義母「他人のあなたは留守番で」家族旅行で私を置き去りにした義母に大事なことを教えてあげた結果
家族旅行をすることになった私たち家族。しかし旅行当日、義母は出発時間を偽り、私だけ置いて旅立ってしまいました。「あなたは留守番に決まっているでしょ」と意 …
ウーマンカレンダー woman calendar
ある日「気分転換に」と久しぶりにガムを食べた私。その次の日から、なんだか耳の下あたりが痛くなりました。ガムのかみ過ぎで筋肉痛にでもなったのかと思い、気にも留めていませんでした。我慢できないほど痛いわけでもなく、緊急を要するような不調でもないと思ったため、普段通りの生活を送っていたのですが……。
★関連記事:「虫歯かと思ったら大間違い!!」突然、私を襲った謎の痛みの正体はまさかの…!【体験談】
私は在宅で仕事をしており、机の近くにはいつもおやつを常備していました。しかし、少しずつ体重が増えてきたため、おやつを撤去。急におやつがなくなると、どうしても口寂しくてたまりません。
そこで、太りにくく食欲を紛らわすものはないかと考えた結果、思いついたのがガムでした。ガムを購入して食べ始めると、気分転換になって仕事もはかどり、「おやつにぴったり」と思った矢先のことです。
ガムをかんだ次の日、なんだか耳の下あたりに痛みが。強い痛みではないため、「昨日ガムをかみ過ぎたせいで筋肉痛にでもなったのかな」と軽く思っていたのです。
痛みに気付いたときは違和感がある程度でしたが、地味な痛みが続いたため、痛み止めを服用してその日は過ごしました。痛み止めを飲めば地味な痛みは和らぎ、仕事にも集中できました。痛みを感じないときはガムをかむことも。
地味な痛みは翌日も続きましたが、病院に行くほどでもありません。地味な痛みで気持ちが優れないときは、痛み止めを服用してそのまま放置することに。
実は、以前にも同じようなことが1~2回あり、痛み止めを服用すると少しずつ快方へ向かっていました。また、そのころは食事もとれていたため、痛みが続いてもそれほど問題だとは思っていませんでした。
しかし、今回は耳の下あたりの痛みを放置した結果、痛みが出てから2~3日たつと口を大きく開けられなくなったのです。縦に指2本分くらいしか口が開きません。そこで初めて事の重大さに気付き、ネットで症状を検索した結果「顎関節症では…」と思いつきました。とはいえ「きっと自然に治るだろう」と安易に考え、そのまま様子を見ることに。
口が開かない状況でも、食欲は変わらずあります。そこで、雑炊や麺類など咀嚼の際に、顎に大きな力が不要なやわらかい食事をとるように。しかし、それでも咀嚼する際に耳の下あたりに痛みが出て、少しずつ食べる日が続きました。
こんな状況でも、私は「時間がたてば炎症は治まるはず」と思い、そのまま様子を見ることに。すると、そのうち指1本分しか開かなくなったのです。
さすがに指1本分しか開かず、食事をとるときにも痛みを我慢しなければならない状況が怖くなり、慌てて病院を探しました。するとそこで問題が起きます。口が開かないという症状は、どの病院で診てもらえばいいのか……。
耳の下あたりの痛みなので耳鼻科なのか、口が開かないので歯科なのか、はたまた整形外科なのかまったくわからず、該当しそうな診療科すべてに連絡しました。すると、整形外科は首から下の症状を診察するとのこと。
耳鼻科に相談すると、実際に診察してみないとなんともいえないが、「口腔外科の範囲ではないか」と教えてもらえました。
そこからは、口腔外科に絞って探します。ホームページに口腔外科と記載されている歯科医院に連絡するも、「マウスピースを作って様子を見ることになる」とのこと。口が開かない状況を説明すると、「口が開かないとマウスピースは作れない」といわれる始末です。
他の歯科医院は「予約でいっぱい」「予約が取れても1カ月先」などで、なかなか診てくれるところが見つかりません。たまたま見つけた口腔外科もある歯科医院に状況を説明すると、「すぐに来なさい」といってくれました。
診察を受けると、「顎関節症によってクローズドロックになっている」とのこと。先生が、下顎を下げながらずれた関節円盤をもとに戻す、徒手的顎関節授動術(としゅてきがくかんせつじゅどうじゅつ)により治してくれました。
