「つぶせば大丈夫」粉瘤の自己処理を繰り返した私。ある朝感じた異変と痛み。調べて判明したリスク
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私が30代のころは子育ての真っ最中で、自分の顔を鏡で見る時間がありませんでした。40代になると子育ては落ち着きましたが、自分の顔を鏡で見ることは若いころと比べると少なくなったと思います。ある日、自分の顔を鏡でよく見てみると……シワやシミがありたるんでいる顔にがく然としました。
★関連記事:40代、気付けば両頬に巨大なシミが出現!私のシミが悪化した原因は【体験談】
鏡を何度見ても、自分の顔は老化したままでした。特に睡眠時間が足りない日や、疲れがたまっている日は、顔色が悪く目のクマがひどいと感じます。まぶたのたるみも気になり、鏡を見るたびに自分の顔の欠点を見つける日々が続きました。
こんなにも若いころと比べて顔は老化していくのか……とショックを隠しきれませんでした。自分の若いときの写真を見ると、さらに気持ちが落ち込んでいきました。
そのため、目の下のクマを隠すコンシーラーや、顔色の悪さを隠すためのファンデーションの重ね塗りを試してみました。たしかにクマはファンデーションなどで多少隠すことができますが、厚化粧になってしまいます。また、化粧品ではごまかせない日も多く、人前に出ることを避けるようになってしまいました。
そんな私の様子を見た5歳年上の姉は、人生の先輩として「老化するのは仕方がない。それを受け入れていかないといけないのよ。顔のシミも自分が頑張って生きてきた証なんだから、そんな自分を愛しく思ってみたら?」と話してくれました。
「老化した顔を愛しく思う」という考えを持っていなかった私には驚くようなアドバイスでした。しかし、長く付き合ってきた自分の体を肯定することはすてきな考え方だと感じたのです。
育児が忙しいことを理由にして、自分の顔の手入れを何もしてこなかったことを深く反省しています。育児で忙しいときでも時間を見つけて、顔の手入れをしたり、肌に良いと言われる食材を取り入れるなど、できることはあったと思います。
人にとって老化は避けられないことだと思います。老化していく自分の体を受け入れつつ、日々の手入れを欠かさずおこない、後悔しないようにしていきたいと思います。
イラスト/もふたむ
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