黒スーツでも場違い!?「私だけ何かがおかしい」社会人初の通夜で凍り付いた理由とは【体験談】
冠婚葬祭の中でも、葬儀は急な出来事として訪れるため、服装や焼香の手順など、マナーに戸惑うことが多いものです。確認不足のために恥ずかしい思いをしてしまった …
ウーマンカレンダー woman calendar

夫が40代後半のころ、突然「家の中が臭い」と言い始めました。夫は普段から洗濯物の生乾き臭や梅雨時の室内のにおいなど、いろいろなにおいに敏感でした。あまり気にしない性格の私は「またか」と心の中でつぶやきながら深く気にしていませんでしたが、結局夫はその後3年ほども家が臭いと言い続けることに。その原因は、思いも寄らないことでした。
★関連記事:「何このにおい…」女友だち3人と旅行中、寝具から漂ってきた悪臭の正体は【体験談】
夫が40代後半のころ「家の中が臭い」と言い始めました。夫は若いころから洗濯物の生乾き臭やエアコンのほこり、梅雨時の室内のにおいなど、いろいろなにおいに敏感なところがあったため、この発言にも驚きはありませんでした。私自身はよほどのことでない限り気にしない性格です。一方、夫は普段からにおいに敏感で私は「またにおいの話か」と思うことがほとんどでした。だからこのときもあまり気に留めなかったのです。
しかし、それから数日たっても毎日のように「臭い」と言う夫。いくらにおいに敏感な夫でも、突然言い始めて毎日のように言い続けるというようなことはそれまでなかったので、私もやや不思議に感じました。そこで、「どんなにおいがするの?」と聞いてみると夫は「煙臭い感じ」とのこと。ただ、どこからのにおいなのかは判断できないとのことでした。
元々家の中のあらゆる物ににおいはあるものだと思っており、気にしてかいでみても結局気になるようなにおいを感じられなかった私は、「人それぞれ感じるにおいは違うから気にしなくて良いのではない?」と答えました。しかし、夫は納得いかないようで、「どうしてわからないのか」と喧嘩になることもありました。
夫が「家の中が臭い」と言うのはほとんど毎日でしたが、日によってはにおいがしない、日によっては1日中においがあるなど多少の変化はありました。何度も「煙臭い」と言われていると、さすがの私も少し怖くなってきていました。家のどこかで何かが燃えているのかもしれないと考えたからです。毎日のように「煙臭い」と聞かされていると「もしかしてこのにおいかな」と煙臭いような気になってしまう日もありました。
しかし何度か確認して「そんなにおいはしない」と思い、夫に「毎日わざわざにおいをかがなくても良いのでは? 気にし過ぎではないの?」と言い、またもや喧嘩に。すると夫は、原因究明に部屋中を調べ始めました。キッチンから寝室、浴室、トイレ、それぞれの配管回りなど、においがする日は部屋中を調べましたが特定できませんでした。
子どもたちが帰省したとき、夫が子どもたちに聞くと「あまり気にならないけれど、ずっと住んでいないからわからないよ」と答えていました。実際子どもたちは私のように気にならない性格で、夫が普段からにおいに敏感であると知っていたため、におわなかったけれど夫を怒らせないように話したということでした。
それから約3年後、家を建て直すことになり、これでにおいは解決するだろうと夫婦で喜びました。最初の家は住み始めてから20年ほどたっていたため、古さからのにおいだろうと話し、喧嘩もなくなりました。
新しく完成した家に住み始めてからしばらくは夫は煙臭いと言いませんでしたが、数カ月後に「また煙臭い」と言うように……。私はとても驚きました。住む場所は変わっておらず、新しい家の全館空調などに問題があるのではないかとも考え、業者に確認してもらいましたが、問題はありませんでした。
遊びに来た母や姉は「気にならないよ」と不思議がります。私は夫以外のほとんどの人が「気にならない」と言うことが気になり、夫の鼻に問題があるのではないかと心配になりました。そこで私は夫に「病院に行ってみない? 鼻に問題がないか調べてもらってほしい」と話しました。最初は抵抗していた夫でしたが、原因がわからず悩んでいたため、耳鼻咽喉科を受診しました。
