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忙しい毎日、唯一のご褒美タイムがビールを飲む瞬間。最初の1本のおいしさといったら! よりおいしく飲むために、数時間前から水分をとらなかったり、専用のビールグラスを冷やしておいたり。この瞬間があるから、毎日頑張れています。そんなビール好きが加速して、酒量が増え、それに伴い中性脂肪値も上昇。健康を害しているのにやめられないという点が気になり、お酒のリスクを調べてみました。
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先日、学校から帰宅した息子が漢字の宿題をしていたときのことです。「好」という字を書いていて「できた!」と言うのでのぞいてみたら、「好」という字を使って考えた例文に「ママの好物は、ビールです」と書かれていました。
いやいや、これはやめましょうよと別案を一緒に考え、その日の宿題を終えたわけですが、これはさすがにドキッとしました。普段、糖分や炭水化物を控えるなど食事は常に気を付けている割に、ビールだけはやめられない私の様子を息子は見逃していなかったのです。
思わぬところから思わぬ方法で指摘され、目をつぶっていたことが急に気になり始めました。ここ何年も毎晩ビールを飲み続けているうちに酒量はどんどん増えていき、それに伴い健康診断のたびに中性脂肪値もどんどん上昇しているのです。最後に健康診断の結果を聞きに行ったとき、先生に「休肝日を作るのと、酒量を控えめにするようにしてみましょう」と言われたことはずっと心にあるのですが、ビールの誘惑にはどうしても勝てませんでした。
しかし、子どもにまで見抜かれてしまうビールへの執着心。これは、明らかに問題だと思いました。
悩んでいてもしょうがない。解決策は単純で休肝日を作ることなのですから、とにかく実行に移すことにしました。さて、いつにしようかとぐずぐず迷っていたときに、ママ友の1人から酒量が増えて朝がだるい。エンジンがなかなかかからないという共感しかないお悩み相談を受け、それならお互いに休肝日を作ってみようという話になりました。仲間がいることはなんとも心強く、早速彼女のまねをして、休肝日に備えてノンアルコールビールを購入しておきました。
ところが当日の午後、息子の習い事の送迎に急きょ自転車で行くことになってしまいました。じとじとと暑い残暑のなか、往復1時間強子どもを乗せて自転車をこぎ、汗だくで帰宅。すぐにお風呂に直行しました。
こんな日に限って、夕飯は餃子。さらにヘトヘトの私を気づかい、夫が冷たいビールをキンキンのグラスに注ぎ、「お疲れさんだ」と差し出してきたのです。そんな状況を前にして、夫婦で乾杯してしまったことは言うまでもありません。
一緒に休肝日にチャレンジしていた友人に平謝りをして、結局ビールを我慢ができなかった自分の意志の弱さを猛省した後、もしかして飲酒に関して自分でコントロールできないところまでいっているのではないかと心配になってきました。そこで、まずはアルコール依存症のセルフチェックをしてみることに。
WHOが作成したアルコール依存症のチェックシートを受けたところ、結果はなんとかセーフ。「じょうずに付き合えています」との診断にホッとひと息つきました。しかし、同サイト内の記事を読み進めていったところ、女性のアルコール依存症の原因には、アイデンティティ・クライシス(自我の危機)が深く関係しているというのです。女性の多くはいい子、いい妻、いい母、いい大人などさまざまな役割をこなさなければならず、飲酒の背景には子育て、更年期、夫婦関係、嫁姑関係、介護などが影響しているとのことでした。
たしかに私も日常のストレスから逃れるように飲酒するようになったことに気付きました。お酒は心身ともに疲れてしんどくなってくる夕方に、気持ちをふわっとラクにしてくれる。へとへとの自分を助けてくれる。ずっとそう思ってきたのですが、量やペースをコントロールできなければ、助けるどころか、やがては健康を脅かす存在になるのだと痛感しました。
今はまだ飲酒を始めた原因に気付いたところなので、この先酒量や飲酒の回数をどうコントロールしていくのかは、私のこれからの重要な課題となっています。その先にある根深い問題と逃げずにどう向き合っていくか。それは決して簡単なことではないし、いきなり逃げ場を失うのはあまりにつらいので、まずは3回に1回、飲酒に逃げずに立ち向かうことを目標にしたいと考えています。
飲酒の影に隠れている思うようにいかない子育てや、閉塞感のある毎日。サンドバッグになりがちな母妻業をビール抜きでどう向き合うのか。さあ、できるかな私。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/粒来 拓先生(よしかた産婦人科分院 綱島女性クリニック院長)
日本産科婦人科学会 専門医・指導医。日本女性医学学会 女性ヘルスケア認定医・指導医。日本女性心身医学会 認定医。患者一人ひとりの症状と考え方に寄り添い、サポートしている。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
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