
「肩凝りがひどい」「年齢とともに首が短く太くなった気がする」というお悩みをお持ちの方も多いのでは? そんな方におすすめなのが美容外科の肩凝り治療でも取り入られている「肩ボトックス」という注射治療です。肩ボトックスは肩凝りの解消だけではなく、首周わりをスッキリさせる効果もあります。そこで今回は、YouTubeチャンネル「岡山の美帆」にて、40代の女性が気になるさまざまな情報を発信している美帆さんの肩ボトックス体験談をご紹介します!
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肩ボトックスとは?

そもそも「ボトックス」とは、アメリカのヘルスケア企業であるアラガン社が製造・販売しているボツリヌストキシン製剤の商標登録名。アラガン社は世界的なトップブランドでもあることから、ボツリヌス治療の事実上の代名詞としても「ボトックス」という用語が浸透しています。
実際に治療で用いる「ボトックスビスタ®」は、治療薬として世界各国でも25年以上医療現場で広く使用されています。
ボトックスを注射することで筋肉の緊張を緩める効果があるため、シワ取りや小顔効果、肩凝りの改善など、多くの体のお悩みに効果的なのだそう。
肩ボトックスとは、このボトックス注射を肩から背中に広がる大きな筋肉である僧帽筋(そうぼうきん)に注射を打ちます。そうすることで、肩凝りの症状緩和や首や肩のラインをきれいに整えることができます。
効果には個人差がある

肩ボトックスの効果の中で一番に挙げられるのは、肩凝りの改善です。
僧帽筋にボトックス注射を打つことで肩の余分な力が抜け、胸が開きやすくなるため、首やデコルテ(首筋や肩、鎖骨周り)もスッキリします。
肩ボトックスには首元をきれいに見せる効果が期待できることから、結婚式前に治療を受ける方も多いのだとか。
筋肉の緊張を緩めるということは、筋肉の働きを弱めるということでもあります。そのため、ボトックス注射を打った直後は肩が動かしにくかったり、張りを感じたりすることも。
また、効果は永久には続かないため、持続させるためにはボトックス注射を打ち続ける必要があります。
ボトックス注射を打った後に肩が動かしにくく感じるのは、打つ場所が筋肉からズレていたり打つ量が多かったりするのも原因の一つ。肩ボトックスの治療を受けるクリニックを選ぶ際は、筋肉を触ってしっかりと確認しながら治療をしてくれる医師を選ぶことが大切です。
治療費が極端に安いクリニックも避けたほうが良いでしょう。ボトックス注射を打った箇所は一時的に内出血が起こることもありますが、筋肉注射の割には痛みが少ないそうです。
肩ボトックスを打ってから最も効果が表れるのは1週間~2カ月後。その後は3~6カ月ほど効果が持続するといわれています。
しかし、肩ボトックスの効果は個人差があり、クリニックによっても持続期間の指標は違うため、その通りにいかないことも。
実際、美帆さんは肩ボトックスを受けてから1週間後に肩凝りが改善しましたが、首のラインやデコルテにはそこまで変化が見られなかったそうでした。