サンダル・短パンじゃなきゃいいでしょ?ドレスコードを舐めた結果「私だけ浮いている!」
オフィシャルな場に出向くとき、悩んでしまうのがファッションのTPO。あまり気張っても……とカジュアルにしていった結果、周囲から浮いてしまったという2人の …
ウーマンカレンダー woman calendar

共働き夫婦が多いにもかかわらず、家事の負担はなぜか女性に多くなりがちです。今回は、体調を崩すなど心身ともに疲れがピークに達した妻が、夫のひと言で改めて夫婦関係について考えることになった3人のリアルな体験談をお届けします。
★関連記事:「お金を使い果たしました」夫の告白に青ざめる妻。平凡な共働き夫婦に訪れた危機とは

ある日、38度を超える熱が出て、ふらふらの状態でなんとか家事を終わらせた私は、ようやく布団に倒れ込みました。そのとき、夫が放ったひと言は「ごはん、まだ?」。一瞬、聞き間違いかと思ったのですが、彼は真顔のまま。
私が「熱があるんだけど」と伝えても、「へぇ、大丈夫?」と口では言うものの、ソファでスマホをいじるだけで看病する気配はありません。水1つ持ってきてくれることもなく、その日も結局自分で薬を飲み、夕飯も作ることになりました。
体がつらいというよりも、「私のしんどさは、この人にとっては優先順位が低いんだな」と感じた瞬間、心がすっと冷めていくのを覚えました。思いやりのないやさしさは、時に無関心よりも心に刺さるものだと、この出来事を通して実感しました。
けれど、その夜、ふと考えました。日々の忙しさや慣れが、相手への気づかいを薄れさせてしまうこともあるのかもしれません。私自身も、夫が体調を崩したとき、どれだけ寄り添えていただろうかと振り返るきっかけになりました。
◇◇◇◇◇
夫婦でいる意味は、特別な出来事ではなく、日常の思いやりの積み重ねにあるのだと、心から思います。さりげない思いやりが、日々の心をどれほど心を支えてくれるかを痛感しました。
著者:福田沙紀/30代女性・会社員
イラスト/あさうえさい

ある日、子どもが高熱を出し、私は仕事を早退して病院に連れて行きました。子どもの診察を終えて帰宅した後は、看病に追われながら、洗濯や夕食の準備などもこなさなくてはならず、心身ともに疲れ切っていました。
そんな中、夫はテレビを見ながら、「俺の夕飯は?」とだけひと言。体調がすぐれない子どもが目の前にいるにもかかわらず、自分の食事の心配だけを口にしたその姿に、私は心のどこかがスッと冷えていくのを感じました。
もともと夫は、家事や育児に積極的なタイプではありませんでした。それでも何度も話し合いを重ね、わかり合おうと努力してきたつもりです。しかし、この出来事をきっかけに「もう何を言っても伝わらないのかもしれない」と感じるようになりました。
生活を共にしてはいるけれどそこにあるのは愛情というより、日々を回すための協力関係だけ。そんなふうに思えてしまったのです。夫婦は一緒に家庭を築いていく存在のはずです。けれど、思いやりや気づかいが欠けてしまえば、どんなに時間を共にしても気持ちは少しずつ離れていくのだと痛感しました。
◇◇◇◇◇
この出来事を通じて、結婚生活において大切なのは、言葉よりも行動、そして日々の積み重ねなのだと、改めて思い知らされました。何げないひと言が、心を大きく揺さぶることもある……。それを実感した日でもありました。
著者:清水咲/30代女性・パート
イラスト/きょこ
あなたの体験談も教えて! 抽選でギフト券進呈
55歳からマンガを描き始めたナランフジコさんによる、熟年夫婦の生活を描いたマンガ。 夫の転勤により愛知県で暮らすフジコさん一家。しかし、夫が実家のある関西への転勤を願い出たのです。...
続きを読む52歳の私は、長く専業主婦として家庭を支えてきましたが、今は姉が社長を務めるエコ関連の会社で働いています。私たち姉妹は節約が当たり前という環境で育ったこともあり、姉は「環境と家計の...
続きを読むある日、左肩に小さなできものができていて「気になるなぁ」と思っていた次の日、そのできものが「ゴルフボールが入っているのか!?」と思うほど腫れてしまいました。そのできものの正体は……...
続きを読む私は、夫が営む農業を手伝いながら、バレー部のキャプテンとして忙しい娘と、学校の自主サークル活動に力を入れている息子を育てている兼業主婦です。最近、自宅の畑で野菜が荒らされる被害が続...
続きを読む2児の母の萩原さとこさんが第2子妊娠中の27歳で、不整脈を発症したときの体験を描いたマンガ。 萩原さとこさんは第2子妊娠中、体調はおおむね順調でしたが、ある日食事中に脈の違和感を覚...
続きを読むオフィシャルな場に出向くとき、悩んでしまうのがファッションのTPO。あまり気張っても……とカジュアルにしていった結果、周囲から浮いてしまったという2人の …
膀胱炎だと思っていたのに、まさかの診察結果。病院で「ご主人も一緒に来てください」と言われたとき、胸の奥がざわつきました。思いも寄らない現実を前に心が追い …
冠婚葬祭の場では、普段なかなか会わない親戚や知人と顔を合わせることが多く、気をつかう瞬間が次々と訪れます。私が体験した失敗も、そんな「気づかいのつもり」 …
靴のにおいは、自分ではなかなか気付きにくいことも。小学生時代の靴箱事件から、職場での履き替え靴問題、消臭スプレーでも改善しなかった悩みまで……。思わず赤 …
冠婚葬祭にほとんど縁がなかった私。しかし、突然訪れた参列の機会に、慌ただしく準備を進めた結果、思いがけない失敗をしてしまいました。 ★関連記事:「完全に …
体の変化を感じ始めた40代。体力、髪の毛、体型などいろいろと変わってきたことを実感していますが、ある日、子どもからのひと言にとてもショックを受けたお話で …
私は46歳。1カ月ほど前、夫と2人でタワーマンションへ引っ越しました。これまでは親から受け継いだ築60年を超える一軒家に住んでいましたが、老朽化が進み思 …
人気マンガ家・イラストレーターの和田フミ江さんが、ステキなおばあちゃんを目指す連載「ときめけBBA塾(ばばあじゅく)」。 今回は、多くの人が共感するミド …