2021年に乳がんが判明し闘病を続けている、こほこさんの体験を描いたマンガを紹介します。
右胸に浸潤性小葉がんが見つかり、全摘手術を受けたこほこさん。自家組織による同時再建手術もおこないました。手術から8日が経過して、こほこさんの様子は……。
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9時間にも及ぶ乳がんの手術から早8日。体は順調に回復しており、退院後の生活についての説明を受けたりしました。
私の右胸と左太ももには管が入っていたのですが、今日は右胸の管を抜くことになりました!

術後、あまり食欲がなくご飯を残し気味だったのですが、体が回復してきて久々におなかが減る感覚がありました。おかげで朝食は完食、昼食の天ぷらもおいしく食べることができました!
15時ごろ、形成外科の先生と一緒に病棟の処置室へ行きました。そこで右胸に刺さっている管を抜くことに。
管が刺さっている辺りに黒い糸のようなものがあって、それを切るとき若干痛みを感じました。でも、管自体はスッと抜けて痛くはありませんでした。
ずっと管が刺さっていたので、最早体の一部みたいになっていたので何だか物足りないような気もする……。ですが、やっぱりスッキリして軽いという気持ちが強かったです!
左脚の管はまだ抜けませんが、管同士が絡まるのを気にしなくなってよくなりました。微熱が出たりしているものの、退院が近付いた気がしてうれしかったです。

入院生活の中で一番充実していたのは朝の時間でした。というのも、夜は10時ごろに寝るので、朝5時くらいに自然と目が覚めるようになっていました。
当然、出勤の支度も家事もしなくていいのでゆっくり優雅に過ごせました。音楽を聴きながら、パックをして美顔器をかけていました。
私が入院していたのは4月だったので、5時半くらいになると外がうっすらと明るくなり6時くらいには日の出を見ることができました。コーヒーを飲みながら窓の外を眺めていると、山の端から陽が昇って色がどんどん変わっていくのが見えていました。
入院中の私の楽しみで、ぜいたくな時間でした。