「一歩も外に出たくない…!」ひきこもりを決め込むも…現実はそう甘くない!? #五十路日和 124
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2021年に乳がんが判明し闘病を続けている、こほこさんの体験を描いたマンガを紹介します。
浸潤性小葉がんによる右胸の全摘、同時再建手術を受けたこほこさん。退院から2日たち、日常生活を送ろうとするも困難がたくさんあって……!?
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術後12日目、無事に退院した私は自宅でまったりと過ごしていました。
手術をした右胸は利き手側だったので困ったことがたくさんありました。
傷に響くので、重いものを持ったり力を入れたりすることはしばらく難しい状態でした。また、再建した右胸の傷を治すために、右腕を90度以上上げることもダメだったので動作が限られてしまっていました。
退院して料理をしていたのですが、包丁でにんじんとか肉とか硬いものを切る、みじん切りのような細かい動き、重い鍋を持ち上げる、ビンのフタを開けるといった動きができず……。
おたまで鍋の中身をかき混ぜることも意外と腕を持ち上げるので右腕ではできませんでした。
ただ、無理に料理せずともお惣菜や宅配などテイクアウトのご飯で食事を済ませることもできるので、何とかなるか〜と思っていました。
すると、料理が得意な母があらゆる食材を使った料理がクール宅急便で届いたのです! たけのこご飯やハンバーグ、れんこんのサラダなどうれしいものがたくさん!
またもや母の愛を感じました。
自宅での生活にも慣れてきた退院3日目。
右胸の傷に貼るガーゼやテープが足りなくなってきたため、近所のドラッグストアへ行きました! 術後初めて外を歩いたのでやや疲れましたが、もっともっと歩きたくなっていきました。
そこで、友人に付き添ってもらって近所の公園を散歩することにしました。休憩を挟みつつ、1時間半くらいゆっくりと歩きました。
合計2〜3kmくらい歩き、夜は眠剤を飲まなくてもぐっすり眠れました。
手術をしてから、右胸と左太ももの傷を治すために寝る体勢があお向けになっていて、普段うつ伏せか横向きで入眠していた私はなかなかうまく眠れなくなってしまっていました。でもこの日はスッと眠れたので、単に運動不足だったのかもしれません。
右胸の再建は左太ももの自家組織を利用したので、左太ももの傷も確認していました。
左の内ももから足の付け根に向かって、20cmくらいの大きさの傷がありました。普通に立ってると前後からはほとんど見えないので、あぐらをかいて傷の確認をしました。
保湿してから病院の売店で買ってきたテープを週1くらいで貼り替えていました。左太ももの管を挿していた穴の周辺がプヨプヨと膨らんでて、入院中は何かたまっているのかな〜て思っていたのですが、退院日にエコーで見てもらったら自分の脂肪でした(笑)。
この膨らみを抑えよう! と思いネット通販でサポーターを購入したのですが、すごくキツい。口コミでもキツいと書かれていたのですが、安いしサイズ表では問題ないなかったのです。
太ももに巻こうとしたらすさまじい圧迫感を感じたので、膝を痛めている夫にプレゼントしました(笑)。
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術後の制限が多いこほこさんに料理を送ってくれたこほこさんのお母さん。ふとしたことで親のありがたさを感じることってありますよね。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/黒田愛美先生(Zetith Beauty Clinic副院長)
美容・アンチエイジング専門医。トライアスリート。1979年東京生まれ。2003年獨協医科大学医学部卒業後、東京女子医科大学内分泌乳腺外科に入局。2007年品川美容外科へ入職、2011年品川スキンクリニック新宿院の院長に就任。2013年同クリニック、表参道院院長に就任。その後、予防医学と分子栄養学を改めて学び、美容外科、美容皮膚科、アンチエイジング内科の非常勤医師として複数のクリニックの勤務を経て、現在に至る。
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