- 2025.11.13
- ときめき体験談,
「嫁の看病より仕事を優先しろ!」有給休暇取得中に上司から着信…病床の妻が見せた意地とは
私は現在、地方の工務店で大工として働いています。普段は現場を走り回っていますが、この日は珍しく有給休暇を取りました。理由は、妻が高熱で寝込んでしまったか …
ウーマンカレンダー woman calendar

2023年はさまざまな物の値上げが続き、主婦の私を悩ませました。食料品や生活雑貨、電気やガス代と生活に必要不可欠な物ばかり。テレビで値上げ情報を聞くたびに眉間にシワが寄り、しかめっ面になってしまいます。実際に買い物をすれば、予想以上の合計金額にため息。値上げの嵐に顔の表情が険しくなりシワが増えていないか心配になるとともに、心にはもんもんとストレスがたまっていきました。
★関連記事:値上げ時代の救世主!【業務スーパー】1人前25円から作れるマニア激推しの早ウマ節約食材3選

2023年は値上げラッシュが続き、何げなく買い物をした合計金額が思った以上に高くて、思わずため息をつくことの連続でした。2,000円ぐらいかと思えば、3,000円。5,000円で収まるかと思えば軽く6,000円を超えることもしばしば。お会計をするたびにズーンと気持ちが落ち込んでしまいます。
私はもともと買い物が好きで、食品なら「何を作ろうかな。何食べようかな」と考えたり、洋服や生活雑貨なら「おしゃれはやっぱり楽しいな! あ、新商品が出ている!」と物色したりしながら、買い物を楽しんでいました。買い物は私の生活に彩りや刺激を与えてくれていたのです。
しかし最近は、「こんなに買ってしまった」という後悔や、「これしか買っていないのに、この金額?」という不満など、マイナスな感情が生まれるように。そんなときの自分の表情をふと鏡で見たら、眉間にシワが寄り、口もへの字で、ほうれい線の目立つ老け顔になっていました。自分のそんな老け込み方に驚いた私は、もうこれ以上マイナスの感情になったり老けた表情になったりするのも嫌で、買い物に行く頻度をグーンと減らしました。

値上げがあっても、生活はしていかないといけません。そこで、できるだけ節電や節約をしようと考えました。
最初に実践したのは、本当に必要な物だけを購入することです。もともと買い物自体の回数が以前よりも随分減っていたのですが、それに加えて、献立もお店でお買い得な商品をチェックしてから考えるようにしました。例えば大根がお買い得なら、おでんやマーボー大根炒め、大根のポトフ、大根のカレーとざっくり1週間分の献立をサッと考えてから大根の購入を決定します。1つの材料で、さまざまな種類の料理を作るように工夫をしました。
さらに、ドレッシングも市販品を購入するのをやめ、自分で砂糖、酢、油を配合し、だしを和風にするか中華にするかによってアレンジを加えて手作りするようにしました。たまに梅や青じそなども混ぜれば、さらに変化が楽しめます。手作りドレッシングは、基本的な調味料でその日使う分だけを作れるので、とても便利で節約になります。また、家族から「おいしい!」と評判だったことが何よりうれしい誤算でした。今までは市販のドレッシングやタレに頼りっぱなしでしたが、手作りすることにしてかえってよかったです。
そんなふうに少しずつ工夫して日々購入品を減らすよう心掛けた結果、1カ月の支出を数千円減らすことができました。

