40歳独身で乳がんの告知を受けた、鳥野たみこさんの体験を描いたマンガを紹介します。初の抗がん剤を投与してから約48時間後、激しい胃痛が起きた島野さん。受診すると胃潰瘍だったそう。そうなってしまった原因は……?
★最初から読む:「痛っ!」寝返りをしたら右胸がズキン! として… #40歳独身で乳がんになりました 1






初めての抗がん剤投与から約48時間後、かきむしりたくなるような胸の不快感と、胃をひねられているような強烈な痛みが起きました(2020年初夏のできごとです)。
胃薬は病院から処方されておらず、市販薬を飲もうかと思ったのですが……そもそもこの痛みが市販薬でどうにかなるレベルなのか? 飲み合わせは大丈夫なのか? と不安に。
先生からは、何かしらの症状が出たときに原因の特定がしづらくなるため、市販のサプリメントなどは飲む前に確認してくださいと言われていたので、病院に電話しようと決めました。
ですが……診療時間が過ぎていて、電話もつながらず。
その夜は、気持ち悪さと痛みに苦しみながら、何も飲まずに翌日診察を受けました。
診察の結果、ちょっとした胃潰瘍になっていて、原因はストレスとのこと。
そっか、ストレスか……。そうだよな、がんになってストレスを感じない人なんていない!
ポジティブに考えることに必死で、体からのシグナルを見ないふりしていたのかも、と反省しました。
薬を飲むと、翌日には痛みはだいぶ和らぎました。
入院しているわけではないので、自分の体の異変を察知するのも判断するのも自分。
早めにアクションすることが大事だと学習しました。
次回は、味覚障害と口内トラブルについてお話しします。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/黒田愛美先生(Zetith Beauty Clinic副院長)
美容・アンチエイジング専門医。トライアスリート。1979年東京生まれ。2003年獨協医科大学医学部卒業後、東京女子医科大学内分泌乳腺外科に入局。2007年品川美容外科へ入職、2011年品川スキンクリニック新宿院の院長に就任。2013年同クリニック、表参道院院長に就任。その後、予防医学と分子栄養学を改めて学び、美容外科、美容皮膚科、アンチエイジング内科の非常勤医師として複数のクリニックの勤務を経て、現在に至る。