「えっ、今来るの?」待ち合わせの直前に始まった生理。トイレで青ざめた私を待っていた展開とは
友だちとの待ち合わせに向かう途中、ふと違和感を覚えました。急いでトイレに駆け込むと、嫌な予感は的中。何とか対処したものの、その後、思わぬ展開が待っていた …
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自分の親や義理の両親についての体験談を紹介します。

田舎に嫁いだ私は、義母の言うことには黙って従っていましたが、それでは周りに迷惑をかけてしまうこともあるんだと思わされる出来事がありました。良い嫁になろうと頑張っていたのですが、できないことは無理しないほうがよいと気付かされたお話です。
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夫の実家は昔から続く大きな農家。夫は長男なので結婚したら速やかに実家の跡を継ぎ、農業を手伝うように教えられて育ちました。田舎暮らしが始まり、すぐに子どもが生まれ、義父母は私たちの家庭を支援してくれたり、子育てを手伝ってくれ、恵まれているなとうれしく思っていました。
お祭りや地元の行事、集会や農業など、子育てで疲れていても毎回必ず参加して頑張っていた私。特に近所からの評判を気にする義母の期待に応えようと、他の用事があっても断って参加していました。
秋のお祭りが迫っていたころ、子どもが水ぼうそうになりました。「お祭りの参加は無理かな……」と思っていましたが、お祭りの前日には体の水疱はほとんど消えました。もしかしてお祭りに参加できる可能性があるかもしれないと思い、念のため小児科を受診。すると、「もう2〜3日は家で安静にしていてください」と言われ、お祭りは諦めることに。
家に帰ってそのことを伝えると、とても残念がっていた義母。でも、「少し顔を出すくらいなら大丈夫よ!」と義母が言うので、「お祭りに行くのは難しいかなと思います」と伝えていました。ところが、義母は翌日子どもを無理やりお祭りに連れて行ってしまいました。義母と子どもがいないことに気付いて慌ててお祭りに向かうと、義母は上機嫌で近所の人たちに孫を自慢していました。
また子どもの顔にまだ水疱の痕があったため、「それ、どうしたの?」と子ども連れの若いママに聞かれ、義母が理由を話すと、突然迷惑そうにママは離れていきました。さらにその日の夜には、病み上がりで疲れたのか子どもが発熱。さすがに子どもにもかわいそうなことをしたと思いました。
他の人に感染することはありませんでしたが、「義母にお祭りには行かせないでくださいとはっきり言えばよかった。周りにも迷惑をかけてしまった」と猛反省。もともと義母とは他人でも、家族になったのだからすべて義母の言う通りにするのではなく、わかってもらえるまで自分の気持ちを話すことは大切だと痛感しました。
それからは、友だちの結婚式や私の家族の用事など、優先しないといけない用事があるときは、地域の行事への参加はちゃんと断るようにしています。そのときは義母の機嫌をかなり損ねてしまいますが、「後悔先に立たず」ということになってしまうこともあるので、そこはちゃんとしないといけないと思わされた出来事でした。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
文/陸えま子
イラスト/Ru
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