医師「喉も老化しています」いつもの喉の痛みが悪化。耳鼻科で判明した驚きの原因とは
私は喉の痛みをたいてい自力で治せるほうでした。喉が痛いなと思ったら、うがいをして、のど飴をなめる。それでも治らなかったら、市販薬に頼る。そうすれば喉の痛 …
ウーマンカレンダー woman calendar

これまで整形外科や整体院などにお世話になったことがほぼない私。首・肩・腰などの痛みとはほぼ無縁の人生を送ってきました。それが数カ月前から始まった右肩の痛み。在宅勤務で体を動かさなくなっているから、そのせいかと思っていたのですが……。そんな私の肩の痛みにまつわる体験談です。
★関連記事:四十肩の「やりがちNG」って?肩が動かなくなることもある四十肩予防のために大切なこと【医師解説】

特別スポーツなどをしていたわけでもなかったせいか、子どものころからあまりけがや体の痛みなどに悩むことがなかった私。整形外科に行ったこともほとんどなく、整体院などにも縁がありませんでした。肩凝りがひどい体質でもなかったので、マッサージなどに行ったこともありません。体の痛みに悩む友人や同僚の話を聞いて、みんな大変なんだなぁと思っていたくらいひとごとでした。
40歳を過ぎて迎えたコロナ禍によって在宅勤務になりましたが、定期的にオンラインヨガやピラティスなどをしていたせいか、やはり体の痛みとは無縁のまま過ごしていました。それがある時期から少しずつ、右肩にだけ違和感を覚えるようになってきたのです。
「何だろう? やっぱり在宅勤務が長いから運動不足なのかな?」と考え、自己流で肩をぐるぐる回したりしてみましたが、特に誰かに相談するわけでもなく放置していると、肩の違和感は痛みに変わってきました。そして、夜寝るときの姿勢によっては強い痛みを感じることも出てきて、徐々に不安を覚えるようになりました。

週に1度の出社日。その日も私は仕事の合間に、デスクで肩をぐるぐる回していました。ほぐせばほぐすほど良くなるはずだと信じて。そんな私を見た先輩が「どうしたの、肩凝りがひどいの?」と声をかけてくれました。「いえ、肩凝りじゃないんですけど、少し前から右肩が痛くて。なるべく回すようにしてるんですが、痛みが引かなくて……」と答えたところ、先輩は急にニヤニヤし始めました。
気になって「どうしたんですか、何かおかしいですか?」と聞いたところ、「ねぇ、それって……四十肩じゃない?」とのこと。え、これが四十肩? でもたしかに、年齢も40代半ばだし、肩凝りとは全然違う痛みだし、やっぱり先輩の言うとおりなのかも……とショックを受けました。
その夜、初めてネットの検索窓に「四十肩」という言葉を入れてみると、心当たりのある説明ばかりが目につきます。「そうだったのか、運動不足でも肩凝りでもなく、これが四十肩か……」と、悲しくも納得しました。

