「夕飯ないの?」娘からSOS!作り置きしていたはずなのに…義母のまさかの仕打ちに絶句
兼業主婦の私は、仕事と家事で毎日てんてこまい。おまけに、農業をしている実家の手伝いで1カ月家を空けることに。同居している義母にお願いし、作り置きをたっぷ …
ウーマンカレンダー woman calendar
友人のすすめでアドラー心理学の本を読みました。その本にあったとおり、課題の分離を意識して生活すると、心と頭が整理されてクヨクヨ悩むことがなくなりました。心と頭の負担が減ったことで、忙しい日々でもリラックスして過ごせる時間が増えたような気がします。少し意識をするだけで、生活に変化をもたらしてくれたアドラー心理学についてつづってみました。
アドラー心理学を知ったのは、健康そのものだった両親の闘病生活がきっかけでした。アラフォーになってから、同世代の友人からご両親の病気や入院の話を聞くことが増えてはいたものの、私にはどこか遠い話のように感じていました。
心の準備がまったくできていなかったところに、両親が立て続けに大病を抱えたことで、私の生活が一変しました。両親とも大きな手術、数カ月に及ぶ入院生活になり、私は毎日のように病院に通っていました。どちらの病状も楽観できるようなものではありませんでした。そのため、私は自宅にいても病院から電話が入るのではないかと常にビクビク。頭から両親の病気のことが離れず不安に苛まれていました。
ささいなミスをしてしまうことも増え、心身ともにヘトヘトの日々。そんな状況をいつも友人に聞いてもらっていました。心理カウンセラーの資格を持つ友人はいつも的確なアドバイスで支えてくれました。ある日、その友人から「アドラー心理学の本を読んでみて。きっと役に立つと思う」と言われ、早速すすめられた『嫌われる勇気』(ダイヤモンド社)という本を読んでみることにしました。
『嫌われる勇気』というインパクトのあるタイトルですが、内容はアドラー心理学のエッセンスがギュッと詰まっていて読みやすいものでした。アドラー心理学は実践の心理学であり、学ぶだけでなく実践をすることが大切とありました。
実践のための方法がいくつか書かれているなかで印象に残ったのは、物事を他者の課題と自分の課題に分けて考えて、他者の課題には介入しないという課題を分離するという考え方です。課題を分けるポイントとして「その課題の最終的な末路を経験し責任を負うのは誰かを考える」とありました。私はこれを自分自身でコントロールできることか、できないことかに分ければ良いと捉えて、自分の直面している課題の分離をおこなってみました。
心配の種である両親の病状、これは他者の課題です。一方、入院している両親のサポートは自分の課題になります。ここを分離したことで自分のすることがクリアになり、ラクになりました。両親の病状は心配ですが、過度に不安になっても私が変えられるものではないこと、自分ができることはサポートであり、何より自分自身の健康にも注意して両親に余計な心配をかけないようにすることだと気付きました。
この課題の分離を意識するようになってからもしばらく両親の闘病生活は続きましたが、私は自分の課題をこなすことに専念するようになりました。それまでは医師から説明があると言われると悲観的な内容を勝手に想像してオロオロしていましたが、そういうことも少なくなりました。両親の病状に一喜一憂しないで、落ち着いて向き合えるようになりました。心の負担が減ったことでひどい疲れを感じることもなくなりました。
その後、ありがたいことに両親は退院することができ、私の生活も元に戻りました。日常に戻ってからも課題の分離を意識して生活していると、改めて自分ではコントロールできないことにイライラし、ストレスを感じていることが多いと気付きました。自分の課題をクリアにして、目の前のことに集中すると生産性も上がります。同じことをしていても前よりも早くできるようになり、時短にもつながりました。
これからも課題の分離を意識して過ごしていきたいと思っているものの、他者の課題に介入しないということがうまくできません。家族のことになると、つい口出しをしたくなります。ここは今後の自分の課題でもあります。
思いもよらなかったコロナ禍においても、この課題の分離を意識することで過度な心配や不安を感じることなく過ごしています。ワクチンがいつできるのか、いつまでこの状態が続くのかというのは他者の課題として、気にし過ぎないようにしています。新型コロナウイルスの予防をしっかりすることや、食生活に気を付け免疫力をアップさせておくこと、自粛生活を言い訳にして太らないようにすることは自分の課題ですので、こちらに意識を向けています。とはいえ、この長期化したコロナ禍が少しでも早く過ぎ去ってくれることを願ってやみません。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
あなたの体験談も教えて! 抽選でギフト券進呈
2児の母のはたりさんによる、保育園で遭遇した体験談を描いたマンガ。バリキャリでいつもきれいなすーちゃんママの夫は、はたりさんことチロちゃんママたちに向かって「なぜ身だしなみを気にし...
続きを読む2児の母のはたりさんによる、保育園で遭遇した体験談を描いたマンガ。バリキャリでいつも完璧なすーちゃんママ。その夫は、保育園のママたちの身だしなみに口を出し、化粧もマナーの1つなどと...
続きを読む2児の母のはたりさんによる、保育園で遭遇した体験談を描いたマンガ。保育園の懇談会でのこと。バリキャリでいつもきれいなすーちゃんママの夫が、ママたちに「なぜ身だしなみを気にしないの?...
続きを読む2児の母のはたりさんによる、保育園で遭遇した体験談を描いたマンガ。すーちゃんママはバリキャリで、いつも身だしなみが完璧。その夫は、はたりさんことチロちゃんママたちの身なりや家事の仕...
続きを読む2児の母のはたりさんによる、保育園で遭遇した体験談を描いたマンガ。保育園で、ママたちの身だしなみに言及するパパに出会ってしまった、はたりさんことチロちゃんママ。そのパパは、保育園内...
続きを読む兼業主婦の私は、仕事と家事で毎日てんてこまい。おまけに、農業をしている実家の手伝いで1カ月家を空けることに。同居している義母にお願いし、作り置きをたっぷ …
2児の母のはたりさんによる、保育園で遭遇した体験談を描いたマンガ。バリキャリのすーちゃんママはいつも忙しそうですが、身だしなみは完璧。その夫から、彼女と …
ある日、冷蔵庫を開けた瞬間、ふわっと漂う何とも言えない異臭に思わず顔をしかめました。最初は「玉ねぎかな?」と思って野菜室を確認してみましたが、特に怪しい …
彼は15歳上、バツイチ、子どもあり。そのため、彼との結婚は周囲から大反対を受けました。それでも「幸せになれる」という占いの言葉に背中を押され、私は結婚を …
夫は淡泊、私は旺盛。2人の性欲の温度差に悩んでいます。でも、夫に断られてもめげない、赤裸々な心模様をお届けします。 ★関連記事:「したいんだけど…」出産 …
「新人は黙って雑用してろ」そんな空気が当たり前の職場で働いていた私。現場で理不尽な扱いを受けながらも、環境を変えたいと奮闘しました。最初は誰にも認められ …
2児の母のはたりさんによる、保育園で遭遇した体験談を描いたマンガ。すーちゃんママはバリキャリで、いつも身だしなみが完璧。その夫は、はたりさんことチロちゃ …
40歳の私は、夫と2人の子どもと4人で暮らしています。私の両親は車で2時間のところに住んでおり、年に4〜5回遊びに行く程度です。両親は70歳手前で年金暮 …