「急に暑くなって汗がドバッ」50歳で気付いた異変。原因不明のほてりの正体は
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毎日忙しい40代、50代にとって体の痛みは切実なもの。年を重ねるごとに「体の節々が痛い」と感じる人は多いようです。ただの加齢によるものなのか、女性ホルモンが減る更年期の影響によるものなのか、それとも病気なのか、原因を知りたいという人は多いのではないでしょうか。そこで、産婦人科医の駒形依子先生に40代、50代女性の関節痛と更年期の関係について聞きました。
教えてくれたのは…
監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)
2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。
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関節痛に悩まされるときは、まずは整形外科を受診する人が多いでしょう。しかし、そこでは原因が特定できずイマイチ納得できない人が多いのでは、と先生は言います。
「関節リウマチや変形性関節症などの検査をして、問題ない場合は湿布や痛み止めを処方されて、痛みが治まるまで電気をかけるということになるでしょう。まれではありますが、関節リウマチ以外の膠原病(こうげんびょう/皮膚や骨、血管、関節などに炎症が見られる病気の総称)の可能性もあります。ただ膠原病を見るのは内科になりますので、なかなかここまで行き着かないというのが現状です。
関節痛は、原因を探るのが難しい症状です。体重や体のゆがみが影響していることもあります。急に体重が増えたことで関節に負担がかかり痛みが起こることもあります」(駒形先生)
原因が特定できないと「更年期では」と思ってしまいますが、どうなのでしょうか。
更年期における多くの体調不良は、女性ホルモンが「原因」というより「症状を悪化させる」ことのほうが多いと先生は言います。
「女性ホルモンが減ることで、もともとあった不調が増悪することはよくあります。これは女性ホルモンの減少で新陳代謝が悪くなり、組織の潤いが不足して筋肉もかたくなりがちだからです。また、更年期は痩せにくく太りやすい時期でもあるので、体重増加が原因になることもあります。
関節痛は体重の変化、体のゆがみ、加齢などさまざまな原因から起こりますが、更年期に症状が悪化しやすくなります。ですから、以前よりもつらく感じる日が多くなるかもしれません」(駒形先生)
ちなみに関節痛の緩和として、ホルモン補充療法を受けることも可能なのでしょうか?
「希望があればホルモン検査をしてホルモン補充療法に対応はできますが、おすすめはしません。ホルモン補充で症状が緩和したならホルモンが影響していたのかもしれませんが、薬への依存度が高くなります。それよりも、運動を習慣にするなど生活習慣を改善してほしいと思います」(駒形先生)
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