ネットで見るさまざまな記事を通して私は、四十肩には3つの段階があることを知りました。痛みが強い「炎症期」、可動域が狭くなる「拘縮(こうしゅく)期」、痛みも可動域も改善する「回復期」だそうです。痛みがいつまでも引かなかったら今度こそ整形外科に行こうと考えていましたが、忙しくて受診できないまま数カ月がたったら痛みは治まってきたので、「炎症期」は過ぎたのかなと思いました。
ただ、痛みが和らいだのはよかったのですが、次なる「拘縮期」が意外ときつい! 可動域が狭くなるので腕を後ろに回すことができず、背中を洗ったりブラジャーのホックを留めたり、ジャケットに袖を通したりするのが難しくなりました。受診せずに治ったという人が多いようですが、放っておくと肩が動かせなくなることもあるそうです。時間を見つけて早めに整形外科を受診したいと思います。
いくら肩凝りや首凝り、腰痛などとは無縁でも、四十肩は加齢とともに訪れるものなのだなぁ……と実感した私。たまたま私は炎症期も生活に支障が出るほどの痛みではなかったのが幸いでした。どちらかと言えば、拘縮期の今のほうが生活に影響が出て困っているくらいです。早めに整形外科を受診したいと思います。
これからは、自分の体が着実に加齢とともにあるのだということを自覚し、ちょっとした違和感にもちゃんと耳を傾けて過ごそうと思います。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/中村光伸先生(光伸メディカルクリニック院長)
整形外科医の知見から骨の仕組み、体の動かし方を活かした骨のトレーニングを提唱する骨の専門医。骨の強化と全身の機能回復を両立する「骨たたき」を考案。若々しい体を取り戻す「リバースエイジング」の専門家としてメディアにも多数出演。著書に『医者が考案した骨粗しょう症を防ぐ1分間骨たたき』『ひざたたき 世界一かんたんな健康法』(アスコム)。
あなたの体験談も教えて! 抽選でギフト券進呈
のむすんさんの知人の実体験をマンガ化したドロドロ婚活ストーリー。 28歳のしおりさんは、結婚を考えていた彼・のり君に突然振られてしまいます。どうにかして立ち直り、新たな出会いを探す...
続きを読むのむすんさんの知人の実体験をマンガ化したドロドロ婚活ストーリー。 28歳のしおりさんは、結婚を考えていた彼・のり君に突然振られてしまいます。どうにかして立ち直り、新たな出会いを探す...
続きを読むのむすんさんの知人の実体験をマンガ化したドロドロ婚活ストーリー。 28歳のしおりさんは、結婚を考えていた彼・のり君に突然振られてしまいます。どうにかして立ち直り、新たな出会いを探す...
続きを読む実家で暮らす40代マンガ家・大日野カルコさんが、高齢の父を亡くした日のことを描いたマンガ。突然の別れを迎えた家族は、そのとき何を感じ、どのように父を見送ったのでしょうか? 布団の中...
続きを読む日本語教師をしている20代後半の娘に結婚が決まり、挙式の日を楽しみにしていた私。相手は、A男さんという大手企業に勤める会社員の方でした。ところが、結婚式を目前に控えたある日、娘から...
続きを読む私は喉の痛みをたいてい自力で治せるほうでした。喉が痛いなと思ったら、うがいをして、のど飴をなめる。それでも治らなかったら、市販薬に頼る。そうすれば喉の痛 …
わざと悪臭を出している人はいないと思いますが、年齢と共に食事や清潔を心がけるなどのにおい対策は必要ですよね。今回は本人、職場環境、夫の加齢臭にまつわる「 …
ある日突然、嫌なにおいのする鼻水と顔の痛みに襲われ「副鼻腔炎」かと思い耳鼻科へ。耳鼻科へ行った後はいったんは治まりましたが、再び痛みに襲われました。今度 …
結婚してすぐ、義母の好物だと聞いて選んだ贈り物。ところが渡してみると、予想外の反応が返ってきてしまい、喜んでもらえると思っていただけに驚きと戸惑いを覚え …
なかなか寝付けず寝不足で起きたある日の朝、目を開けた瞬間、無重力状態に放り込まれたかのようなめまいに襲われました。起き上がることすらできず、目を少しでも …
義妹の世話焼きはとどまるところを知らず。良かれと思っているらしい行動の数々に、私はただ戸惑うばかりでした。 ★関連記事:「義父母よ…どうして!?」クセ強 …
「なんでこんなにいい香りがするんだろう? 」買い物などの移動中に毎日どこからか漂うお気に入りのにおいに、不思議な気持ちで過ごしていました。 ★関連記事: …
私自身、昔から汗をかきやすい体質で、夏場や運動したときには「ちょっとにおうかもな……」と気になったことはありました。けれど、「皆も汗をかけば多少はにおう …