「また膀胱炎か」市販薬で対処したのに39度の高熱と激しい腰痛!病院で告げられた予想外の病名は
膀胱炎になりやすい私。過去にも幾度か膀胱炎の痛みが続き、病院で薬を処方してもらったこともあります。小学校のバザーのお手伝いで1日中忙しく動いていた日の夜 …
ウーマンカレンダー woman calendar
ある日「気分転換に」と久しぶりにガムを食べた私。その次の日から、なんだか耳の下あたりが痛くなりました。ガムのかみ過ぎで筋肉痛にでもなったのかと思い、気にも留めていませんでした。我慢できないほど痛いわけでもなく、緊急を要するような不調でもないと思ったため、普段通りの生活を送っていたのですが……。
★関連記事:「虫歯かと思ったら大間違い!!」突然、私を襲った謎の痛みの正体はまさかの…!【体験談】
私は在宅で仕事をしており、机の近くにはいつもおやつを常備していました。しかし、少しずつ体重が増えてきたため、おやつを撤去。急におやつがなくなると、どうしても口寂しくてたまりません。
そこで、太りにくく食欲を紛らわすものはないかと考えた結果、思いついたのがガムでした。ガムを購入して食べ始めると、気分転換になって仕事もはかどり、「おやつにぴったり」と思った矢先のことです。
ガムをかんだ次の日、なんだか耳の下あたりに痛みが。強い痛みではないため、「昨日ガムをかみ過ぎたせいで筋肉痛にでもなったのかな」と軽く思っていたのです。
痛みに気付いたときは違和感がある程度でしたが、地味な痛みが続いたため、痛み止めを服用してその日は過ごしました。痛み止めを飲めば地味な痛みは和らぎ、仕事にも集中できました。痛みを感じないときはガムをかむことも。
地味な痛みは翌日も続きましたが、病院に行くほどでもありません。地味な痛みで気持ちが優れないときは、痛み止めを服用してそのまま放置することに。
実は、以前にも同じようなことが1~2回あり、痛み止めを服用すると少しずつ快方へ向かっていました。また、そのころは食事もとれていたため、痛みが続いてもそれほど問題だとは思っていませんでした。
しかし、今回は耳の下あたりの痛みを放置した結果、痛みが出てから2~3日たつと口を大きく開けられなくなったのです。縦に指2本分くらいしか口が開きません。そこで初めて事の重大さに気付き、ネットで症状を検索した結果「顎関節症では…」と思いつきました。とはいえ「きっと自然に治るだろう」と安易に考え、そのまま様子を見ることに。
口が開かない状況でも、食欲は変わらずあります。そこで、雑炊や麺類など咀嚼の際に、顎に大きな力が不要なやわらかい食事をとるように。しかし、それでも咀嚼する際に耳の下あたりに痛みが出て、少しずつ食べる日が続きました。
こんな状況でも、私は「時間がたてば炎症は治まるはず」と思い、そのまま様子を見ることに。すると、そのうち指1本分しか開かなくなったのです。
さすがに指1本分しか開かず、食事をとるときにも痛みを我慢しなければならない状況が怖くなり、慌てて病院を探しました。するとそこで問題が起きます。口が開かないという症状は、どの病院で診てもらえばいいのか……。
耳の下あたりの痛みなので耳鼻科なのか、口が開かないので歯科なのか、はたまた整形外科なのかまったくわからず、該当しそうな診療科すべてに連絡しました。すると、整形外科は首から下の症状を診察するとのこと。
耳鼻科に相談すると、実際に診察してみないとなんともいえないが、「口腔外科の範囲ではないか」と教えてもらえました。
そこからは、口腔外科に絞って探します。ホームページに口腔外科と記載されている歯科医院に連絡するも、「マウスピースを作って様子を見ることになる」とのこと。口が開かない状況を説明すると、「口が開かないとマウスピースは作れない」といわれる始末です。
他の歯科医院は「予約でいっぱい」「予約が取れても1カ月先」などで、なかなか診てくれるところが見つかりません。たまたま見つけた口腔外科もある歯科医院に状況を説明すると、「すぐに来なさい」といってくれました。
診察を受けると、「顎関節症によってクローズドロックになっている」とのこと。先生が、下顎を下げながらずれた関節円盤をもとに戻す、徒手的顎関節授動術(としゅてきがくかんせつじゅどうじゅつ)により治してくれました。
