事にできることにうれしさを感じながら修行に励んでいます。 …
私はコールセンターで派遣社員として働いています。祖父の介護と両立するため、フルタイムの正社員ではなく派遣という働き方を選びました。そんな私がある会議で浴 …
介護士として働く私にできた新しい後輩A子さん。後輩と言っても彼女は48歳の今まで専業主婦をしていたため、職業経験がないのだとか。そんなA子さんの指導係と …
会社員の私は、結婚して25年になる妻と20代の1人娘と3人暮らし。妻と娘は仲が良いものの、私はいつも邪魔者扱い。さらにはしょっちゅうお金をねだられていて …
工場長として工場勤務をしている50代の夫と20代の娘と暮らしている私。息子が結婚することになり、うれしい気持ちでいっぱいでした。しかしその結婚相手はとん …
とある飲食チェーングループの会長をしている60代の私。ある日、宝くじで億単位のお金に当選してしまいました。当選金は、近所のA銀行に預けることに。ところが …
幼いころから食に対する情熱を持っていた私は、高校卒業後から料理人として修行をしていました。18年の下積み時代を経て、ついに自分のレストランを構えることに …
35歳でバリキャリとして働く私は、仕事も恋も絶好調。年下の恋人の彼にプロポーズされ、幸せ絶頂です。彼も仕事人間で、近々転職予定。次の会社は大手企業で営業 …