- 2025.12.12
- 50代, 人間関係, 30代, ジェネレーションギャップ, ミニ体験談,
「誰一人知らなかった…」ウソでしょ?カラオケの鉄板曲のはずが…30代を襲った世代間格差
目次 1. 「プラネタリウム」が通じない衝撃 2. 職場で「ちり紙」呼びに後輩爆笑 3. エモい、チルい…? 4. まとめ 職場で「ちり紙」呼びに後輩爆 …
ウーマンカレンダー woman calendar

夫は仕事中にまた39度の熱を出して早退し、食べ物も喉を通らず立っているのがやっとのふらふらな状態で、なんとかいつもの内科に行ったそうです。そこで前回言われた通り大きい病院の受診を勧められ、すぐにタクシーで近くの総合病院へ向かいました。
そこでこれまでの経緯を話したところ、検査と休養を兼ねて1週間の入院が決まったのです。
私はこんな短い期間に高熱を何度も出すことに異変を感じていましたが、入院になったことで「ただごとではないのでは」と、急に不安が押し寄せました。パートに出ていた私はすぐに自宅へ戻り、夫の着替えなど必要なものを準備して病院へ向かいました。
病院には点滴をつながれて、つらそうにベッドで横になる夫の姿が……。 血液検査と喉の診察を終え、医師から伝えられた病名は、やっぱりただの「風邪」。
ただ細菌の数値が基準に比べて異常に高く、数日病院で休養してしっかり元の体に戻す必要があるとのことでした。「本当にただの風邪なのか?」と疑念は拭えませんでしたが、ひとまず回復を待つことに……。
数日後、しっかり休んだ夫はみるみる回復し、私はほっとひと安心したのでした。
「今まで健康だったのに、急に細菌に弱い体になったのはなぜ?」と聞いてみましたが、何がきっかけでどうしてそのような体質になるのかは、その医師もわからないとのことでした。
原因がわからなければ対策もできず、再発を防ぐためにはどうしたらいいのか質問しましたが、疲労の度合いにもよるため、ストレスを感じない過ごし方をする、また生活習慣にも気を付けましょうとの回答でした。
その後、無事退院できましたが、それ以降も夫はちょこちょこと熱を出し、そのたびに病院で細菌性の風邪だと診断されています。この件以来、少しでも疲れを感じたらたっぷり休息を取ることや、のど飴や加湿器で喉のケアをこまめにおこなうなど、重症化しないように心がけています。
突然の体の変化に夫も私も戸惑いましたが、風邪を軽く見てはいけないと学びました。
「ただの風邪」とひとくくりにしがちですが、入院するほどにまで悪化する場合もあるのだと知りました。普段から健康に気をつかうのはもちろん大事ですが、それですべての病気が防げるものでもありません。重い症状があった場合は、風邪だからと軽視せずにしっかり病院で診てもらったほうが安心できます。
夫は重大な病気が隠れていたわけではありませんでしたが「いつもの風邪と違うかも?」と感じたら、体の変化を疑ってみることも大切だと痛感しました。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/窪田徹矢先生(くぼたクリニック松戸五香院長)
獨協医科大学医学部卒業。千葉医療センター、成田赤十字病院で研修を積み、国保松戸市立病院泌尿器科に勤務。その後千葉西総合病院泌尿器科にて医長、部長を歴任。2017年、くぼたクリニック松戸五香を開院。2024年に新鎌ケ谷くぼた皮膚科泌尿器科を開院、日本泌尿器科学会専門医・指導医。専門は泌尿器科および皮膚のトラブル、生活習慣病を含めた内科まで幅広く診察。メディア出演も多数あり、医者YouTuberとしての情報発信もおこなっている。著書に『EDかも!?と思ったら読む本』(自由国民社)がある。
イラスト/きびのあやとら
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
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