「嫁の料理はマズイから捨てた」義母の暴言が招いた最悪の勘違いと自業自得の結末
目次 1. 「料理なんてしなくていい」義母の強い拒絶 2. これ以上波風を立てないための選択 3. 事実が明らかになった瞬間 4. つながった新たなご縁 …
ウーマンカレンダー woman calendar
夫からもらったワンピースは着られないまま、私は50代になり、息子が結婚することに。お嫁さんから「私の両親が結婚式は着物を着たいと言っているのですが、お義母さんも着物にしませんか」と言われ、お嫁さんと一緒に結婚式で着る着物を選びに出かけました。試着して鏡を見ていると、「わーすてきですね。着物とっても似合ってます」とお嫁さんに褒められ、「ほんと? 着物っておなかも隠れるのね」と照れながら舞い上がってしまった私。
そして、結婚式当日。お嫁さんに褒められた着物で参列し、親戚から「私もAちゃん(私)みたいに着物を着たかったわ」「お嫁さんに負けないくらい若々しくてきれいね」と称賛の嵐! 私が「着物ならいけるかも!」と着物ファッションに目覚めた瞬間でした。
結婚式は終わったものの、着物を着たときの興奮が忘れられない私は、自分で着物を着られるようになりたいと着付け教室に通うようになりました。洋服と違い、着物なら気になっていたおなかのお肉も気にならず、好きなデザインのものを選べます。私はすっかり着物の魅力にハマってしまい、普段でもお友だちと食事に行くときや家族と出かけるときにも着物を着るように。洋服がうまく着こなせないとファッション迷子になっていた自分はどこへやら。今では、自分で着付け教室を開くまでになりました。
夫がプレゼントしてくれたワンピースは1度も着ることができず、申し訳ないと思っています。それでもタンスに眠るより誰かに着てもらったほうがいいだろうと思い、娘に譲りました。
着物は洋服に比べると動きづらく、着るのにも手間がかかります。しかし、着ると凛とした気持ちに。昔のように服を着こなせなくなった自分に落ち込むこともありましたが、着物というファッションに出合い、今では体型を気にすることなく着物を着ることを楽しんでいます。
あのとき、お嫁さんに着物を勧められなかったら、ファッション迷子のまま、平凡な毎日を過ごしていたかもしれません。着物との出合いによって、今の自分を受け入れ自信を持って生活できるようになり、今は毎日がとても充実しています。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
イラスト/ののぱ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年1月)
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