下着のゴムでかゆみが悪化!乾燥肌の40代が肌に触れる下着の素材を見直してみた結果は
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正直「かゆいくらいで」と軽く考え、皮膚科の受診を避けてきました。しかし、肩に乗るフケを気にしてしょっちゅうチェックしたり、洗っても洗っても取れない頭皮のにおいが気になったりする生活にとても疲れてしまった私は、思い切って皮膚科を受診しました。
医師からの診断は「脂漏性皮膚炎(しろうせいひふえん)」というものでした。脂漏性皮膚炎は、頭皮や顔面、胸などの皮脂分泌が盛んな部位に湿疹ができる病気だそうです。主な症状は、赤み、かゆみ、大量のフケ、皮膚の剥がれなどで、時には湿り気のある脂っぽいフケや乾燥したうろこ状のフケとして現れることもあるとのこと。慢性的に繰り返すことがあるそうです。
医師からは「あなたが何かを頑張ろうとするときや、季節の変わり目などには、ホルモンのバランスが崩れることがあるんだよ。そういうときに、これからもなりやすいかもしれないね」「早寝早起きや正しい生活習慣を心がけると、なりにくいよ」と告げられました。
また、インターネットで検索すると「洗いすぎ」も原因の1つと書かれていました。私の場合、かゆみやにおいを気にして過剰に洗ってしまっていたことも原因だったかもしれません。
さらに調べてみると「放っておくと脱毛につながる可能性がある」という情報まで見つけてしまいました。必ずそうなるわけではないようですが、あのとき病院に行っていなかったらと思うと、今でも少し怖くなります。
医師からは抗真菌薬のローションやシャンプーを処方していただきました。薬を使うと症状は一時的に収まるものの、1、2カ月ほどたつと再発することが多く、この10年ほど同じ状況を繰り返しています。今では薬がなくなったらすぐに皮膚科を受診し、薬をもらうようにしています。
今の世の中では、医師から告げられた脂漏性皮膚炎の原因の1つである「頑張ろうとすること」をなくすのは難しいと感じます。その結果、私は脂漏性皮膚炎と付き合いながら生活していくようになりました。
フケや頭皮のにおいを気にしながら生活するのは、正直おっくうではありますが、脂漏性皮膚炎のおかげで、自分の身なりだけでなく、早寝早起きやバランスの取れた食事など、自分の生活習慣を見直すきっかけをもらえたのだ、と前向きに捉えるようにしています。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/窪田徹矢先生(くぼたクリニック松戸五香院長)
獨協医科大学医学部卒業。千葉医療センター、成田赤十字病院で研修を積み、国保松戸市立病院泌尿器科に勤務。その後千葉西総合病院泌尿器科にて医長、部長を歴任。2017年、くぼたクリニック松戸五香を開院。2024年に新鎌ケ谷くぼた皮膚科泌尿器科を開院、日本泌尿器科学会専門医・指導医。専門は泌尿器科および皮膚のトラブル、生活習慣病を含めた内科まで幅広く診察。メディア出演も多数あり、医者YouTuberとしての情報発信もおこなっている。著書に『EDかも!?と思ったら読む本』(自由国民社)がある。
著者:磯辺みなほ/30代女性。ゲーマー。発達障害持ちの夫と2人暮らし。大変なことも多い中、それ以上にネタと笑顔にあふれる毎日を送っている
イラスト/マメ美
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年4月)
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