「今ちょっと…」言えない!3世帯同居の夜、子作りのタイミングで響いた呼び出しの声【体験談】
目次 1. 3世帯同居の現実 2. タイミングを取る夜の緊張感 3. 次から決めた小さな工夫 4. まとめ 次から決めた小さな工夫 その経験をきっかけに …
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自分の親や義理の両親についての体験談を紹介します。
治療を開始してから約1年半が経過したころ、姉が35歳のときに妊娠。義両親も赤ちゃんの誕生を心待ちにしている様子でした。喜んでいたのもつかの間、つわりとの闘いが始まり、家事をこなすのも困難になった姉は、義母からの誘いを受け、義実家で暮らし始めました。
つわりに苦しむ姉に代わり、家事は義母がこなしてくれたそうです。その一方で、義父は昔ながらの亭主関白で、家のことは何もしません。自分の飲み物すら「おい。お茶」と言って、義母に持ってきてもらうスタイルだったとのこと。私たちの父は、母のしりに敷かれているような人だったので、姉的にはかなり衝撃的だったそうです。
義父の生活ぶりに「そもそも孫を望んでいたのは誰だったのか」と疑問と嫌悪感を抱いていった姉。妊娠中とはいえ、義父の世話で大変な義母に、自分の世話はとても頼めない、と感じるほどだったそうです。そして「このままではいけない」との思いが、姉の心の中に募っていきました。
ある日、義母が買い物に出かけ、義父は家で留守番をしていました。その日は仕事予定だった姉ですが、体調が優れず会社を早退し帰宅したそうです。
このとき、事件が起こりました。横になっていた姉に、義父が「家にいるなら、昼飯の支度でもしてくれ」と声を掛けたのです。この言葉をきっかけに、今までためてきた姉のいら立ちが爆発。「少しは自分でやろうとしてください!」と大きな声で言い放ちました。続けて「自分の孫が生まれてくる自覚はないんですか!」と責めると、義父は何も言い返せずに立ち尽くしてしまいました。そして、義父は気まずそうにその場を立ち去ったそうです。
帰宅した義母に事の成り行きを伝えると、「大事な時期に嫌な思いをさせてしまってごめんなさいね。私もこれまで何も言わず、主人に家事も育児もさせてこなかったのが悪かったのかしら……」と言っていたそうです。その後、義両親で話し合ったのか、義父から「済まなかった」と謝られたと言います。
それ以来、義父にも家事を少しずつやってもらうようにし、義父からも「できることはあるか?」と声をかけてくるようになりました。その後無事に生まれた孫も溺愛しているとのことです。
姉の叱責をきっかけに、亭主関白だった義父は変わり、引き続き家事を手伝っているそうです。まるで召使いのように義父の世話を焼いていた義母も、「家のことは家族みんなでやろう」と口にするようになり、心なしか以前より生き生きと過ごしているそうです。
義兄は、夫婦生活が始まってから家事をこなしていましたが、おそらく同居して、義父も自分の息子の姿に感化された部分もあったのかもしれません。長年連れ添った夫婦が「当たり前」にしていることでも、ちょっとしたきっかけで変わり、しっかり向き合えば改善していけるのだな、と感じさせられたエピソードでした。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
マンガ/へそ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年11月)
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