その結果、「異臭症(いしゅうしょう:鼻の粘膜上皮の炎症により、においの感じ方に異常が生じる嗅覚障害)」と診断されたのです。異臭症の原因は明確になっていないそうですが、夫の場合は加齢による細胞の劣化とストレスが原因だろうとのこと。特効薬はなく、病院で処方されるビタミンが治療法と言われました。薬を飲み始めて1カ月後には煙臭いにおいは減り、今ではにおわないようです。
夫が40代後半ころに始まった煙臭いにおいがするという症状。最初は部屋のにおいだと思いましたが、家を建て直しても煙臭いにおいがすると言う夫に、思い切って病院行きをすすめて本当によかったです。今はにおいの問題も解決され、夫婦喧嘩の原因が1つ減ったことにホッとしています。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
イラスト/おんたま
監修/高島雅之先生(たかしま耳鼻咽喉科院長)
日本耳鼻咽喉科学会専門医、日本睡眠学会専門医。金沢医科大学医学部卒業。金沢医科大学耳鼻咽喉科で講師を務めたのち、2007年に開院。「病気の状態や経過について可能な範囲でわかりやすく説明する」ことをモットーに地域医療に従事。「宇都宮スリープセンター」を併設し睡眠医療にも携わる。テレビやラジオなどメディアでも、いろいろなジャンルにおいて医療情報を発信。著書に『専門医が教える鼻と睡眠の深い関係 鼻スッキリで夜ぐっすり』(クロスメディア・パブリッシング)があり、Amazonのカテゴリー7つで1位を獲得。
★関連記事:「酸っぱいニオイが…」35歳を過ぎて汗のニオイが鼻をつくように!そんな私の対策法は【体験談】
あなたの体験談も教えて! 抽選でギフト券進呈
長年同居していた両親が、ある交通事故で急逝しました。気持ちの整理もつかないまま、私は涙ながらに葬儀を執りおこないました。ところが、その直後から兄夫婦の態度が一変したのです。兄夫婦は...
続きを読む子どもが生まれて生活は激変。ワンオペ育児に追われる私とは対照的に、自由なままの夫。ある日、限界を迎えた私がこぼした本音に対し、夫が放ったあまりに無神経なひと言に、私は耳を疑いました...
続きを読む料理が得意な私は、義実家に行くと義父に頼まれて食事を作ることがよくありました。義父は毎回おいしそうに食べてくれていたのですが、その様子が義母には気に入らなかったようです。そんな中、...
続きを読む工場勤務の私は、職種を理由に妹から何度も見下されてきました。妹は、人の価値を仕事や肩書きで決めつける癖があり、そのたびに不快な思いをしていました。注意しても聞く耳を持たず、「事実を...
続きを読むブロガーのほや助さんによる、フォロワーさんが大学生のころに遭遇した恐怖体験談を描いたマンガ。大学生のときのこと。夜中の不審なチャイムに不安に思っていたところ、隣人が夜中にインターホ...
続きを読む冠婚葬祭の中でも、葬儀は急な出来事として訪れるため、服装や焼香の手順など、マナーに戸惑うことが多いものです。確認不足のために恥ずかしい思いをしてしまった …
帰省するたびに「お義母さんの手料理を残してはいけない」というプレッシャーを感じていた私。テーブルに並ぶごちそうを目の前に、義母が放ったひと言で大変な目に …
旅行のとき「電車で行こうよ!」と目を輝かせる夫ですが、私はその横でため息。飛行機のほうが早い距離でも、夫は迷わず新幹線を選びます。価値観の違いに、結婚後 …
結婚が決まって、緊張しながら初めて相手の家にあいさつへ行った日のことです。どんな家族なんだろうと期待と不安が入り混じる中、義母が口にした言葉に思わず息を …
出産をきっかけに、子育てに対する考え方について、夫との間に小さな違和感が生まれました。最初は気のせいだと思っていましたが、時間がたつにつれてその違和感は …
結婚後初めて訪れた夫の実家。そこで待っていたのは、私の想像を絶する「おせち料理」でした。緊張の正月あいさつが、衝撃とスパイスの香りに包まれた忘れられない …
私は現在、広告代理店の営業企画部で働いています。「早く現場で学びたい」という思いから中学卒業後すぐに社会へ出ました。決してラクな道ではありませんでしたが …
長年スキンケアにはお金も手間もかけてきたつもりの私。しかし、たまたま参加した美容品モニターをきっかけに、自分のなかの“当たり前”が大きく揺らぐ出来事があ …