「まさか私が?」更年期のストレスでドカ食いの日々。50代で突然下った診断とは
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35歳と37歳のときに出産し、仕事や家事に追われる日々を送っていました。そのころから風邪ではない発熱や倦怠感、手先の違和感で悩まされるようになりました。受診の結果、ある意外な病気が判明。病気がわかった経緯や治療について紹介します。
★関連記事:「30代でも関節リウマチに!?」産前から続く関節痛に悩み整形外科へ。検査の結果は【体験談】

ある日、突然39度の高熱が出て、寒気を感じました。インフルエンザのような体調不良ですが、せきや鼻水などの風邪症状はありません。すぐに内科を受診しましたが、検査の結果インフルエンザなどの感染症ではなく、「風邪だろう」という診断でした。通常の風邪であれば、数日で体調がよくなりますが、熱は下がったものの、だるさや食欲不振はなくなりません。「仕事と育児で疲れているんだろう」と思い、しばらく様子を見ることに。
それから徐々に瓶のフタが開けられなくなったり、洗濯物を干すときに洗濯バサミがうまくつまめなかったりと手先のこわばりを感じることが増えました。まだ痛みはありませんでしたが、夫も私も、これは単なる疲れではなく、「何かの病気かもしれない」と思い、総合病院へ受診することにしたのです。
総合病院では、問診、さらにX線検査、血液検査などの検査がおこなわれ、その結果、「関節リウマチ(免疫の異常により関節の膜に炎症が起こり、関節の痛みや腫れが生じる病気)」との診断でした。関節リウマチは年配の人の病気というイメージがありましたが、私のように40代でも発症する人は多いと主治医に言われました。関節リウマチは発症から2年以内に急速に進行してしまうそうで、早い段階で受診できたのは不幸中の幸いだったのです。

治療は、抗リウマチ薬の服用から始まりました。主治医からは、薬の効果が出るまでに2カ月ほどかかると言われました。しばらくは日常の動作でこわばりを感じることはありましたが、温めたりマッサージをしたりして乗り切り、しばらくすると薬が効いてきたのか関節の腫れやこわばりも軽減していったのです。
このまま治療を続けることで、病気の進行を抑えて、日常生活に問題がない状態をキープしていけそうです。リウマチの発症から夫婦共に禁煙し、仕事も減らして、夫と両親に子育てを助けてもらっていますが、「無理のない範囲での運動はどんどんしてください」と主治医から言われており、筋トレを取り入れるように。パソコンで仕事をしているときに1時間に1回はストレッチをおこなったり、片手で物を持たないようにするなど、生活で気を付けていることは多いです。
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