2018年に大腸がんが判明したしあすささんの、大腸がんだと診断されるまでのマンガを紹介します。
大腸がんだと診断される2年ほど前からしあすささんは血便や軟便、下痢という症状に悩まされていたそう。薬を飲んでも改善ぜず症状が悪くなっていく中、しあすささんの気持ちは……。
しあすささんは胃の不調や膀胱炎に悩み、2015年に特定健診を受けたものの異常は見つかりませんでした。その翌年には血便や軟便、下痢が頻発し、外出先でもトイレのことが気になって仕方がない状態になってしまいました。
その後もしあすささんの調子は悪くなるばかり。座ることすらつらい状態になってしまっており、しあすささんの気持ちは大きく揺れ動いてしまうようになりました。


大腸がんだと診断される前年、便器が真っ赤になるほどの出血がありました。痔かもしれないと思い、病院へは行かずにいました。
そのうち排便のたびに便に血が混ざるようになり、細めの軟便や下痢が出るようになりました。ひどいときには1日に7〜8回も排便するようになり、おしりにヒリヒリとした痛みを感じるように……。
外出先でもどこにトイレがあるか気になるようになってしまい、具合はかなり悪い状態でした。
がんだと診断された年には、座ることすらつらい状態になってしまっていました。ただそれでも普通に生活はできていたので、私は自分ががんであるだなんて思ってもいませんでした。
普通の生活はできるものの体調が悪いと感じることは多かったので、不安になり「もうダメかもしれない……」とマイナス方向に考えてしまうこともありました。その半面、「まだ大丈夫!」と元気になるときもあったりと、精神的にも不安定になっていました。
がんが判明する数カ月前、私は動くことができない日が増えたのでようやく胃腸を診てもらうために病院へ行くことを決心しました。
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体調が悪く、精神的にもつらい思いをしたしあすささん。普段通りに暮らすことはできていても体調が良くないことで不安になって落ち込んでしまったりすることもあったそうです。しかし、自分はまだ大丈夫と思う気持ちもあったようで、精神的に不安定な状態が続いたのだとか。病気は体だけではなく心にも影響してしまいますよね。
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※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/里村仁志先生(里村クリニック院長)
消化器疾患が専門。2003年 獨協医科大学医学部卒業、2005年獨協医科大学第1外科、2016年さいたま赤十字病院外科を経て、現在に至る。