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“睡眠のゴールデンタイム”という言葉を聞いたこと、ありますか? 一般的に22~2時といわれ、この時間帯に寝るといろいろなホルモンが出て体に良いとされています。それでは、ホルモンバランスが崩れがちな更年期世代は、この時間に寝ると体調が良くなるのでしょうか。産婦人科医の駒形依子先生に、更年期症状と睡眠の関係について聞きました。
教えてくれたのは…
監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)
2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。
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22~2時に寝れば、年齢を重ねるごとに減る女性ホルモンを取り戻せることはできるのか……。結論から言うと、先生の答えはノーです。
「一般的なゴールデンタイムに寝ると、天然美容液とも呼ばれる『成長ホルモン』が集中的に分泌され、細胞を修復し体をメンテナンスしてくれます。同時に、強い抗酸化作用を持ち、成長ホルモンの分泌を促す睡眠ホルモン『メラトニン』の分泌もピークを迎えます。しかし、女性ホルモンは睡眠で増えることはありません」(駒形先生)
良い睡眠をとっても女性ホルモンは増えないという結論ですが、睡眠に気を付ければ更年期症状の原因である自律神経を整えることはできると言います。
更年期症状の多くは自律神経の乱れから起きるもの、と駒形先生は言います。
「女性ホルモンの分泌が減少して自律神経が乱れることで、さまざまな更年期症状を引き起こしています。女性ホルモンを増やすことはできませんが、自律神経の乱れは睡眠で整えることができます。つまり、良い睡眠をとれば、自律神経の乱れによる更年期症状は緩和できるということです。
良い睡眠とは、眠いときに深く眠ることだと考えます。一番良くないのが浅い眠りをダラダラ続けること。ですから、ゴールデンタイムに寝なきゃと22時に床についても、眠れずにゴロゴロしたり、浅い眠りを続けたりしていては意味がありません。深く眠れる時間がその人にとってのゴールデンタイムになれば良いくらいに気軽に考えましょう」(駒形先生)
早朝から家事や仕事で働いていると、昼間に睡魔が襲ってくることはよくあること。そんなときは思い切って寝たほうが良いと先生は言います。
睡眠は時間よりも、深さが大切ということです。
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