
若いころからパーマやカラーリングで髪が傷むことはあったのですが、たとえ傷んでもパーマをやめてしばらくすれば、元のツヤ髪が戻ってきていました。そう、30代までは。それが40歳を過ぎてからは、パーマもかけていないのに毛先がうねったりパサついて手ぐしが通らなかったり……。そんな髪の変化に悩んでいたとき、追い打ちをかけるように美容室で言われたひと言がきっかけとなり、ヘアケアを見直すことにしました。
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髪の加齢は白髪やパサつきだけじゃなかった
40代になって髪が傷むパーマをやめ、傷みが目立ってしまうロングヘアもやめ、だましだまし髪の毛の加齢とお付き合いしてきました。それでもパサつきやうねりは、どうしてもごまかし切れない。悩んだ私は、美容室を髪のダメージケアを重視している店に変えてみました。そこで美容師さんに言われたのが、「髪の毛にコシがないですね~」というひと言。
言われてみれば若いころはもっとコシがあった……。これは図星で本当にショックでした。でもよく聞いてみると、加齢に加えてシャンプーやコンディショナーのせいでハリやコシが失われることもあるらしいのです。そこで、美容師さんにおすすめのケアを教えていただきました。
シャンプーを変えてみることに

美容師さんに聞いたところによると、まずドラッグストアなどでよく売られている泡立ちの良いシャンプーは、石油系の合成界面活性剤を使っているものがほとんど。これらのシャンプーは洗浄力が強く、髪を乾燥させやすいのが特徴とのこと。そのため、シリコン入りのリンスやコンディショナーで髪の毛をコーティングし、そこにツヤや潤いを補う必要があるのだとか。問題はこのコーティングが、髪の毛だけでなく頭皮にも付着すること。そのせいで毛穴が詰まったり、皮膚に石油成分が蓄積されたりと、頭皮に悪いことが多いそうなのです。
合成界面活性剤が使われていない“アミノ酸系シャンプー”なら、洗浄力がやさしく保湿力も高いからリンスが不要になるということなので、通信販売で約3,000円のアミノ酸系シャンプーを購入して使ってみることにしました。