「激痛で腕がまったく上がらない」五十肩かなと思ったら…整形外科医が告げた予想外の診断は
目次 1. 突然、左腕が動かない!! 2. 痛い腕をかばいながら仕事を続行 3. 翌朝、左腕がまったく上がらない! 4. 病院の診察で加齢のためと言われ …
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翌朝、目覚めてビックリ!ベッドから起き上がろうとすると、左腕が痛くてまったく動かせません!! 左肘を体から離すと左肩に激痛が走ります。左手を動かさないようにかばいながら、やっとの思いで起き上がります。
昨日は左肘がまだ下から45度動かせましたが、今日はそんなもんじゃなく下から5度も動かそうものなら痛いのです。体から左腕が離れると痛いのですから仕事などできるはずがありません。身支度さえも大変で、着替えも顔を洗うのも歯を磨くのも右手だけです。右利きなので利き手が動かせることは、ありがたいのですが左手が動かせないことの不自由さを実感します。
当然、朝の家事など何もできずに会社は休みをもらって、整形外科に向かうことにしました。しかし、夫がどうしても外せない用があるので自力で病院に向かうことになりました。

整形外科に到着し待合室で待っていると名前を呼ばれ、いよいよ診察です。診察で症状を伝えると、先生が左肩の三角筋(肩を覆う筋肉)の付け根と上腕二頭筋(力こぶの筋肉)を軽く触ったのですが、それだけで痛みを感じました。
そのときは五十肩だろうと思っていたので「長引くと嫌だな」と考えていました。診察時に先生より「何か特別なことをしませんでしたか?」と問われて、先週1週間は勤務先で書庫の整理をし、ダンボールの上げ下ろしをおこなったこと、書庫の整理は半年に1度の通常業務で今までは何もなかったことも伝えました。
その後、いよいよエックス線を撮り診断です。診断は「加齢による腱の炎症から来る痛み」。先生からは「加齢によって首や肩の腱が炎症を起こしているから無理しないでね」と言われました。さらに先生からは、「今までできたことでも筋肉が弱ってくる年齢だから無理しないように。筋肉の老化予防にストレッチすると良いよ」と念を押されました。
このときは電気治療、首と肩のストレッチ、腱を柔らかくする薬を処方していただき、その日の夕方には左手を少し動かせるようになりました。
まだ、完全ではないですが夕飯の用意や片付けなどはできるようになり左手を動かせることのありがたさに感謝。翌日までは違和感が残っていましたが1週間ほどでなくなり、通院も1回きりで終わりました。同じことを定期的におこなっていても、年齢が高くなるに従って無理ができない体になっていることを実感した出来事でした。
今回は五十肩ではなく「加齢による腱の炎症」と診断され、幸い通院1回で回復しました。上司の「五十肩は半年かかった」という話を聞いていただけに、診断結果に安堵する一方、日ごろの通常業務が原因で炎症を起こしたことに、自分でも気付かないうちに体が変化していることを痛感しました。
「自分はまだ若い」という意識がありましたが、これからは自分の体を過信せず、いたわることが必要だと学びました。同時に、年齢を言い訳にして、できないことを増やしたくはありません。医師に勧められたストレッチを継続し、筋肉の衰えを防ぐ努力を日常生活に取り入れていきたいと考えています。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/中村光伸先生(光伸メディカルクリニック院長)
整形外科医の知見から骨の仕組み、体の動かし方を活かした骨のトレーニングを提唱する骨の専門医。骨の強化と全身の機能回復を両立する「骨たたき」を考案。若々しい体を取り戻す「リバースエイジング」の専門家としてメディアにも多数出演。著書に『医者が考案した骨粗しょう症を防ぐ1分間骨たたき』『ひざたたき 世界一かんたんな健康法』(アスコム)。
著者:村瀬 公子/50代女性・主婦。子どもたちが独立し、大人2人と猫3匹でゆっくりと田舎で暮らしている。健康状態は悪くないのか気が付いていないのか元気だが、肌と体の衰えに悩んでいる。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
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