「まるで自宅のように」夫を亡くした友人宅に通う夫。ある日、義母が訪問して目にした光景とは
目次 1. 義父が招いた善意の行方 2. 義母が見た思いも寄らない光景 3. 変わっていった夫婦の関係 4. まとめ 変わっていった夫婦の関係 その後、 …
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そのひと言に、これまでの夫に対する不満が爆発した友人は、「妊娠中から思ってたけど、子どもに興味ないよね。私はあなたとこれから先、一緒に暮らすのは厳しいと思う。もう無理だ」と言いました。すると「ごめん。これからはもっとちゃんとするからそんなこと言わないで」と言う夫。しかし、この話し合いをした翌日も、夫は子どもの世話をしたり家事をしたりしようとはせず、またボーっと2人を眺めるだけだったそうです。
子どもが10カ月になったころ、遠方に住む義母から孫に会いたいとメールが来ました。友人は「もう義母に全部言おう」と、妊娠中から現在までの状況や夫が育児に参加しないこと、別居か離婚を考えていることをメールで返信したそうです。
すると、夫婦仲が険悪になっていることを知らなかった義母は、「私の育て方が悪いばかりに息子(夫)が嫌な思いをさせてごめんなさい。あなた(友人)やご両親にも本当に申し訳ないです。でも離婚は悲しいな。息子(夫)も初めての育児でどうしたらいいのかわからなかったのかな」と返信が来たそう。
その内容にもやもやした気持ちになった友人は、義母に「わからないなら調べればいいのにそれすらしない、そもそも妊娠中から出産後も、1回も実家に会いに来ないのはわが子に興味がない証拠じゃないですか?」と思わず強い口調で返信し、義母からひたすら謝られたそうです。
数日後、義母が自宅に来て3人で話し合うことに。義母は泣いて友人に謝ってくれたそうです。再度、友人は別居か離婚の意思を伝えると「本当にごめん。子どもはかわいいし、俺は3人で一緒にいたいと思うんだけど……」と言う夫に、すかさず友人は「これまで何度も謝ってくれてるけど、何も行動は変わらないよね」と、きっぱり。
すると、夫はボソッと「別居したらきっと夫婦関係は終わりそうだし、俺はバツ2になりたくない……」と言ったのです。実は、夫は子なしのバツイチ。友人は「え? そんな理由で私はしばられ続けるの?」と言うと、夫はじっと下を見るだけでそれ以上は何も言わなかったそう。
結局、夫は友人と義母の前で「今度こそ、2人のために生まれ変わるから、もう一度チャンスをください」と言い、話し合いは終了。数日後、友人は「今度もどうせ変わらない」と思いつつ、職場復帰を控えていたため実家から自宅に戻り、夫と一緒に生活することになりました。
予想通り、やはり相変わらず夫は子どもの世話をすることは一切なし。子どもが体調不良でも「大丈夫? 早く治るといいね」と特に看病することもなかったそう。また、夫は仕事が休みでも家事は何もせず、昼間はゴロゴロ過ごして、夜はフラっと出かけるような自由気ままな生活を送っているそうです。そのため、実質、あの話し合いの後は家庭内別居が続いています。
何度話しても行動を変えようとしない、そもそも自分がバツ2になりたくないという自分勝手な夫を生理的に受け付けられなくなった友人。今は仕方なく一緒に住んでいますが、もう夫に何か望むのはやめ、別居するためにお金を頑張って貯めて、準備が整ったら即出て行くと決めているのだそうです。
自分がバツ2になりたくない、でも家事育児はしない……。誰が何を言っても、何回言っても変わる気のない夫と関係を再構築するのは不可能だと実感した友人。夫に何も期待しないと決めても、妊娠中からわが子に興味がない人と一緒に暮らすのはやはりストレスのようで、友人は自宅に戻ってからよく体調を崩しているそう。しかし、友人の意思は固く「夫の世間体など知らない、絶対に離婚する」と意気込んでいます。
いずれ友人がシングルマザーになっても大変なことはたくさんあるでしょう。夫婦でしっかり話し合い、友人が1日でも早く心から笑える日が来るといいなと思います。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
マンガ/へそ
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