節電も兼ねて、テレビをつけない時間を設けました。テレビをつけるのは、家族が勢ぞろいする朝と夜。子どもたちにも21時には就寝するよう促し、だらだらとテレビを見ないようにさせました。
以前は当たり前のようにテレビがついていたわが家。特に誰が見ているわけでもないのにテレビがつけっぱなしになっていることがよくありましたが、その習慣をなくしました。
さらにリビング以外の部屋ではテレビを見ないことにすると、家族がリビングに自然と集まり、ともに過ごす時間が増え、以前よりも会話が弾むようになりました。
家族同士がお互いの行動を目にする機会が増えたのもよかったのか、家事の手伝いを何げなく子どもたちがしてくれるようにもなりました。洗濯機が止まったら洗濯かごに入れて運んでくれたり、ハンガーの用意をしてくれたり、手軽なタオルやバスタオルを干したり、乾いたら畳んだりしてくれることもありました。
節電目的でテレビを消すだけで、こんなに家族の行動が変わるのだと驚きました。値上げラッシュの現状は変わりませんが、少し行動を変えるだけで家族が協力してくれることが増え、家族団らんの時間や空間が増えたことはうれしいです。私の表情や心にもゆとりが戻り、眉間にシワを寄せることも少なくなりました。
値上げラッシュは、私にとって表情も心も老けこませるものですが、少し考え方ややり方を変えるだけで楽しみを見出せることもあるのだと知りました。無駄な買い物を控えたり、市販のものを手作りに変えてみたり、同じ食材をさまざまな料理に使用したり、工夫次第で出費が抑えられることを楽しく感じられるようにもなってきました。また、節電が家族の協力が得られることにつながり、家族の団結力が増したこともよかったです。
まだまだ値上げの波は止まらないかもしれませんが、少しでも楽しみを見つけながらその波を乗り切っていきたいです。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
イラスト/sawawa
あなたの体験談も教えて! 抽選でギフト券進呈
2児の母の萩原さとこさんが第2子妊娠中の27歳のとき、不整脈を発症したときの体験を描いたマンガ。 萩原さとこさんは第2子妊娠中、つわりはあったものの体調はおおむね順調で、無事に臨月...
続きを読む2児の母の萩原さとこさんが第2子妊娠中の27歳のとき、不整脈を発症したときの体験を描いたマンガ。 萩原さとこさんは第2子を妊娠中、初期につわりはあったものの体調はおおむね順調で、無...
続きを読む2児の母の萩原さとこさんが第2子妊娠中の27歳のとき、不整脈を発症したときの体験を描いたマンガ。 萩原さとこさんは第2子妊娠中、体調はおおむね順調でしたが、ある日食事中に脈の違和感...
続きを読む脱毛サロンやアパレル業界での実務経験をもつすがのみさきさんによる、ワキガ治療をしたときの話を描いたマンガを紹介します。 小さいころから家族に「ワキガなんじゃ?」と言われてきたみさき...
続きを読む私は夫と恋愛結婚し、マンションで2人暮らしをしています。結婚当初は夫婦仲も良く、穏やかで幸せな新婚生活でした。けれど、近くに住む義父母の家に招かれるたびに、私は少し気が重くなるよう...
続きを読む私は現在、地方の工務店で大工として働いています。普段は現場を走り回っていますが、この日は珍しく有給休暇を取りました。理由は、妻が高熱で寝込んでしまったか …
実家で暮らす40代マンガ家・大日野カルコさんが、高齢の父を亡くした日のことを描いたマンガ。突然の別れを迎えた家族は、そのとき何を感じ、どのように父を見送 …
2025年、義父の十七回忌と義母の十三回忌が重なり、長男で墓守役の夫が年忌法要を営むことになりました。田舎出身の私は幼いころから墓参りや墓掃除が年中行事 …
年齢を重ねるごとに増えてくる肌の悩み。改善するまでにどうしても時間や手間がかかるものです。ところが、人によっては「ちょっとした奇跡」が起きて悩みが一気に …
大阪・関西万博の夜、車椅子で花火を見に行きました。会場は想像以上の人であふれ、思うように進めず焦る瞬間も。それでも、あの夜の出来事は今も心に残っています …
毎月コースで通っていたエステ。私のちょっとした不器用さがきっかけで、エステティシャンの方の「新たなルーティン」が生まれました。 ★関連記事:医薬品メーカ …
親戚の披露宴で、思いも寄らない出来事がありました。予想外の瞬間に立ち会えたことが、今でも忘れられない思い出になっています。 ★関連記事:「なんで今日に限 …
臨月に入り、出産前の身支度を整えようと、私は地元の人気美容室を予約しました。SNSでたびたび見かける話題のお店で、「ここなら間違いない」と期待していまし …