「妻としてどうなの?」日曜夜、帰宅した私に不機嫌な夫。毎週ゴルフの夫に言われた驚きのひと言
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料理を作ることは、私のストレス発散方法の1つ。いろいろな調味料を使うという本格的なものではありませんが、食材の良さを生かして作ることを心掛けています。そんな料理好きの私が、ひょんなことから習い始めた「薬膳教室」。最近はそのおもしろさに気付いてすっかりハマり、日常的に取り入れています。「薬膳」のおもしろさについて紹介します。
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同僚の誘いでオンラインの薬膳を習い始めました。最初から興味があったわけではなく、なんとなく話の流れから「月2回ならやります!」と言ってしまった感じのスタート。薬膳とは何かも知らず、高麗人参やしょうが、桂皮など独特な味の生薬を使った料理を作るのだと勘違いしていました。
薬膳とは、体の調子に耳を傾け、感じる不調に合わせて日常の食事をバランス良くとること。薬膳の知識を深めるため、先生の話を聞きながら約2時間過ごします。体を温める食材や冷やす食材、胃に良い食べ物、肝臓に良い食べ物、さまざまな食材を知り、自身の体調に合わせてバランス良くとることを意識するのが大切だと教わったのです。
中医学の考え方にも触れることができ、数値で表すことのできない中国四千年の歴史をひしひしと感じます。

まず、今ではあまり意識されない食材の「旬」について学びました。冬に旬のかぼちゃやみかんは体を温める食材、夏が旬のトマトやきゅうりは体を冷やす食材に分類されます。だからこそ、その季節に食べることに意味があるという話も聞きました。
昔から日常で何げなくしていることが、実は体にとても良いことだと再認識する部分が多々あります。夏にきゅうりやトマトを食べることも、冬に白菜を温めて食べることも、季節を乗り切るため理にかなっているのです。
さまざまな話を聞く中で、なんとなく耳にした話が出てくるな……と感じます。よく考えてみると昔、祖母が言っていたことがよく出てくることに気付きました。梨が大好きな私が妊娠中に「妊婦は梨を食べたらダメ」と言われたこと、風邪を引き、喉が痛いといえば長ねぎを喉に巻かれたこと、発熱すれば焼いた梅干しを熱いお湯に入れて飲まされたことなどを思い出したのです。
例えば梨は体を冷やす食べ物で、特に妊婦は食べ過ぎに注意が必要な食材です。長ねぎは喉を、梅干しは体を温める食材でした。薬膳は昔の人が自然と身につけて、多くの人により語り継がれてきた知識なのでしょう。

自分の体に目を向けることで、不調にもいち早く気付くことも学びました。学んだだけでまだ実践できてはいませんが、例えば痛いと感じたとき、痛みを取り除こうとするだけではなく、痛みの原因を探す癖が身に付きました。痛みの大本から改善することで本当に良くなったと感じられるようになるようです。
また、自分のように更年期に突入したアラフィフ世代に良いとされる食材も教えてもらいました。「ナツメ」と「クコの実」です。聞いたことはありましたが、実際に見たことはない食材でした。私にはとりわけおいしいものではありませんが、更年期症状の予防になればと1日1粒食べています。
薬膳には栄養価などといったエビデンスがないそうです。つまりは太古の昔から語り継がれた歴史。だから、「ナツメ」と「クコの実」を食べると更年期症状が良くなるという保証はないのです。
でも、大昔の人がそれを食べて良くなったと感じたことが語り継がれて今日まで残っているのですから、信じて試してみる価値はあると私は思いました。
食べたいものを食べたいときに食べたいだけ食べることができる現代には、薬膳はあまりなじまない考え方かもしれませんが、食べ物に旬があることや季節、気温の変化を含め、できたものを旬の時期に食べる大切さなどを勉強しています。また、自分の体に目を向けたり、体と対話したりすることで自分の健康を守るという、大切なことに気付かされました。
まだまだ薬膳を習いだしたばかりですが、その魅力に取りつかれて楽しく学んでいます。そして、せっかく得た知識を活かすことができるまでに成長したいと思っています。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/久野多恵さん(管理栄養士)
行政において、離乳食・幼児食相談、妊娠期相談、成人期・高齢期の栄養相談・講話をおこない、幅広い層への栄養知識を深める活動をしている。現在は乳幼児の食育活動を中心とし、献立作成等にも携わる。また、フリーランスの活動として記事監修・栄養相談・レシピ作成等もおこなう。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
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