「においと大きさが気になり…」粉瘤で皮膚科を受診。思わぬ痛みに驚いた手術時の出来事とは
ある日、粉瘤(ふんりゅう/皮膚の下に袋状ののう腫ができ、表面から剥がれた角質や皮脂などの老廃物が袋の中にたまってできた腫瘍)が少し大きくなっていることに …
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ある日、粉瘤(ふんりゅう/皮膚の下に袋状ののう腫ができ、表面から剥がれた角質や皮脂などの老廃物が袋の中にたまってできた腫瘍)が少し大きくなっていることに気付きました。気のせいかと思っていましたが、においまで感じるようになり不安になって皮膚科を受診しました。そこでの処置で思わぬ痛みを経験しました。
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粉瘤が少しずつ大きくなり、においも気になるようになりました。清潔にしても改善しなかったため、思い切って皮膚科に行くことにしました。
処置は局所麻酔でおこなわれましたが、麻酔注射の痛みは思った以上に強く感じ、注射の痛みは短い時間でしたが、力が入るほど強く感じました。それでも、終わった後に感じた安心感は大きかったです。
ただの粉瘤の処置と侮っていましたが、局所麻酔の注射がこれほど痛いとは思いませんでした。それでも、受診して治療を受けたことで不安が軽減され、結果的に受診してよかったと感じています。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
【久野先生からのアドバイス】
粉瘤は小さくても、今回の体験談のようににおいや赤みが出てきた場合は、炎症や二次感染を起こしている可能性があります。もし、においが気になり始めたら、自分でつぶしたり触ったりする自己処置は症状を悪化させる危険があるため避け、早めに専門医にご相談ください。
体験談では局所麻酔が非常に痛かったとありましたが、この痛みの感じ方には個人差が非常に大きいです。麻酔の注射は、処置する部位(神経の集まり方)や、炎症の有無・強さによって、痛みを感じやすい場合があります。
一方で、非常に強く痛むケースもあれば、逆に「え、もう注射したんですか?」と驚くほど何も感じないケースも珍しくありません。こればかりは「運」としか言いようのない部分もあり、「粉瘤の麻酔=必ずすごく痛い」というわけではないのです。
処置中の痛みが強く印象に残ることもありますが、適切な治療を受ければ症状は改善し、においや大きさに対する不安も軽くなります。痛みの感じ方は人それぞれですので、今回のケースは一例として捉え、まずは専門医に相談してみてくださいね。
監修/久野 賀子先生(PRIDE CLINIC 医師)
PRIDE CLINIC 院長。長年にわたり大手美容クリニックで通常の美容皮膚科診療だけでなく、新入職医師の指導や、VIP対応などをおこなっている。それらの経験を通じ、気軽に先進的な治療を受けていただける、自由で明るいクリニックを目指している。
著者:山田マムリン/60代女性・バレエ講師
イラスト/はせがわじゅん
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年10月)
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