先生によると、口が開かなくなって時間がたつと、治るのに時間がかかるそうです。私の場合は開きづらくなって1週間くらいだったため、比較的早めに治るとのことでした。
治療を受けた後すぐにある程度口が開き、マウスピースを作ってもらって帰宅。痛みはあるものの、口が開くことがうれしくてたまりませんでした。そして、日に日に痛みは引き、元のように口が開くようになりました。
今回、私が顎関節症になっていた原因は睡眠中の食いしばり。歯ぎしりは歯や顎に負担がかかることは知っていましたが、家族から注意されたことがなかったため、まさか自分が寝ているときに食いしばっているとは思ってもいませんでした。
先生によると、ストレスや体調の変化などで多くの人が食いしばりや歯ぎしりをしているとのこと。年齢を重ねると、知らず知らずのうちにストレスをためこんでいるのかもしれません。
治療後は、毎日マウスピースをしながら寝ていますが、たまに装着を忘れた次の日の朝は、耳の下あたりが地味に痛いときが……。「毎日忘れず装着しなければ」と注意しています。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/川田悟司先生(川田歯科医院院長)
川田歯科医院院長。咬み合わせ認定医。長年に渡り、咬合診査・診断をおこなう。
イラスト/村澤綾香
あなたの体験談も教えて! 抽選でギフト券進呈
インスタグラムやブログで家族の話をつづっているおーちゃんによる50代の日常を描いたマンガ。 アラフィフのおーちゃんには、70代と80代の両親がいます。そんな両親は夫婦として58年間...
続きを読む私は長年ワンオペで義母を介護してきました。負担が大きいと何度も夫に相談しましたが、彼は無関心。協力してくれたことはありませんでした。そうして10年が過ぎたある日、義母が他界。「母さ...
続きを読む私は50代後半の元バリキャリ。たまった資産を元手に現在は退職し、山で隠居生活を満喫中です。さらに、1人息子の結婚が決まって胸をなで下ろしました。ところが、会社で知り合ったという嫁に...
続きを読む私は5歳の息子と夫と3人暮らし。飲み会ばかりで家族のことは二の次という夫に不満が募っていたある日、私と息子が同時に高熱を出してしまいました。夫に体調不良を訴えてSOSを出したのです...
続きを読む専業主婦の私は、20年連れ添った夫から離婚を宣言されました。男尊女卑で傍若無人、高圧的な夫は長いこと不倫をしていて、その相手と再婚するのだとか。私が泣いてすがると思っていた夫でした...
続きを読む家族旅行をすることになった私たち家族。しかし旅行当日、義母は出発時間を偽り、私だけ置いて旅立ってしまいました。「あなたは留守番に決まっているでしょ」と意 …
跡継ぎとなる男の子への過度な期待を持つ義両親。娘を出産したときにかけられた義両親からの衝撃の言葉は、今でも忘れられない記憶となっています。 ★関連記事: …
新卒の女性社員が入社しましたが、半年たっても仕事の成果が出ず、私は教育係として指導することになりました。ロールプレイングを通して営業の練習をさせようと計 …
若いころからサウナに行っても汗ひとつかかないくらいの代謝の悪かった私。手足の先が冷え、目の下のクマも目立つなど血の巡りも良くないと感じていました。運動経 …
次男を出産するにあたり、義実家にお世話になることにしました。長男のときの実家への里帰りと比べ、育児に専念できる環境に喜んだのもつかの間。滞在を快く迎え入 …
人気マンガ家・イラストレーターの和田フミ江さんがステキなおばあちゃんを目指すマンガ連載「ときめけBBA塾(ばばあじゅく)」。かむ力が、人よりも強すぎるこ …
子どもと公園に出かけるたびに、どんぐりや木の実を「宝物」と呼んで拾っては、持ち帰るのがわが家の恒例でした。そんな折、ある悲劇が起きたのです……。 ★関連 …
40代後半に突入した私は、夕方になるとふくらはぎが重だるくて、早くお風呂に入りたいと思う毎日。しかし、実際にお風呂に入れるのは家族の中で最後なので、疲れ …