仕事人間だった義母が一変、孫にフィーバーに!義母の突然の決断に戸惑う家族
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40歳で乳がんの告知を受けた島野たみこさんの、乳がんの体験を描いたマンガ連載「40歳独身で乳がんになりました」
40歳独身で乳がんの告知を受けた、鳥野たみこさんの体験を描いたマンガを紹介します。
ついに抗がん剤を投与する島野さん。事前説明で聞いていたことや予習していたことが本当に起こり……。
★最初から読む:「痛っ!」寝返りをしたら右胸がズキン! として… #40歳独身で乳がんになりました 1
ついに抗がん剤投与がスタート(2020年初夏のできごとです)。
抗がん剤を打ち始める前に、以下のことから、手術までは針を刺すのは右側にしてくださいと言われました。
・抗がん剤は強い薬なので、静脈炎になる可能性があり、静脈炎になったルートは、抗がん剤投与に使えなくなる。
・私の場合は手術で右側のリンパ節を取ることがほぼ確定していて、術後は右腕に針を刺したり傷付けたりすることがNGになる(浮腫や炎症が起こる可能性があるため)。
つまり、治療に使える血管をできるだけ残しておきたいということだと解釈しました(術前の腕に負荷をかけないよう気を付ける必要はありますが、日常生活でちゃんと使えます)。
投与前に、錠剤の吐きけ止めを飲み、その後吐きけ止めの点滴を15分しました。
私は1番目の抗がん剤として、FEC(フルオロウラシル・エピルビシン・シクロホスファミド)を投与します。
まず「エピルビシン」を5分間投与するのですが、投与すると赤い尿が出ると聞いていました。
抗がん剤投与中は、副作用対策として水分を多めにとり、できるだけ早く抗がん剤を体外に排出すると良いと言われているため、しっかりと水分をとることを意識しました。
エピルビシンは強めの薬のため、血管痛が起こりやすいとのことで、私も途中で針を刺している部分がうずうずして嫌な感じが。その部分を温めると緩和されるとのことで、湯たんぽで温めました。
そして、「エピルビシン」投与が終わった時点で、1回目のトイレタイムを取ることに。
通院治療センター内にある利用者専用のトイレへ行きます。
この時点では、ちょっとふわふわする感じはありましたが、気持ち悪さなどはなかったです。
そして、出した尿を見ると本当に赤い。
このときは血管痛以外の症状がなかったので、赤い尿を見て初めて「私、抗がん剤したんだ〜」と実感しました。
流すときは必ずフタをして2回流します。
センター内の専用トイレを利用して、フタをして2回流すのは、抗がん剤が混じった排泄物がほかの人に影響を与えないためとのこと。
それだけ強い薬を私は体に入れているんだ……。
「私、順調にいっている!」と、普段よりポジティブな思考を心がけていたのですが、ふとした瞬間にネガティブに揺れ戻っては「いやいや前向きに!」の繰り返しでした。
次回に続きます。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/黒田愛美先生(Zetith Beauty Clinic副院長)
美容・アンチエイジング専門医。トライアスリート。1979年東京生まれ。2003年獨協医科大学医学部卒業後、東京女子医科大学内分泌乳腺外科に入局。2007年品川美容外科へ入職、2011年品川スキンクリニック新宿院の院長に就任。2013年同クリニック、表参道院院長に就任。その後、予防医学と分子栄養学を改めて学び、美容外科、美容皮膚科、アンチエイジング内科の非常勤医師として複数のクリニックの勤務を経て、現在に至る。
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