「寂しくなかったかな…」母を見送り芽生えた終活への意識。家族への思いやりと備え【体験談】
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歯周病は、細菌(歯周病菌)感染によって引き起こされる炎症疾患。何も対策をしないでおくと、やがては歯を支えている骨を溶かして結果的に歯を失う原因にも。歯周病や虫歯などの歯のトラブルについての体験談を紹介します。

子どものころは親にがっちりと歯の状態を監視され、歯科にきちんと通ったものですが、大人になると違和感を覚えたり、不調がないとなかなか歯科に行きませんよね。私の周りの人たちも「歯科なんてもうウン十年と行っていないわ~……」という人、たくさんいます。でも、アラフィフこそ行っておいたほうが良いようです……!
★関連記事:50歳でまさかの歯周病に!?医師から告げられた原因に驚き【体験談】

数年前まで、10年近く歯科に行っていませんでした。歯科は飛び込みで受診できず、わざわざ予約しなきゃならないし、何よりも院内に響くあの「チュイーン!」という不快な機械音! もうあの音を聞くだけで足が遠のいていました。
不調になってから行くものだから「虫歯だったらどうしよう……!?」という恐怖との闘い……。そのため「歯医者なんか大嫌いーっ!」となるのですが、よく考えたら普段から不精せず、きちんと検診を受けておけばおびえる必要もないわけです。そこで、心を入れ替えて年に1回は必ず歯科を受診することに決めました。
そして、検診へ。すると「ものすごく歯茎が弱っていますね。歯周病一歩手前です。デンタルフロスでケアを強化してください」と言われ、びっくり! 自覚症状はなかったのですが、事実、医師が先端のとがった金具のようなもので歯茎に触れただけで血がたら~り……。めちゃくちゃ歯茎、弱ってますやん!? とにかく医師の指導通り、今まで以上にデンタルフロスをこまめにするようにして1カ月。再度受診するとかなり改善されていました。
医師が言うには、40代にもなれば口の中も老化するため、歯茎も弱り、虫歯や歯周病のリスクもぐっと高くなるとのこと。私などもろその一例ですね。そして、アラフィフ世代の3分の2以上は歯周病があるといわれているそうで「最低でも1年に1回は歯科を受診してほしい。本当はアラフィフになったら3カ月に1回は診たいけど」と言っていました。

仕事柄さまざまな人にお会いしますが、アラフィフ女性で口臭がキツい人、意外といます……。すごくきれいにされているのに何かのときに「ウッ……!」となるような口臭がし、何度か驚いたことがあります。
某有名なお料理の先生などはそれをよくわかっていらっしゃるので、40代後半になってからは食事のたびにこまめに歯を磨き、磨けず打ち合わせにのぞむときはミントキャンディーを口に含むとおっしゃっていました。
今はマスク生活ですからそこまで口臭なんて気にならないとはいえ、自分の口が臭いなんて嫌です。何しろアラフィフ世代というのは、唾液の量が減り、女性ホルモンの分泌が低下するため、口臭もキツくなるそうです。
でも、この口臭もきちんと歯科に通い、弱った歯茎を治し、歯石を取ることで軽減できると医師から聞き、最近では3カ月に1度歯石除去をしています。また、よくかんで食べることで唾液がたくさん出るので口臭予防・歯周病予防になると指導を受け、よくかんで食べることも実践しています。
虫歯にしても歯周病にしても、自分で気付くときはすでに重症化しているそう。だからこそ未然に防ぐことが大切ですよね。
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