先生によると、口が開かなくなって時間がたつと、治るのに時間がかかるそうです。私の場合は開きづらくなって1週間くらいだったため、比較的早めに治るとのことでした。
治療を受けた後すぐにある程度口が開き、マウスピースを作ってもらって帰宅。痛みはあるものの、口が開くことがうれしくてたまりませんでした。そして、日に日に痛みは引き、元のように口が開くようになりました。
今回、私が顎関節症になっていた原因は睡眠中の食いしばり。歯ぎしりは歯や顎に負担がかかることは知っていましたが、家族から注意されたことがなかったため、まさか自分が寝ているときに食いしばっているとは思ってもいませんでした。
先生によると、ストレスや体調の変化などで多くの人が食いしばりや歯ぎしりをしているとのこと。年齢を重ねると、知らず知らずのうちにストレスをためこんでいるのかもしれません。
治療後は、毎日マウスピースをしながら寝ていますが、たまに装着を忘れた次の日の朝は、耳の下あたりが地味に痛いときが……。「毎日忘れず装着しなければ」と注意しています。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/川田悟司先生(川田歯科医院院長)
川田歯科医院院長。咬み合わせ認定医。長年に渡り、咬合診査・診断をおこなう。
イラスト/村澤綾香
あなたの体験談も教えて! 抽選でギフト券進呈
2児の母の萩原さとこさんが第2子妊娠中の27歳のとき、不整脈を発症したときの体験を描いたマンガ。 当時、萩原さとこさんは第2子妊娠中で、初期はつわりがつらかったものの、体調はおおむ...
続きを読む2児の母の萩原さとこさんが第2子妊娠中の27歳のとき、不整脈を発症したときの体験を描いたマンガ。 当時、萩原さとこさんは第2子妊娠中で、初期はつわりがつらかったものの、体調はおおむ...
続きを読むのむすんさんの知人の実体験をマンガ化したドロドロ婚活ストーリー。 28歳のしおりさんは、結婚を考えていた彼・のり君に突然振られてしまいます。どうにかして立ち直り、新たな出会いを探す...
続きを読むのむすんさんの知人の実体験をマンガ化したドロドロ婚活ストーリー。 28歳のしおりさんは、結婚を考えていた彼・のり君に突然振られてしまいます。どうにかして立ち直り、新たな出会いを探す...
続きを読むのむすんさんの知人の実体験をマンガ化したドロドロ婚活ストーリー。 28歳のしおりさんは、結婚を考えていた彼・のり君に突然振られてしまいます。どうにかして立ち直り、新たな出会いを探す...
続きを読む膀胱炎になりやすい私。過去にも幾度か膀胱炎の痛みが続き、病院で薬を処方してもらったこともあります。小学校のバザーのお手伝いで1日中忙しく動いていた日の夜 …
幽霊よりも生きている人間のほうが怖いと言いますが、まさしく赤の他人から理不尽に追い詰められてしまった3つの「人間関係トラブル」を紹介します。モンスター隣 …
当時48歳だった私は、ある日の夜中に激しい腹痛に襲われました。初めは便秘から来るものだろうと思っていたのですが、排便をしても治まらない腹痛……。翌日内科 …
美容に詳しい先輩から教えてもらった洗顔アイテムを試してみたら、思いがけない展開に。まさか翌日にあんな姿になるとは思いませんでした。 ★関連記事:「節約の …
友人と一緒に美容院へ行った日、なぜか想定外の出来事が続出!? 思わず語りたくなる3つの体験を紹介します。 ★関連記事:「え?」初めてのヘアカラーで想像と …
そのとき、鏡の中の自分は「ほぼ金髪」でした。数年前、気分転換に美容室でヘアカラーをお願いしたときの失敗談です。 ★関連記事:「え?」初めてのヘアカラーで …
私は地方のスーパーマーケットで社員として働いています。職場には気さくな同僚が多く、日々楽しく仕事をしているのですが、1つだけ苦手な存在がありました。それ …
夏は汗のにおいやべたつきが気になるため、出かける前にシャワーを浴びてから身支度をし、眠る前にもシャワーやお風呂に入るのが習慣になっています。さらに、入浴 …