考え過ぎて疲れる、自分は面倒で変な人間だと思っていたら⇒「HSP=繊細さん」でした【体験談】
「HSP」という言葉を最近よく耳にするようになりました。HSPとはHighly Sensitive Personの頭文字を取った言葉で、人一倍繊細な心を …
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若いときには冷えとは無縁の生活をしていたのに、年々冷えを感じるようになっていました。40代に入ったころ、特に冬場はお風呂上がりにも寒さを感じるようになった私。「冷えは女の敵」と聞いたことがあるけれど、こんなに冷えを感じるなんて想像していませんでした。冷えとアラフォーの私の闘いをお話しします。
若いころは夏にははだしにへそ出し、ノースリーブという出で立ちでエアコンの効いた部屋にいても「涼しいわぁ」と思うぐらいでした。それが徐々にエアコンの効いた場所ではカーディガンを羽織るようになり、靴下をはくようになり、冬はジーパンの下にタイツをはくようになりました。年々冷えを感じるようになっていく私。「代謝が悪くなっているんだろうな」「歳だし仕方ない」と思っていました。
そんなある日のこと、お風呂から出て体の芯から温まっているはずなのに、着替える時点で寒気がするのです。その日はたまたま体調が悪かったのかなと思っていたのですが、その日だけでは終わりませんでした。昨年の冬まではお風呂上がりにこんなに寒気がすることは、確かになかったはず。お風呂に入る前よりお風呂に入ったあとのほうが寒く感じてしまうことに、かなりショックを受けました。あのお風呂上がりのポカポカがすごく好きなのですが、冷えのせいで大好きだったお風呂タイムを憂うつに感じるようになりました。
「お風呂上がりのポカポカのあの幸せな感じをまた感じたい!」と思った私は、インターネットでいろいろ「冷え」について調べてみました。更年期に冷えを感じるのはやはり自然なことのようでした。なんとか体を温める方法を調べていると、「高温手足浴」をすると体の芯から温まるらしいという情報を見つけました。ぬるめのお湯に長い時間つかる半身浴は知っていたけれど、「高温手足浴」は初めて知りました。
その方法は、普段より浅く湯を張った少し熱めのお風呂にひざ下とひじから先をつけるようにして、10分くらい温まるというものでした。家族の協力のもと、浴槽に熱めのお湯を下半身がつかるぐらいに張って入るようにしました。10分ずっとつけておくのは2歳の娘と一緒に入るときは難しいので、できるだけつけておく、と意識するぐらいでした。でもひとりで入るときはがっつりつけて温まりました。
私は温泉などでは温まるとすぐのぼせてしまい、ゆでだこのようになってお風呂から出たくなる人でした。反対にぬるめの半身浴は、体が一向に温まらずにいました。ところが「高温手足浴」だとのぼせることがありません。上半身はお湯につかっていないのに寒さを感じることはなく、全身が温まるのを感じることができました。
次に問題のお風呂上がりです。以前は「この寒気から逃れたい」「早く着替えなきゃ」という思いが強く、体がまだ湿っている状態でパジャマを着ていました。そしてお風呂上がりの靴下はマストアイテム。ところが「高温手足浴」を取り入れた今は、お風呂上がりにしっかり、ゆっくり体を拭く余裕ができました。はだしで脱衣所から出ることもできるようになったのです。体の芯から温まるってなんて素敵なことなんだと、改めてとてもうれしくなりました。もちろんまだ若いときよりは冷えを感じますが、少しずつ体が温まる方法を模索していきたいと思いました。少し入浴方法を変えてみるだけでまたお風呂上がりのポカポカを感じられるようになったので、この方法は私にぴったりのようです。
加齢による冷えは仕方ないと思っていましたが、少し対抗できました。「歳だから」とあきらめずにいろいろな方法にチャレンジして、自分と相性のいい冷え対策を増やしていきたいと思います。それはやっぱりお風呂上がりはあの体がポカポカする感じを歳を取っても感じていきたいからです。目指せ“ポカポカおばあちゃん”です。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
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