「年収400万円じゃ無理」と捨てられた私。6年後、マウンティングしまくる元カノが言葉を失ったワケ
目次 1. 失意の中で再会した幼なじみからの連絡 2. 本音を打ち明け、地元に戻る決意 3. 数年後、元恋人からの突然の連絡 4. 思わぬ形で訪れた、立 …
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自分の親や義理の両親についての体験談を紹介します。
ある日、家の郵便物を確認していると、A4封筒の郵便物がありました。送り主は義母で、「また、子宝のご利益があるお守りを送ってきたのかな」と郵便物の宛名に目を落とすと、なぜか私の名前と違う「南原翠」という名前が!? 「翠って誰? 配達間違い!? でも、住所は合ってるし、南原宛てだし、送り主は間違いなく義母だけど……」。
不審に思った私は、義母に電話をかけてみました。すると、義母は「お守りが届いたのね。それと宛名の名前に気付いたかしら?」と無邪気に言います。そして「知り合いの方にお願いして、あなたが子宝を授かれるように新しい名前を考えてもらったの。これからは、真里子ではなく、翠と名乗るようにしてね」と、宛名の理由を説明したのです。「知り合いの方も、芸名みたいな感じで新しい名前を使ってたら、ご利益があったみたいなの。もしも、ご利益があったら、そのまま改名してもいいんじゃないかしら?」。
私は、あまりの驚きで何も言えず、義母が興奮して話すのを、ただ聞くことしかできませんでした。
帰宅した夫に、義母から名前を変えるように言われたことを話すと、普段温厚な夫も憤りを隠せない様子でした。夫は「俺から母に話をする」と、早速義母に電話をかけました。
義母は、息子からのお礼の電話だと思っているのか「翠っていい名前でしょ。あなたも家の中だけでいいから呼んであげてね!」と上機嫌。夫は「俺たちに子どもを授かってほしいという母さんの気持ちはわかるし、そこまで俺たちのことを心配してくれてありがたいと思っているよ」と話し始め、「でも、真里子に名前を変えろっていうのはやり過ぎだ! 俺は、真里子に名前を変させてまで、子どもを授かりたいと思っていないし、そんなことを強要するなら母さんとは距離を置きたいと思ってる!」と一喝したのです。
あまりの夫の剣幕に、義母は慌てふためいている様子で、「ごめんなさい。そうよね。急に名前を変えろなんて、私、自分勝手な考えだったわね。真里子さんに謝りたいから代わってもらえるかしら?」と頼み、私が電話に出ると、義母は「真里子さん、嫌な思いをさせてごめんなさいね。私、あなたの気持ちも考えずに名前を変えろなんて言って……本当にごめんなさい」と、反省と謝罪の言葉を繰り返しました。
その後、夫は、義母に私たち夫婦の子どもについての考えを再度伝えてくれました。今度ばかりは、義母も私たちの考えをちゃんと理解してくれたようで、以前のようにお守りなどを送ってくることはなくなりました。
最初に「南原翠」という知らない名前で郵便物が届いたときは、訳がわからず困惑しましたし、まさか義母が孫を熱望するあまりに改名を迫ってくるとは思いも寄りませんでした。相手のことを思って行動したつもりでも、行き過ぎた行動は、相手を傷つけることになりかねないことを再認識した出来事でした。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
著者:南原真里子/40代主婦。40歳で結婚し、夫・2匹の愛犬と共に田舎暮らしを満喫している。休日は、夫と温泉めぐりをするのが趣味。
マンガ/☆まかりな☆かな
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年10月)
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