「え?生理が一気に来た?」飲み会の後、40代の私の体に起きた思いがけない変化とは
大好きな寿司と日本酒を味わった夜。寒いのに寝汗が止まらず、その直後、思いがけない出来事が起こりました。 ★関連記事:「やばい血が…!」半年ぶりの生理がま …
ウーマンカレンダー woman calendar
司会者、タレント、女優、芸人と多方面で活躍中の久本雅美さん。自身のおひとりさまライフや恋愛と結婚への想い、仕事にかける情熱や家族とのつながりなどを記したエッセイ『みんな、本当はおひとりさま』が今、幅広い年齢層から大きな支持を受けています。インタビュー2回目では、健康を保つための体のケアや心構えについてお聞きしました。
★前回:久本雅美さんインタビュー「40代のころは飲めや歌えやの大騒ぎでした」#1
――更年期から今にいたるまで元気に過ごされている秘訣をうかがいたいです。
久本さん 40代のころから週に一度、整体サロンに通って体の歪みを矯正したり、凝り固まった筋肉をほぐしてもらうようになりました。心身の不調に悩むことなく更年期を過ごすことができたのは、整体サロンで自分の体と向き合う時間を作っていたおかげかもしれないです。
――他にはどんなことをなさっているのでしょうか?
久本さん 週に一度のペースでパーソナルトレーナーさんについて筋トレをしています。といっても過激なトレーニングではないんです。けがをしない体を作るのが目的なので、ストレッチのような動きを中心に無理なく運動をしています。
――ご自宅ではどんなケアをしているのでしょうか?
久本さん 軽いストレッチをするくらいですね。朝起きたら背伸びをしたり、体を左右にひねったり、あお向けになって手足を伸ばして全身のストレッチをします。寝る前には開脚をして体を横に倒して体側を伸ばしたり、あお向けになって背筋を伸ばしたり、起き上がって首を回したり。どちらも3~4分程度で終わる簡単なストレッチなのですが、続けていると調子がいいんです。
――いつも元気な印象の久本さんですが、体調で気になることはあったりするのでしょうか?
久本さん 年に一度、人間ドックと婦人科健診を受けていまして、特に心配なことはないですし大病をしたこともないんです。ただ、冷え性は気になっていますね。体を温めるために、朝と夜はお風呂に入ります。朝は時間がないので湯船に浸かるのは5~6分。私はもともとカラスの行水なのですが、夜は10~15分はお風呂に首までちゃんと浸かるようにしています。
朝は起きたら白湯を飲んで体を内側からも温めます。仕事では冷たいものを飲んだり食べたりすることもあるのですが、普段は冷たいものはとらないようにしています。あと、足首にはレッグウォーマーをつけて、夏でもかわいい腹巻きを常に着けているんです。
――久本さんが元気でいらっしゃるのは、日々の努力の賜物なのですね。
久本さん 私がしていることは本当にささいなことなので、努力のうちに入るかどうかはわからないのですが……。でも、体は気づかっていますね。
実は50代後半になってから、舞台に立っているときに息が切れるようになったんです。周りのメンバーのなかには、けがや病気をした人もいますしね。健康の大切さを実感するようになったので、自分なりに調子を整えるようにました。自分が元気じゃないと、舞台やテレビを見てくれる人たちに元気を与えることができませんから。
――若々しいお肌の秘訣もぜひ、教えていただきたいです。
久本さん 基本的に面倒くさがり屋なので、美容のためのケアは続いたことがないんです。お化粧自体を煩わしいと思うタイプなもので、仕事が終わったらすぐにメイクを落とします。そのあとに洗顔をするのですが、気を付けているのは顔を拭くときにはゴシゴシこすらず、タオルを押し当てて水滴を取ることくらいで、ほとんどお手入れをしていないんです。まぁ、こんなふうに私が美容を語っても「お前が言うな」って感じですよねぇ(笑)。
――タオルで顔をこすらないこと以外で、「これをしないようにしよう」と気を付けていることがありましたら教えてください。
