- 2025.06.25
- 30代, ジェネレーションギャップ, ミニ体験談, あさうえさい, 人間関係,
「え、知らないんですか?」若手のひと言に撃沈!痛感したジェネレーションギャップ【体験談】
目次 1. エモい、チルい…? 2. 説明されても理解できない 3. これぞジェネレーションギャップ 4. まとめ これぞジェネレーションギャップ する …
ウーマンカレンダー woman calendar
家族と住むというのは夫の国では当然のこと。自分が結婚していようがいまいが、家族親族は困ったときはお互いさま。住むところがなければ自分の家に住まわせるのです。しかし、それが結婚して日本に住む家族にも適用されるとは思いませんでした。
聞けばまずビザなしで滞在可能な3カ月間の滞在。その後はビザを更新していき永住の予定で、義姉はすでに航空チケットも取ってあとは来るだけとのこと。「怒髪天(どはつてん)を突く」とはこのことで私は言葉を失いましたが、夫の言い分は「なぜ姉が来ることがいけないのか? 何も豪華な食事を与える必要はない。一緒に住んで同じ物を食べるだけなのになぜいけないのか」。どうして事前に私に言ってくれなかったのかという質問については謝るばかり。2LDKで1つは子ども部屋、1つは私の仕事場兼夫婦の寝室という狭い家なのに……。
そしてついに夏真っ盛りの暑い日に義姉はわが家にやって来ました。着いて早々、疲れた、眠いとリビングのソファへ。思春期で難しい年ごろの息子はいつもの居場所を取られ、自室へこもってしまいました。私までもが他の部屋に行ってしまっては感じが悪いと思い、リビングの食卓にずっといることに。初日から気疲れしました。
私は在宅で1日中仕事をしています。夫の話では、義姉は明日にでも仕事を探しに出掛けるということでしたが、ずっと家にいるのです。しかもわざわざベランダに出て、大きな声でスマホで電話をします。家はマンションのため、ベランダの声は隣近所の迷惑になると説明し、やっと家の中で電話をすることを了解してもらいました。
夫は仕事で、夜遅くにならないと帰ってきません。子どもが学校に言っている間、私と義姉は2人きりです。他人が家にずっといるというのは、気が落ち着きません。また、ひとりなら簡単に済ませられる昼食も、ある程度は気をつかわねばならず、こちらも疲れました。義姉も気をつかったのか、部屋の掃除をしてくれたのですが、トイレの中まで掃除機を使ってしまい、それをそのまま和室に持ってきて畳を掃除。文化が違うだけでどちらが間違っているということではないのですが、私にとってそれはどうしても衛生的ではないと感じることなので、これも説明し、掃除は私がすることになりました。
あれはだめ、ここはこうしてなどと説明するよりも、自分がしたほうが手っ取り早いと思ったのですが、このようなささいな不満が、日ごと積もり積もっていきました。
ちょうどそのころ私は更年期障害に悩まされており、夜中に何度も目が覚めてしまい睡眠が十分に取れないこともあって、仕事の合間によく横になっていました。少しでも眠ることができれば良いのですが、すぐそこに義姉がいると思うと、なかなかリラックスすることができず、私の体調もだんだん悪くなっていきました。
夫が休みの日に義姉を連れて出掛けてくれたので、その日だけは少し休むことができました。このとき私は、日常の生活が精神の安定の上に成り立っているということに改めて気付いたのです。
朝起きると、他人のにおいがする。義姉が寝ているリビングと、キッチンはつながっています。子どものお弁当を作るため私は朝5時に起きますが義姉はそのまま寝ているので、寝ているすぐ横で子どもと私は朝食をとります。私は起きた直後から疲労しており、常に眠く、フラフラの状態でした。
夜遅く帰宅した夫と積もる話があるのはわかるのですが、義姉の大きな声が寝入りばなの私には非常に耳障りで、何度か「もう少し小さい声で話してもらえないか」と言ったこともあります。そのたびに、私と、夫・義姉の間に深い溝ができていくようでした。
私は1日の仕事が終わった後、義姉と談笑する精神的ゆとりも肉体的余裕もなく、ただ疲労して就寝、夜中に何度も起きて朝5時起床を繰り返すのみでした。ただでさえ体の変化や気分のゆらぎを感じやすい更年期に、家に他人が入り込んで来るということは、想像以上に精神的につらいものだとわかりました。
その後、私の兄を挟んで夫、義姉と話し合い、義姉が夫の知人の家に移ることが決まり、義姉との同居は終止符を打ちました。夫も実際に生活してみて、これはとても長く続けられないとわかったようでした。結局義姉は仕事が見つからず、一年後に帰国。義姉には申し訳ないですが、私はこれで心底ホッとすることができたのです。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
マンガ/山口がたこ
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