
私の夫は毎日晩酌をします。休日は夕食を作りながら、ハイボールを少しずつ飲むのです。夫がお酒を好きなことは結婚前から知っていました。私はお酒が苦手で、まったく飲めません。そんな私の体験談を紹介します。
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夫と暮らしてびっくりした新婚時代

夫は酔うと危害を加えるとか暴言を吐くということはありません。しかし結婚後、夫は2回ほど酔いつぶれたことがあります。酔っぱらいと暮らしたことのなかった私はとても心配したことがあったのです。
1回目は、夫が飲み会から帰宅する際に電車で寝てしまい、終着駅のベンチで寝ていました。2回目は「電車に乗ると寝てしまう」と感じたのか徒歩で帰ってきて、家の鍵を開けて玄関でそのまま寝ていました。服と靴はドロドロに汚れて、呼びかけても起きない姿にびっくりした私は義父母に連絡を取りました。義父母を含めて話し合い、その後は外で飲酒しても酔いつぶれることはなくなりました。
酔うとうるさく、話が入らない夫

当時はコロナ禍ということもあり、夫は外での飲酒の機会自体がなくなりました。しかし、家で酔っぱらうと困ることが増えてきました。上機嫌になるのはいいのですが、声が大きく、何度も同じ発言を繰り返します。子どもに説教をするとき、私の言葉が気に入らなかったときにしつこく絡んでくるのです。うまくもない歌や口笛を吹くこともあります。息子の部活のためだと筋トレをさせて、カウントを取る声がうるさいことも。
大事な話をしようとしても、話を理解できない様子で失望しました。末っ子を寝かしつけがてら、さっさと寝てもらうよう誘導しても、いびきや寝言、歯ぎしりも大きくなります。私のストレスは絶頂に達しました。
飲酒自体がなくなれば一番良いのですが、新婚時代に何度か飲酒量を減らすように注意しても無駄でした。私も一時期、精神的な理由で夫の出す音以外の生活音に過敏になっていた時期があり、その都度「うるさい」と叫ぶように注意していました。一瞬は静かになるのですが、しばらくするとまた元通りうるさくなるので、注意すること自体にストレスを感じ、嫌気が差してきました。
子どもたちの前で愚痴ってしまうこともありました。夫が缶ビールのフタを開ける「プシュッ」という音が恨めしく感じました。これでは良くない、なんとかしなければと思いました。