「うっ、気分が悪い」久々の自由時間で突然の体調不良。私を襲った思わぬ落とし穴とは
目次 1. お気に入りのハイブランドの香水 2. 大切な香りとともに過ごす自分時間 3. 久しぶりすぎて… 4. まとめ 久しぶりすぎて… 先日、久しぶ …
ウーマンカレンダー woman calendar
実は私には夫と結婚する前に、結婚目前で婚約破棄になった彼がいました。その元彼というのが私たち夫婦と同じ職場で働く、夫と一番仲のいい同僚なのです。私とその彼が付き合っていたのは夫が入社する前のことだったので、夫は私が元彼と婚約していたことは知りません。結婚する前に何度か夫に婚約破棄の事実を伝えようとしましたが勇気が出ず、夫には本当のことを伝えられないままでした。しかし、結婚式を挙げるとなると夫は職場で一番仲のいい彼をきっと呼ぶでしょう。私は元彼が結婚式に参列するのだけは絶対に阻止したかったのです。
それから何度か夫と話し合いますが、夫の結婚式をしたいという思いは変わりません。仕方なく私は元彼と連絡を取り、結婚式に来ないで欲しいと伝えることに。すると元彼から思いも寄らない返事が来たのです。
「俺たちが婚約破棄になったことをAさん(夫)は知ってるよ。知ってて結婚したいと言ったんだよ! 詳しくはAさんから直接聞きな」と元彼から返事が。夫が婚約破棄の事実を知らないと思っていた私は、激しく動揺しました。私は、夫が婚約していたことをなぜ知っていたのか直接聞きたい思いやら、ずっと知らないでいてほしかった思いやら、複雑な感情が入り混じりました。
結局、夫に聞けないまま数日たったころ、「最近、元気ないけど何かあった?」と夫が聞いてきました。私は勇気を出して「私とBさん(元彼)が結婚目前だったの知ってたの?」と尋ねると、夫は「そんなこと?」とひと言。
「そんなことじゃないでしょ。あなたの友人と付き合っていたのを私は隠していたの」と私が言うと、「昔、誰と付き合っていても関係ないだろ」と夫は返してきます。続けて私が「いつから知っていたの?」と聞くと、夫は「君が言ったんだ。付き合ってすぐ、一緒に食事に出かけたときに」と。
私は驚きのあまり声も出ませんでした。婚約破棄の事実を夫に伝えていたのは、なんと自分だったのです。夫と初めて食事に出かけた日は緊張からお酒が進み、家に送ってもらったのは覚えていますが、会話の内容までは覚えていませんでした。
夫が「Bさんは、俺の友人として結婚式に参加するって言ってくれてるよ」と言いますが、私は「何で? 普通、元彼が結婚式に来たりしないよね」と夫に反論。しかし、夫は「職場ではみんな知っていたんだろ? 職場のみんなを呼ぶのにBさんだけ呼ばないのも変だろ?」と。
私は夫がなかなか気持ちを理解してくれないので、イライラした口調で「だったら結婚式をしなくてもいいでしょ?」と強く夫に当たります。すると夫が少し考えてから「Bさんから君がウエディングドレスを着たがっていたのを聞いたんだ。披露宴が嫌なら写真だけでも撮ろう。でも、昔のことを気にしてるのは君だけだよ」とやさしく諭すように言ってくれました。
このとき初めて、昔のことを気にしているのは自分だけで、夫も元彼も過去の事実として捉えていることに気付かされたのです。そして私と夫は悩んだ末、結婚式をすることに。披露宴当日は、職場の同僚たちや家族、もちろん元彼も盛大にお祝いしてくれました。小さいころから憧れだったウエディングドレスも着ることができ、最高の結婚式になりました。
過去にとらわれていたのは自分だけ。私は自分のことだけしか考えていなかったことに気付き、はっとしました。結婚して幸せな未来を夢見ている一方で、今ではもうどうすることもできない過去に引っ張られていました。元彼はもちろん、こんな私をお祝いしてくれた職場の同僚たちにも感謝の気持ちでいっぱいです。そして何より、どんなときでも私の思いに寄り添ってくれた夫には心から感謝しています。入籍して2年がたち、たまには喧嘩をすることもありますが、結婚式のことを思い出してはわれに返り、幸せをかみしめています。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
マンガ/あさうえさい
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年1月)
★関連記事:「え、偽装夫婦ですか?」身内すら知らなかった義姉夫婦が隠し通していた秘密とは【体験談】
あなたの体験談も教えて! 抽選でギフト券進呈
友人の結婚式に招かれたときのことです。久しぶりのフォーマルな場に少し浮かれた私は、「フォーマルすぎず上品に見えるかも」と思い、淡い白みのワンピースを新調しました。ところがその“選択...
続きを読む仕事に追われながらも、家庭との時間を大切にしたいといつも思ってきた30代後半の私。妻のA子と、小学6年生の娘B美と過ごす毎日は穏やかで、特に問題もないと思っていました。ところが、A...
続きを読む学生時代の部活中、人差し指の関節に現れた謎のしこり。日に日に大きくなり、ある日突然、想像もしなかった形で中身があふれ出しました。 ★関連記事:放置していた夫の「後頭部のしこり」同僚...
続きを読む私はつい最近、年の離れた姉夫婦を突然の事故で亡くしました。残された1人娘のB美は、思春期特有の反発もあって生活が不安定になり、すぐに引き受け先が決まらない状況でした。そんな折、結婚...
続きを読む数年前に夫に先立たれ、私は年金を主な収入源として暮らしていました。長女一家と同居していたのですが、途中から失業した次女のB美が「しばらく置いてほしい」と言ってきて、一緒に暮らすよう...
続きを読む目次 1. お気に入りのハイブランドの香水 2. 大切な香りとともに過ごす自分時間 3. 久しぶりすぎて… 4. まとめ 久しぶりすぎて… 先日、久しぶ …
久しぶりに出席した友人の結婚式。大学時代の仲間たちにも会えるということで、私は胸を弾ませながら準備を進めていました。フォーマルな場ということもあり、服装 …
目次 1. 家庭のほころび 2. 夫との対峙 3. 数日後の再会 4. 夫の裏切り 5. その後の展開 その後の展開 離婚に向けた話し合いの中で、夫の不 …
こんにちは、孫ラブのおばちゃんのおーちゃんです。 人間は愚かな生き物で、環境によって気持ちが左右されたりします。 実家で70代後半の母といると率先して動 …
戻る 続きを読む 1 2 3 4 プロフィール 投稿一覧 ナランフジコ(56歳) 関西人。毎日を穏やかに笑顔で過ごしたいアラカン主婦。55歳からマンガを …
半年に1回のペースで定期検診に来てくださいね、と歯医者さんに言われていたのですが(行く間隔はその人それぞれの口内環境によるそうです〜)、なんだかバタバタ …
目次 1. いつも深夜まで帰ってこない夫 2. 忘年会へ出かけた夫 3. まさかの方法で帰ってきた夫 4. まとめ まさかの方法で帰ってきた夫 「もしも …
目次 1. 節約のために始めた弁当作り 2. 移動販売車の日は浮気昼食? 3. 無邪気なメッセージに、もやもや 4. まとめ 無邪気なメッセージに、もや …