せっかく染めてもすぐに顔を出してくる白髪。美容院でリタッチするまでの間を乗り切る白髪隠しが欠かせない人も多いと思います。そこで、時短でパパッともみ上げも頭頂部の白髪もなかったことにしてくれる白髪隠しを探してみました。

白髪隠しは主に5つのタイプがある
白髪隠しには、主にファンデーションタイプ、マスカラタイプ、スティックタイプ、スプレータイプの5つがあります。
ファンデーションタイプ
生え際や分け目に白髪が多い人、薄毛が気になる人に。パフで塗るタイプとブラシで塗るタイプがある。
[メリット]髪が固まらず、自然に隠れる。短時間で広範囲にムラなく塗れる。パフで塗るタイプのほうが一気に塗りやすい。物によっては地肌に塗ると薄毛を隠すことができる。
[デメリット]地肌に付着しやすい。小さいブラシが多いので塗るのに時間がかかったり、ブラシに髪が引っかかりやすい。
マスカラタイプ
生え際の白髪が気になる人や全体的に白髪の少ない人に。
[メリット]狙ったところにピンポイントで塗れる。使うたびに徐々に染まるタイプがある。
[デメリット]髪が固まってパリパリしたり、ダマになりやすい。染毛タイプは顔や手に付くと取れにくい。髪が引っかかりやすい。乾くのに数分時間がかかる。
スティックタイプ(筆タイプ)
まばらに数十本長い白髪がある人、根元から塗りたい人に。
[メリット]根元からしっかり塗れる。徐々に染まるタイプがある。
[デメリット]乾くのに数分時間がかかる。頭頂部に塗ると髪がつぶれやすい。
スティックタイプ(コーム型)
分け目に白髪が多い人、まばらに数十本長い白髪がある人に。
[メリット]手が汚れにくい。地肌に付く心配がない。ダマにならない。
[デメリット]生え際や根元など細かいところには塗りにくい。
スプレータイプ
広範囲に白髪がある人に。
[メリット]一気に白髪が隠れる。
[デメリット]手や顔まわり、服に付着しやすい。服に付かないようケープやタオルなどでガードする手間がある。
忙しいオトナ女子にはファンデーションタイプ

こめかみやもみ上げの生え際が気になるならマスカラタイプ、分け目が気になるならファンデーションタイプやスティックタイプが向いていますが、塗る部位によって何本も買うのはお金がかかりますし、時間のない朝に使い分けるのは手間がかかって面倒なもの。ひとつで生え際にも分け目にも対応でき、時短で塗れるものが欲しいですよね。そこで、仕事や家事、育児に忙しいオトナ女子にぴったりなのがファンデーションタイプです。
特にパフで塗るタイプなら短時間で一気に塗れ、パフの角を使えば生え際も塗りやすいです。ブラシタイプはブラシに髪が引っかかりやすいのですが、パフタイプなら髪の引っかかりを気にすることなく、不器用な人でもササッと時短で塗ることができます。
パフタイプなら適当に塗ってもバッチリ隠れる

ファンデーションタイプ(パフで塗るタイプ)のなかでも、天然由来成分100%でシリコンを使っていない「グリーンノート ヘアカラーファンデーションタイプ ダークブラウン」(参考価格3,888円)を試してみました。

パフにファンデーションを付けて分け目に塗りました。塗っているのがわからないくらい自然な仕上がりです。鏡で見づらい頭頂部も適当にパパッと塗っても、しっかり白髪が消滅! 地肌が透けて見えて気になっていた薄毛も気にならなくなりました。また、生え際の根元など細かい部分も隠せました。
これなら忙しい朝でも時短で白髪を隠すことができます。髪を触ってもべたべたする感じがなく、シャワーで簡単に落とせます。汗でファンデーションが流れ落ちることもありませんでした。ただ、パフが汚れて手に付きやすいので、頻繁に洗ったり買い替えたりすると良さそうです。
まとめ
白髪ビギナーや不器用な人、時短で済ませたい人にはファンデーションタイプ(パフで塗るタイプ)を試してみるといいかもしれません。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。