2021年に乳がんが判明し闘病を続けている、こほこさんの体験を描いたマンガを紹介します。
今回はこほこさんの乳腺にあるしこりの検査をするお話です。こほこさんの乳腺は乳頭から脇にかけて硬くなっているようでしたが、エコー検査ではわからず……。他にも検査をすることになりました。
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2021年の年明け、私は病院にいました。
2020年に人間ドックを受けたところ、病院での再診をおこなうことになり、まずエコー検査をしてもらいました。臨床検査技師さんに「しこりはこれですか?」と確認されましたが、私にわかるはずもなく「よくわかりません」と答えました。
それからすぐに乳腺外科を受診しました。

いきなり告知をされたとき、どうすれば良いのかわからなくなってしまうと思ったので、夫と共に診察室へ入りました。
まず、人間ドックで撮ったマンモグラフィーの説明を受けました。右胸が広範囲にわたって石灰化しているとのこと。セッカイカ……? と頭にはてなが浮かびました。
次に、先ほどのエコー検査の結果発表がされました。8mmくらい輪郭がにじんだものが見えます、と言われました。輪郭がにじんでいるとどうなんだ? と思いましたが、良性だと輪郭がもっとはっきりしているということでした。
これだけでは診断を確定できないので、後日造影MRI検査をおこなうということでこの日の診察は終了。これだけじゃ確定できないんだ〜とのんきな気持ちで帰宅し、午後は普段通り仕事をしていました。

初診から約半月。造影MRI検査の日になり、1人で病院へ。
造影剤を投与する同意書を記載するとき、小児喘息を患っていたので大丈夫かな?というやりとりがありました。ですが、検査する以外選択肢がないので同意書にサインをしました。
良い感じに胸をはめられる検査台のようなものにうつ伏せで寝転び、ヘッドホンをはめてボタンを握らされました。「少しでもおかしく感じたらすぐにボタンを押してください!」と臨床検査技師の方からのお気づかいがありました。
カンカンと音がし、放射線科の先生から造影剤を入れる合図がされました。すると左手が冷やっこくなって、おしりが温かくなりました。じっとしなきゃ! と思っていたせいか、何だか鼻がムズムズしてしまい検査うんぬんよりも鼻がかゆいことで頭がいっぱいでした(笑)。
30分くらいで検査は終了し、結果は翌週の外来で伝えられるとのことでした。