「何このボツボツ…」片方の胸に広がる赤い湿疹。40代最後に私を襲ったまさかの病名とは【体験談】
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20年以上前に仕事でパソコンを使い始めてから、首と肩の凝りに悩むようになりました。いくら首や肩が痛いからといって仕事を辞めるわけにもいかないため、とりあえずは痛みを軽減できればと、患部を温めたりマッサージをしたりしてしのいできました。私が凝りの原因と向き合いながら少しでもラクになるためにおこなっている、自宅でできるケアをご紹介します。
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20年以上前から仕事でほぼ毎日パソコンを使っている私は、首・肩凝りが慢性的にひどく、たまに頭痛も感じるほどです。20代のある日、首を痛めたことで整形外科へ。X線検査をして確認してもらい、ストレートネックと診断されました。
通常、人の頸椎は7個あるそうなのですが、私の場合は1つ多く8個あるとのこと。大変驚きましたが、そんな人もいるらしいのです。「重い頭を支えるための首が長いから、どうしてもそこに負担がかかりやすくなる。あなたは首が細いので、より首の筋肉を鍛えて太くすることが大事」と医師から言われたことを覚えています。そのときに首の筋肉の鍛え方も教わりましたが持続せず、現在も細い首のまま……。
しかし、パソコン作業での負担や姿勢の悪さも拍車を掛けているのか、首・肩の凝りは年々ひどくなり、アラフィフとなった今は寝ていても痛みを感じるほどつらくなってきました。6年間ヨガを続けていますが、私の場合は頑固な凝りなので、ヨガでは太刀打ちできません。首を後ろに曲げて胸を張る“らくだのポーズ”をしようとすると、首がしんどくて耐えられず、ポーズを取れない状態です。
2年前から鍼灸院にも通っています。施術して1~2日目は痛みが緩和しますが、大抵は施術の1週間後には痛みが逆戻り。首も肩もゴリゴリです。鍼灸師によると、私の場合、パソコン作業時に体の重心が片側に寄っていて、5kgもある頭が体の中心からずれたままの状態で長時間過ごしていることが大きな原因であるとのことでした。首から背中につながる僧帽筋が弱いから頭を支え切れず、おのずと頭を前や斜めにするラクな姿勢を取ることになり、姿勢全体に悪影響を及ぼしているのだそうです。
「僧帽筋を鍛えるためには、背筋を鍛えるトレーニングが必要。加齢も加わり放っておくと筋肉量は低下する一方だけど、意識的な筋トレで年齢関係なく筋肉は増えて体は変わっていきますよ」とアドバイスをもらいました。筋肉量が増えると正しい姿勢を取りやすくなり、腹筋や背筋などにも自然と軽い力が加わって、さらに筋肉が鍛えられるという、まさに好循環。結果的に痛みの少ない体になっていくそうです。
背筋を鍛えるトレーニングの方法は、床にうつぶせになり、両手を後頭部に乗せて、顔を少し持ち上げ、骨盤と両脚を床に付けたまま上半身を上げたら、ゆっくり元の位置に戻すそうです。
さらに自宅でできる2つのセルフケアも教えてもらいました。
1つ目はタオルを使ったストレッチ。
実際に試すと、5回程度で肩や肩甲骨がじわ~っと熱くなり、血流が活発になるのを感じます。個人的な感想ですが、これをパソコン作業の合間に数回入れるだけでも、凝りの予防につながりそうだなと思いました。
2つ目は自宅でのお灸。お灸はツボに据えるのが一般的ですが、私の場合はとにかく首の痛い部分にピンポイントで据えます。私はお灸が体に合っているようで、とても気持ち良く、お灸を取り外した数時間後には痛みが少し和らぐ感じがします。
普段はジワジワと熱くなってくるのを感じますが、凝りが本当にひどいときは熱を感じません。鍼灸師によると、熱刺激も鍼刺激も同様の度合いだそうで、できれば毎日繰り返すと、血流が改善して熱を感じやすくなり、相乗効果により鍼の効果も長続きするようになってくるそうです。
背筋トレーニングは始めてまだ1週間なので、成果が出るのはこれからになりそうです。筋トレは苦手なのですが、人にトレーニングを変わってもらうことはできないのだし、自分の体は自分で守るしかありません。毎日の積み重ねが5年後10年後の自分の体を作っていくと信じて、治らないと諦めず、背筋トレーニングとセルフケアを頑張っていきたいです。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)
2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
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