「老眼じゃなかった?」40代主婦の目の不調、10年ぶりの眼科受診で判明した意外な原因とは
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アラフィフになって、体の不調を挙げるときりがありません。目も例外ではなく、気付けばたくさんの問題を抱えていました。アラフィフならではの話題から、そうではないものまで、今、実感している目の悩みの体験談です。
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最近、目が疲れると感じることが増えてきました。でも自分では疲れ目なのか、ドライアイなのか、それとも両方なのかわかりません。そこで眼科に行って診てもらうと、加齢によるドライアイとのこと。年齢とともに涙が減少し、50代になると涙液量は20代に比べて約4割も減少するそうです!
ひとまず目薬を処方してもらい、しばらくその目薬を使ってみたあと、再び診察を受けました。しかし症状が改善されていないらしく、違う目薬を処方され、以降その目薬を毎日使っています。その目薬をさすのを止めると、ドライアイが悪化してしまうと眼科医に言われ、目薬がなくなる前に眼科で診察を受けるようにしています。
顔に帯状疱疹が出たのは、2年前のことでした。皮膚科で治療を受け、ひどかった帯状疱疹の痕はだいぶ目立たなくなったものの、1日に5、6回、目が痛むようになりました。帯状疱疹が出る前は、こんなに頻繁に目が痛くなることはなかったのに……。仕方がないこととはいえ、ショックでした。医師から帯状疱疹について書かれている冊子をもらったのですが、その冊子によると、帯状疱疹は加齢により後遺症が出るケースと、そうでないケースがあるそうです。
再び皮膚科に行き、目に痛みがあると伝えました。医師によると、痛みについては帯状疱疹の後遺症だが、治療で完治するものではなく、痛み止めを処方するぐらいしか方法はないとのこと。薬を飲まなければならないほど耐えがたい痛みではないため、痛み止めはもらいませんでした。
今から仕事をするぞ! と気合が入っているときに、目の周りがジンジンと痛くなることもあります。そんなときは目を閉じて、顔のマッサージをしてから仕事に取りかかるようにしています。
もしかして老眼? と思ったのは、45歳のころでした。近視用の眼鏡をかけてテレビを観ると、眼鏡のおかげですべての文字を読むことができるけれど、何かを書こうとすると、文字がぼやけて見えないのです。そのため、眼鏡を上にずらして字を読まなければなりません。このポーズ、まさにおばあさんと笑ってしまいました。そのうちに眼鏡をかけていないときも、近くの文字がぼやけるようになりました。文字を読もうと、文字を目から遠ざけるポーズもお年寄りそのもの。ついに老眼の仲間入りかと笑うしかありませんでした。
早速、眼科で相談したところ、まずは眼鏡の度が合っているか調べるとのこと。その結果はなんと! 全然度が合っていませんでした。実はこの眼鏡、いつ作ったのか覚えていないほど昔のもの。眼科医から、度が合わない眼鏡を使い続けると老眼が進行すると言われ、慌てて眼鏡を作り直しました。そして、新しい眼鏡をかけてみると、これまでがうそのように遠くも近くも見えるようになったのです!
目の悩みだけで、こんなにたくさんあることにがく然とします。目を酷使してはいけないとわかっているけれど、休んでばかりもいられません。眼科でドライアイの目薬を処方してもらっているので、これからも眼科に通い、治療を続けたいと思います。さらに温かいアイマスクなど目をいたわる商品を試してみたいです。これからも目の悩みは少しずつ増えていくかもしれませんが、じょうずに向き合っていきたいと思います。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/田辺直樹先生(田辺眼科クリニック院長)
日本眼科学会認定専門医。札幌医科大学医学部卒業。名鉄病院、名古屋大学、知多市民病院で眼科医員、公立学校共済組合 東海中央病院で眼科医長を務めたのち、2004年に地元愛知県名古屋市にて、田辺眼科クリニックを開院。子どもからお年寄りまで幅広い目の悩みに対するきめ細かいケアに定評がある。
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