
長女も長男も小学生であるわが家では、毎日が慌ただしく過ぎていきます。子どものごはん作りから学校への送り出し、夕ごはんを一緒に食べて宿題をさせ、そして寝るまでと、気が付くと1日があっという間に終了。子どもはかわいいですが、親だって息抜きが必要です。真剣に子育てをしているからこそ、リフレッシュしたいと思うもの。短い時間でも自分なりにルールを決め、息抜きしている私の体験談を紹介します。
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疲れると楽しいこともわからなくなる!
私にとって生活で一番大変なのは仕事や家事ではなく、育児です。子どもたちは2人とも小学生になり、赤ちゃんのころより手がかからなくなったものの、問題が起こると赤ちゃんのときよりも大変に。
「明日までに○○用意して」「あっ、学校に○○忘れた! 明日提出だ」など、寝る30分前に平気で言いだすわが子たち。子どもたちも大変だとは思いますが、私も「子どもたちがあと30分で寝そう。そうしたら仕事の残りをやろう」「これで今日は少しは早く寝られるかな」などと考えながら時間の調整をしているのに、すべて予定変更です。
月曜日などは週末に休息した余裕があり、なんとか工夫して持ち物の代用品を探したりと策を練られるのですが、本当に疲れていると気力もなく、逆に子どもを必要以上に叱ってしまうことも。その罪悪感と自己嫌悪でさらに悲しくなり、自分が何をしたくて家庭を持ったのかわからなくなってしまうのです。
息抜きが必要だと身に染みた!
そんな育児に絶望感を感じていたとき、たまたま友だちに会いました。お互いに子持ちの主婦で時間もあまりないですが、軽くお茶でも飲もうということで駅前のカフェに入ることに。
お茶を頼み、他愛のないおしゃべりをしていたら、あっという間に帰る時間が来てしまいました。家に帰り、いつものようにごはんと子どもたちの世話に集中。普段と同じなのですが、なぜかすべてのことが楽しくこなせました。子どもの学校に持っていく物も1つそろわなかったのですが、明るく諭して励ますことまでできました。
子どもたちも怒られると思い、ビクビクおびえつつも反論しようとしていたようですが、私のやさしい言葉に素直に反省の様子。子どもたちが寝てからこんなに楽しく過ごせたのはどうしてなのか考えると、友だちとお茶を飲んだことしか思い付きません。また、子どもは私の心の余裕と比例して素直になるのだということもわかりました。
友だちとお茶を飲んでからは、3日以上は楽しく過ごすことができました。そこで、最低でも10日に1回は息抜きを取り入れるようにしようと決意することに。仕事や子どもが小学生ということもあり、時間が確実に取れるのは月に3日という計算になりました。時間も1日は取れませんので、半日以下の短時間です。