「悪臭は一体どこから?」「コバエまで湧いて…」寝室や通勤電車で突然襲った強烈なにおいの正体は
目次 1. リュックから発見された“忘れ物” 2. 押し入れから漂う異常な悪臭の正体 3. 通勤電車で気付いたバッグの異臭 4. まとめ 通勤電車で気付 …
ウーマンカレンダー woman calendar
そんな毎日を過ごす中、ある日の夕飯に私は魚の煮つけを作ることに。料理に自信のあった私は、今日の煮つけは特においしくできたと自信満々で食卓に並べました。しかし、夫はひと口食べると「味が濃すぎて食べれないよ」とひと言。びっくりした私は「え……」と小さい声でつぶやきましたが、そんな私に気付かない夫は追い打ちをかけるように「これから毎日魚の煮つけを作って。うちの実家の味になるまでだよ」と言うのです。私は内心、今まで一番おいしくできたと思っていたのですが、亭主関白の夫にそんなことを言っても無駄だなと思い、「明日また作ってみるね」とだけ伝えました。
次の日から、夫の言った通りに魚の煮つけを毎日作り続けました。少しでも夫の実家の味に近づけるようにと、義母に電話をしてレシピを確認し、その通りに作ったつもりです。しかし、夫が納得する味にはならなかったようで、夫の口からは「醬油入れ過ぎだよ」「今日は煮込み過ぎ」といった不満の声ばかり。
そこで今度は育児の合間を縫って料理本を読んだり、有名な料理研究家のレシピをスマホで探したりして研究しました。しかし、2週間作り続けても夫から「うまい!」の言葉はありません。自信のあった料理を否定され続け、私は夫に違和感を覚えつつも、それでも夫の満足いくものを作れないんだと自分を責めていました。
そんなとき、孫に会いたいと久しぶりに私の両親が訪ねてきました。不愛想な夫は、初めは少し面倒くさそうな顔をしていましたが、しばらくするとにこやかに。私もなかなか会えない両親と楽しい時間を過ごしていました。
そして夕飯は、私が手料理を振る舞うことに。もちろん、その日の夕食も魚の煮つけです。すると夫が「毎日、魚の煮つけを食べてるんですよ」と両親に言いました。両親は驚き、母が「うちの娘は毎日同じものを食べさせてるの? ごめんなさいね」と夫に謝ります。すると、「いや、俺がうちの実家の味になるまで作らせてるんです」と正直に話す夫。その言葉に驚いた両親は言葉を失い、沈黙の時間が流れました。
しばらくして、父がため息交じりに「お前はどうして何も言わないのか?」と、私に言いました。夫は毎日私に同じ料理を作らせていることを悪くは思っておらず、父の言葉の意味がわかっていないようです。私が「おいしく作れないのは私だから」と言うと、続けて父が「料理には自信があるんだろ? 何でもかんでも夫の言う通りにしなくてもいいんだ」と諭すように私に語りかけました。そして、父は夫にも「実家の味が悪いと言っているわけではないんだよ。娘が君と孫のためを思って作ってくれるものをありがたく食べてほしいだけだから」と伝えてくれました。
両親が帰ってから、私は勇気を振り絞って「料理には自信があるの! 好きなように作りたい! これから大きくなる息子にも私の味を知ってもらいたいの」と、涙をこらえながら夫に初めて自分の気持ちを伝えました。普段、夫に反抗しない私が自分の意見を言ったからか、夫も驚いた様子です。それでも、父の言葉には夫も考えさせられたようで「もう、魚の煮つけ作らなくていいから」とポツリとつぶやくように言いました。いつもの夫からは考えられないようなひと言です。私も「おいしく食べてもらえるように作るね」と笑顔でこたえました。
この件以降、夫は料理に口を出すことはなくなりました。とはいえ、今でも亭主関白の性格は変わらず、基本的に夫の言うことが最優先です。私も優柔不断なので夫の態度に困ることはめったにありません。しかし、夫の行き過ぎた要求を父の愛あるひと言で制してくれ、毎日の育児に加えて魚の煮つけにノイローゼになりそうだった私の心はスッキリしました。
なんでも夫の言いなりになるのではなく、自分が譲れないことは決して譲らず、父のように夫の心を動かせるようになりたいと思った出来事でした。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
マンガ/さくら
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年2月)
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