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私は若いころからひどい生理痛などで悩み、妊娠ではなくてもよく産婦人科に行っていました。40歳を過ぎてから経血量の多さが気になり、貧血のような症状もあったため、かかりつけの産婦人科を受診。すると子宮内にポリープが見つかり子宮を全摘出することになりました。
40歳を過ぎてから、1度の生理が3日くらいで短く終わってしまうことが時々ありました。そういうときは2日目の出血量がひどく、まるで早々に終了するために一気に血を出し切っているかのようです。夜用ナプキンを1時間ごとに取り替えないと、服を汚してしまうほどでした。それでも毎月ではないし、毎年婦人科検診も受けて相談していたので、加齢のせいだろうと思っていました。しかし、忘れもしない43歳の5月の生理は、今思っても異常でした。
起きているときは夜用のナプキンでは間に合わないほどの出血で、家の座布団を汚してしまいました。夜眠るときは紙おむつのようなパンツタイプのナプキンをはきましたが、出血が止まらないのがわかるので眠れません。大体丸一日、大量に出血してなんとか治まったのでした。しかし血を一気に出し切ったからか、貧血のような症状も出てきました。さすがに「これは何かの病気なのかもしれない」と思い、かかりつけの産婦人科へ行きました。
かかりつけの産婦人科で生理の異常を話し、血液検査をしたところ、結構ひどい貧血を起こしていたことがわかりました。併せて子宮頸がん、子宮体がんの検査と、もともと子宮の外側にできていた子宮筋腫の確認もしてもらいましたが、そちらの結果は問題なしでした。
しかし貧血の症状が出ていることから、原因を探るためにMRIのある大きな病院で検査をしてもらうことに。紹介状をもらい、人生初のMRI検査を受けました。すると、子宮の中に大人の手の人差し指大のポリープがあることが判明。それが大量出血と貧血を引き起こしていたのです。ポリープがある限り同じことが起こりかねないため、子宮鏡手術(子宮の中に内視鏡を入れて電気メスでポリープを取り除く手術)をすすめられました。
ただ、子宮内のポリープは取り除けても、子宮の外にある筋腫はそのままであること、またポリープは再発しやすいことが不安要素としてありました。そして医師からは、「40代以上で出産経験のある方は腹腔鏡手術で子宮を全摘出することも多い」と説明され、どうするのがベストなのかを考えることになりました。
次に、子宮を全摘出すると決めて理由をお伝えします。
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