イライラ、のぼせ、冷え…更年期症状に効く「三大婦人漢方薬」とは?選び方のコツは?【医師解説】
目次 1. 知っておきたい漢方医学の概念“気・血・水” 2. 三大婦人漢方薬とは? 2.1. 1.当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)~冷えや貧血、疲れに …
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3つの原因のうち、まず取り組みやすいのは水分摂取の見直しでしょう。どんな点に気を付ければ良いのでしょうか。
「気を付けたい飲み物は3種類。以下を含む飲み物は利尿作用が高いので注意が必要です。
カフェインは、コーヒーやお茶に含まれていますね。コーヒーを1日に何杯も飲むという方もいらっしゃいますが、頻尿の場合は16時までに、とアドバイスしています。
アルコールは、ウイスキーや焼酎など純度の高いもののほうが利尿作用が高いです。これらを飲むときは同量の水を飲むと利尿作用が抑えられます。
カリウムを含む飲み物とは、オレンジジュースや野菜ジュースなどかんきつ系飲料です。
また、キンキンに冷えたアルコールは下腹部を冷やし、血行を悪くしてしまいます。血行が悪いと排尿をつかさどる膀胱などの機能が鈍くなってしまいます。お湯割りなど、体を温める飲み物を積極的に飲むと良いでしょう」(窪田先生)。
「膀胱機能の低下」や「不眠」についてはどのように対策すれば良いでしょうか。
「膀胱機能低下については、甘い物や糖質をとり過ぎないよう指導しています。甘い物や糖質を多くとり過ぎると、血管を硬くするためです。また、肥満も頻尿の原因になりますから、糖質を抑えた食事はとても大切です。
不眠についてはストレス回避を心がけるよう指導しています。場合によっては環境を変える勇気も必要です」(窪田先生)。
窪田先生によれば、女性に人気の生絞りグレープフルーツサワーは、頻尿まっしぐらの飲み物だそう。アルコールにカリウム、冷え冷えと、頻尿の条件が3拍子そろっています。とってもおいしいですが、40代以降になったら、控えめにしたほうが良さそうです!
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
取材・文/岩崎みどり(49歳)
ライター歴25年。35歳で第1子、38歳で第2子出産。最近、たるみが加速して二重顎が悪化。身長153㎝なのにLサイズの服が少しきつくなってきて……人生最後のダイエットを計画中。
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