40歳独身で実家暮らしの私を見下す妹「夫と実家に住むから出ていって」後に妹の態度が一変したワケ
目次 1. 妹の“痛烈なひと言” 2. 「出ていって」と言われた日 3. 新しい暮らし、そして再会 新しい暮らし、そして再会 新しい部屋は、思い切って選 …
ウーマンカレンダー woman calendar

そんな私の姿を見て、家族が他のクリニックでの受診を提案してくれました。地元では有名な耳鼻咽喉科専門クリニックで評判も良いとのこと。半ば強制的に連れて行かれたのですが、これが私にとって好機になるとはこのときは思ってもみませんでした。
これまでと同じような問診、検査を受け、診断結果も同じ「良性発作性頭位めまい症」。きっとまた酔い止めの内服薬が処方されるだけだろうと思っていた私に医師が言った言葉は、「あなたに出す薬はありません。酔い止めの薬も出しません。薬は、よく食べて、よく寝て、運動して、元気に生活することだけです!」。言われた瞬間は、あっけにとられてしまったのですが、医師のこの言葉になんだかいろいろ吹っ切れた気持ちになれたのです。
さらに医師は、「会社で、ずーっとパソコンの前に座っていてはダメだよ! 1時間に1回は休憩して、肩や首を動かして血行を良くしてあげること。食事もしっかり食べて、運動も取り入れて!」と具体的なアドバイスをしてくれました。クリニックをあとにし家に着くころには、「薬がないなら仕方ない! 自分次第なんだ! とにかく体を動かそう!」と、とても清々しく前向きな気持ちに切り替わっていたのです。
早速、翌日から会社ではなるべく時間を決めて休憩を取り、肩や首周りのストレッチをするように。帰宅後はウォーキング、その後はゆっくりと入浴し、早めに就寝するようにしています。
この診察を最後に、めまいの症状で耳鼻科を受診することは今のところありません。あれだけ悩んでいためまいも、気が付かないうちに症状が消えていきました。
あのときの医師の言葉が、私の後ろ向きな考えを変え、回復への近道に導いてくれたと思います。今でも少しふらつきがあるなと感じるときには、肩から首のストレッチ、仕事の合間には休憩をこまめにとり、早めに就寝。自分の体としっかり向き合いながら、前向きな予防策がしっかりとできています。薬ではなく、医師の言葉に救われた体験でした。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/高島雅之先生(たかしま耳鼻咽喉科院長)
日本耳鼻咽喉科学会専門医、日本睡眠学会専門医。金沢医科大学医学部卒業。金沢医科大学耳鼻咽喉科で講師を務めたのち、2007年に開院。「病気の状態や経過について可能な範囲でわかりやすく説明する」ことをモットーに地域医療に従事。「宇都宮スリープセンター」を併設し睡眠医療にも携わる。テレビやラジオなどメディアでも、いろいろなジャンルにおいて医療情報を発信。著書に『専門医が教える鼻と睡眠の深い関係 鼻スッキリで夜ぐっすり』(クロスメディア・パブリッシング)があり、Amazonのカテゴリー7つで1位を獲得。
イラスト/マメ美
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年10月)
★関連記事:「天井がぐるぐる回っている…」めまいで真っすぐ歩けない!下された診断名は【体験談】
あなたの体験談も教えて! 抽選でギフト券進呈
日本語教師をしている20代後半の娘に結婚が決まり、挙式の日を楽しみにしていた私。相手は、A男さんという大手企業に勤める会社員の方でした。ところが、結婚式を目前に控えたある日、娘から...
続きを読むのむすんさんの知人の実体験をマンガ化したドロドロ婚活ストーリー。 28歳のしおりさんは、結婚を考えていた彼・のり君に突然振られてしまいます。どうにかして立ち直り、新たな出会いを探す...
続きを読む実家で暮らす40代マンガ家・大日野カルコさんが、高齢の父を亡くした日のことを描いたマンガ。突然の別れを迎えた家族は、そのとき何を感じ、どのように父を見送ったのでしょうか? 布団の中...
続きを読むある日、単身赴任中の私のもとに、母から慌てた様子の電話が入りました。孫、つまり私の娘に緊急事態が起きているというのです。話を聞くと、子どもと一緒にいるはずの妻がその場におらず、母も...
続きを読む私は最近、恋人のA子と婚約したばかり。その日は初めての両家顔合わせの日でした。彼女の両親は公務員の仕事をされており、厳格な家庭だと聞いていたので、かなり緊張していました。 ★関連記...
続きを読む目次 1. 妹の“痛烈なひと言” 2. 「出ていって」と言われた日 3. 新しい暮らし、そして再会 新しい暮らし、そして再会 新しい部屋は、思い切って選 …
人気マンガ家・イラストレーターの和田フミ江さんが、ステキなおばあちゃんを目指す連載「ときめけBBA塾(ばばあじゅく)」。 最近「声が低くなったな」と感じ …
お盆明けが出産予定日だった私は、里帰り出産の準備を整えていました。ところが切迫早産で1カ月の入院に。家族や義父母の協力で乗り切った日々と、予想外の出来事 …
どうして健康診断って予約するだけで、ぐったりしちゃうんですかね。私は自治体の健康診断を毎年受けているのですが、自分で病院に予約を取りに行かなきゃいけない …
目次 1. 突然訪れた「無音の世界」 2. 原因不明の不安と焦り 3. 薬の効果と音が戻った瞬間 4. まとめ 薬の効果と音が戻った瞬間 幸い薬が効き、 …
目次 1. お金がないわけではないのに… 2. 孫の誕生に無関心な態度 3. 驚きのひと言 4. まとめ 驚きのひと言 さらに驚いたのは、夫に対して「私 …
目次 1. 旅行中にプロポーズを期待してたのに… 2. 3年目の記念日に回転寿司!? 3. 記念日に彼から誘われたデートでまさかの! 4. まとめ 記念 …
目次 1. そうだ、踏み台昇降運動をしよう! 2. 踏み台昇降運動は正しい姿勢と方法で 3. だんだんと長い時間続けられるように 4. まとめ だんだん …