久本さん 他人と自分を比べないということですね。比べるなら昨日の自分と今日の自分。人と比べて落ち込んでいるなら、昨日の自分と比較したほうがずっと前向きになれると思うんです。
あと、最近気を付けているのは、信号が点滅しているときに横断歩道を走って渡らないようにすることです。先日、横断歩道を走っている最中に転んでしまってえらい目に遭ったんです。60歳を過ぎて地面に叩きつけられるときの痛さとつらさときたら、言葉では言い表せません。それ以来、「信号がチカチカしていたら次の信号まで待つ!」と心に決めています(笑)。
次回は、年を重ねることで得られるものや未来につながる40代、50代の過ごし方などについてお話をうかがいます。
<久本雅美さんプロフィール>
1958年大阪府生まれ。劇団東京ヴォードヴィルショーを経て、1984年に演出家の喰始、柴田理恵らと劇団『WAHAHA本舗』を結成。軽妙なトークで人気を博し、『秘密のケンミンSHOW極』『ヒルナンデス!』(ともに日本テレビ系)など、数多くのバラエティ番組やドラマに出演。最新刊に『みんな、本当はおひとりさま』(幻冬舎)
<著書>
『みんな、本当はおひとりさま』 久本雅美著/幻冬舎 1300円+税
あなたの体験談も教えて! 抽選でギフト券進呈
閉経を間近に迎える40代後半、50代前半の女性にとって気になるのは自分の体の変化ではないでしょうか。中でも気になるのが、腟・子宮・卵巣といった女性特有の機能。生理がなくなることで生...
続きを読む40歳のとき、生理の経血がびっくりするほど大量になり始めました。その治療のために病院を受診。医師からは、経血量が日常の生活に支障を来すような状態なので更年期症状の一つだと言われまし...
続きを読む40代になったら生理が軽くなるかな……と期待する人もいるでしょう。しかし、産婦人科医・漢方内科医の駒形依子先生によれば、更年期世代でも大量出血を訴えて受診する人がいるそうです。大量...
続きを読む40代以降の夫婦にありがちなレス問題。さらに妻に閉経が訪れれば、2人の関係が変わることもあるでしょう。今回は、夫は望んでいるけれど妻は望んでないという夫婦のお悩みに対して、産婦人科...
続きを読む40代後半から疲れが取れにくかったり、生理の周期が乱れ始めたりして、なんとなくそろそろ更年期に入っているのかな?と感じていました。生理に関しては周期の乱れはあるものの、経血量はそん...
続きを読む大好きな寿司と日本酒を味わった夜。寒いのに寝汗が止まらず、その直後、思いがけない出来事が起こりました。 ★関連記事:「やばい血が…!」半年ぶりの生理がま …
ほんのささいなことで感情的に怒ったり、怒鳴ってしまったり。若いときはこんなことなかったのにと、今度は落ち込んでしまったり。イライラばかりしていると、周囲 …
40代後半から50代で、私自身や周りの友人も更年期障害に悩まされるようになってきました。その中でも、かなり大変だった友人の症状についてです。 ★関連記事 …
私は若いころから大きな病気もなく、健康そのものでした。夫と結婚して25年。子どもは5人に恵まれ、末っ子も手がかからなくなってきて、子育てもそろそろ一段落 …
だるさ、疲労感、イライラ、食欲不振……の症状が続き、気付けば生理周期も28日から24日に早まり気味。プレ更年期(更年期の入り口のような時期)かもしれない …
「最近、家族やパートナーの前などでよくおならをしてしまう」と感じたことはありませんか。若いころはもう少しおならをコントロールできていたような……。原因は …
痩せたいけど運動はしたくない。そこで糖質制限をはじめ、置き換えダイエット、朝食や夕食を抜くなど、若いころにひと通りおこなったことがある方も多いのでは。し …
だるさ、疲労感、イライラ、食欲不振……の症状が続き、気付けばここ半年で生理周期も28日から24日に早まり気味に。もしかしてこれが更年期の始まり!?と不安 …