米のとぎ汁は捨てちゃダメ!美容成分の宝庫のとぎ汁でアラフィフのくすんだ肌を洗顔した結果【体験談】
アラフィフで美肌を目指すようになった私。肌に良いといわれるものは何でも試してみるようになりました。中学生の娘の肌をうらやましく思ったのがきっかけです。私 …
ウーマンカレンダー woman calendar
仕事から帰ってきた夫は、いつものようにご飯を終えるとお風呂に入りました。しばらくすると、お風呂場のドアがガラリと開く音がして「どうしよう! ちょっと来て!」と悲鳴のような叫び声が!
慌ててお風呂場に駆けつけると、夫のおしりから血がポタポタ……。なんとおしりのできものがつぶれ、出血していたのです!
応急処置としてガーゼを当てると、次第に出血は治まりました。ですが痛みは引かないようで、夫はその晩まともに寝付くこともできなかった様子でした。
近くに私が通院していた皮膚科があったので、夫にその病院へ行くよう勧めました。翌朝、診察が始まる9時に合わせて皮膚科へ直行。
夫はおしりが痛くて座ることもできず、車のシートで横になっていました。
痛みで椅子に座ることができない夫は、病院に着いてからも立ったまま順番を待っていました。
最初は小さなできものだったのに、これだけ痛みが出るのはもしかしたら何か悪い病気なのではないかと、次第に私も不安に……。診察を受けるまでの時間がとても長く感じました。
ようやく診察の順番になり先生に診てもらったところ、できものの正体は「粉瘤(ふんりゅう)」でした!
粉瘤とは、皮膚から剥がれ落ちたあかや皮脂が袋にたまってしまう病気なのだそう。夫の流血はその粉瘤に細菌が入り込んで化膿し、袋が破裂してしまったことが原因でした。「粉瘤は悪性の腫瘍ではなく、誰にでも起こりうる病気です」と言われて、ひとまずはホッと胸をなでおろしたのを覚えています。
炎症を起こしていなければ手術で取り除けるものの、夫の場合は破裂するまで悪化していたため診察時には中の膿を出すことしかできませんでした。
膿を出すために先生が指で粉瘤を押しつぶすのですが、これが激痛だったのだそう! しかも、膿を出していくと魚が腐ったような異臭が……。
老廃物がたまってできたものなので臭いのは当たり前なのですが、においをかいだときは衝撃的でした。あまりの痛みに夫が何度も顔をゆがめ、うめき声を漏らす姿は見ていて痛々しかったです。
診察後の夫は今にも倒れ込みそうなふらふらの状態。その後は薬をもらって家に帰りました。
「落ち着いたら手術をしよう」と夫と話し合っていましたが、病院で膿を出してもらい、薬の服用を続けたことで、症状は落ち着いていきました。結局手術しないままで5年が経過しています。
後日調べてみると、粉瘤はごくまれにがん化するもあり、中高年男性のおしりの粉瘤ががん化するケースもあるのだそう。夫のできものも悪性化する可能性があったと知り、ゾッとしました。
また人によっては多数の粉瘤ができたり、陰嚢(いんのう)に生じたりすることもあるようです。炎症が軽度であれば、薬を服用するだけで症状が治まることも多いようなので、「もっと早く病院に行かせていれば」と後悔しました。
ニキビのような小さなできものから始まった、今回の夫の粉瘤騒動。「このくらい大したことないだろう」と高をくくっていたばかりに、症状を悪化させてしまい大変なことになりました。幸い悪性化する事態にまでは至りませんでしたが、もしがん化するなどの最悪のケースになっていたらと考えると、そのときの判断を悔やんでも悔やみきれなかったと思います。
今回の一件で、夫婦ともども体調管理の重要さを身に染みて実感。今後は粉瘤に限らず、何か体や体調に異変を感じたときは、ささいなことでもまずは病院に相談するようにしようと学びました。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/窪田徹矢先生(くぼたクリニック松戸五香院長)
獨協医科大学医学部卒業。千葉医療センター、成田赤十字病院で研修を積み、国保松戸市立病院泌尿器科に勤務。その後千葉西総合病院泌尿器科にて医長、部長を歴任。2017年、くぼたクリニック松戸五香を開業。日本泌尿器科学会専門医・指導医。
あなたの体験談も教えて! 抽選でギフト券進呈
あるとき、娘が私の手元を見ながら「ママの手って、こんなにゴツゴツしてたっけ? 男の人の手みたいだね」とつぶやきました。「え?」と思って自分の手を見ると、血管が浮き出て筋張っています...
続きを読む小鼻の端から口元の端を結ぶラインにできる、ほうれい線。年を重ねるごとに深くなっていくほうれい線ですが、目立つ人と目立たない人がいる……?と思ったことはありませんか。同じ年齢でもほう...
続きを読む20代のころからVIOを含めた全身脱毛に興味はありました。しかし、10代後半に脇の脱毛をしたエステサロンがトラウマに。高額なチケットや基礎化粧品を売りつけられた嫌な思い出が先行して...
続きを読む数年前から首に小さなしこりのようなものがありました。最初はボールペンの先がチョンとついてしまったような小さくて黒いホクロのようでした。だからあまり気にしていなかったのですが、どんど...
続きを読む更年期と言われる年齢になり、髪や肌など体のいろいろなところでパサパサ感を感じるようになりました。そんなパサパサ対策に大活躍したのが「オイル」! 高価なボディークリーム、...
続きを読むアラフィフで美肌を目指すようになった私。肌に良いといわれるものは何でも試してみるようになりました。中学生の娘の肌をうらやましく思ったのがきっかけです。私 …
40代半ばになり、最近肌のたるみやほうれい線が気になります。特に朝起きたとき、ほうれい線がくっきりついているのです。肌に若いころのようなふっくらしたハリ …
年齢を重ね、口元のたるみが気になり始めた友人。そんな悩みを解消するために、セルフマッサージなどネットで調べた方法をいろいろ試します。しかし、あまり変化が …
目次 1. 更年期の肌に足りないのは水分量?それとも… 2. 喪失した自信を取り戻したきっかけ 3. オイルを使ってうれしい効果 4. まとめ オイルを …
ここ数年「介護脱毛」 という言葉を目にするようになりました。どんなものなのだろう? と気にはなっていましたが、そのときはまだいいやと調べることを後回しに …
39歳のときのこと。梅雨の季節になぜか右足の薬指と小指の付け根の部分だけがかゆくなりました。靴を脱いで確認すると、この部分の皮膚がふやけたよう白くなり、 …
年齢は首や手によく出るといわれています。でも、手は見えるのでこまめにケアしますが、首は見えないし、鏡でもあまりじっくり見ないので忘れがちになっていました …
疲れからか、突然おでこと眉間に吹き出物が……。子どももいてエステに行くなどの時間もないので、自宅でも手軽にできるスキンケアを探してみました。そうして見つ …