緊急帝王切開の直後「連絡してないのに…」夫が絶句。産後1時間で回復室のドアを開けた人物
初めての出産で心も体もいっぱいいっぱいだった私。緊急帝王切開となり、不安の中でようやく赤ちゃんと対面した直後、回復室のドアが開き、そこに立っていたのは… …
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40歳を過ぎてから、体調が悪くなると、喉の痛み、せき、鼻水という症状から始まるので、耳鼻科がかかりつけ医になっています。今回も、喉の痛みから鼻水とせきという症状だったので、いつもの耳鼻科で診てもらったのですが一向に改善が見られませんでした。そこで、病院を変えて受診したらまさかの診断がされ、入院をするかどうかというほどに悪化していました。体の不調については、自分の経験値で判断することがいかに危ないかと思い知った出来事を紹介します。
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1カ月半前にも同じような症状で体調を崩した私は、その際、耳鼻科で診てもらい良くなっていました。今回も症状が似ていたので、同じではないかと思い、耳鼻科を受診したのです。耳鼻科医の診断は前回よりも喉の腫れはひどくないし、熱もないのでむしろすぐ治るでしょうというもの。薬を飲むと喉の痛みもせきも和らぎ、薬を飲み始めて2日後にはだいぶラクになっていました。
しかし、2日間飲んでいた抗生物質をやめた途端せきがぶり返し、家族にひどくなっていると言われるように。私自身は、耳鼻科の処方薬で良くなったという成功体験があるので、良くなるものだと信じて過ごしていたのですが、診察を受けてから1週間たっても良くならなかったので、もしかしたら今回の風邪は前回とは違うのではないかと思い始めました。
せきが治まらないので、近くの内科を受診しました。熱もなし、喉の腫れもそんなにない、胸の音も正常。初見はただの風邪という診断でしたが、その内科医が呼吸器専門ということで、せきが気になるからX線検査を一応おこなうことになりました。その画像を見て、先生が「肺炎」とひと言。右の肺が真っ白で、老人であれば命が危険なレベルだそうです。
詳しく肺を調べるためにCTも撮りました。極めて深刻なほうということで入院をすすめられましたが、近くに親族がいないことや、子どものことを考えると入院できるような環境ではなかったため、薬で様子を見ることになりました。
ただし家の中では、絶対安静。家事も極力しない。医師からは「40歳を超えているのだから、明らかに20代よりは体は衰えているということを自覚して過ごしなさい」とやや強めに忠告を受けました。
家族に肺炎のことを話し、極力家で動かないようにしようと思っていましたが、そんなことは主婦にはできず、家事全般に習い事の送迎など、いつも通りの生活をしなければならない状況に。入院すればよかったなと思う日々でした。
日中のせきは治まってきたものの、夜中のせきがつらくて寝不足が続きました。肺に影がなくなったのは、初めて肺炎と診断されてから3週間後のことです。せきは治まりつつあったのですが、くしゃみをするだけで右胸に痛みが出るようになりました。
それを内科医に相談すると、せきを止めようとして力が入っていた場所を酷使して、今になって痛みが出たのでしょうとのこと。すぐ治るかを聞いたら、「ただの風邪じゃないんだよ、肺炎だよ。一昔前は入院して絶対安静な病気だよ。すぐ元の体に戻ろうと思わないで!」と叱られました。
40代で肺炎になった義理母は、1カ月入院して退院してからも不調が1年は続いたという話をしてくれました。その話を聞き、私も長い年月をかけて元気な体を取り戻していくのかなと覚悟しています。40代は子育てや家事など忙しい時期ですが、入院と言われたら潔く入院すること。そして経験値で決めないことを学びました。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/菊池大和先生(医療法人ONE きくち総合診療クリニック 理事長・院長)
地域密着の総合診療かかりつけ医として、内科から整形外科、アレルギー科や心療内科など、ほぼすべての診療科目を扱っている。日本の医療体制や課題についての書籍出版もしており、地上波メディアにも出演中。
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